転職会議とは
転職会議は企業の口コミと求人を掲載している転職サイトです。口コミは198,739社、求人掲載数は167,535件にのぼります。(2020年3月時点)
転職会議サイトを運営しているリブセンスは、IT・WEB業界を得意とした転職エージェントのサービスも行っています。
今回は転職会議とリブセンスの転職エージェントもあわせて紹介します。
会社の評判が分かる口コミサイト
会社の評判を書き込めて、読むこともできる口コミサイトが「転職会議」です。
転職エージェントとは別途に利用できるサイトで、こちらのみの利用では担当アドバイザーなどは付きません。
自分の勤務していた会社を登録して、その働きやすさや年収などを評価、ほかの利用者に教えてあげる一方で、自分も他人が勤めていた会社の情報を閲覧できるサイトです。
転職ドラフト
マッハバイト
転職ナビ
IT系に強い転職エージェント
リブセンスの転職エージェントは「IT系に強い」特徴を持っていて、IT系の働き方や転職ノウハウに長けています。
対応が早く、登録から面談までスムーズに行えます。サービスについては目立った特徴はありませんが、特に悪い印象もありませんでした。
主に取り扱いのある業種は以下の通りです。
通信
ソフトウェア
インターネット
ネット広告
メディア
転職エージェントのサービスや紹介求人の特徴を表にまとめてみました。
転職エージェント | |
サービスの特徴 | 転職エージェントとして求人紹介を受けられる 年齢制限なし すべてのサービスは無料で利用できる レジュメ添削、面接対策の実施、年収交渉のサポートあり 口コミサイトではない |
紹介求人の特徴 | 主にIT業界だが、職種はさまざま・未経験のエンジニア転職は少ない |
求人件数 | 15,000件(5,000社以上) ※トータルの求人数 |
取り扱う求人のエリア | 国内がメイン |
口コミサイト「転職会議」を使ってみた!
転職エージェントではなく、口コミサイトの「転職会議」にも登録してみました。会社の評判が分かる匿名の転職系、企業情報系投稿サイトです。
登録はちょっと面倒…
転職会議は、エージェントとは違って最初に記入を求められる項目が多いのが特徴です。
このあたりの項目は、転職会議も一応求人情報を提供しているため、必要なようです。(応募は外部の転職サイトに行って行うのが基本となります)
また、ほかの転職サービスへの登録も求められます。
お好みで登録可能ですが、この先さらに登録内容が増えるため、私は断念しました。
口コミを読むには投稿が必要
登録を済ませ、いざ口コミを読もうとしたら、なんと口コミを読むには自分も過去に勤めたことのある会社についての口コミを投稿しなければいけないとのこと。
細かく規約などを読めば書かれているのでしょうが、登録時に見逃してしまう人も多いのでは?
口コミの登録も、3つ以上の項目について書くなどルールがあって、少々面倒です。
もしも、口コミを登録せずに使いたい人は、有料のパス(980円/39日)があります。これを使えば、自分で口コミせずに他人の口コミだけを閲覧できます。
↓↓口コミサイト「転職会議」はこちらから。
転職会議の口コミ・評判
転職会議の口コミサイトは信頼できるのでしょうか。twitterから実際に使ってみた人たちの口コミを検証しました。
よい口コミ
内定いただいた〜\(^o^)/この会社とも年末でおさらばぞ\(^o^)/
ところで前に良いなと思ってた会社の評価と口コミを転職会議で調べたら前職と同じ匂いの漆黒企業だったからほんと命拾いした。ありがとう転職会議??— えすじぃ (@sg_tsubame888) October 24, 2017
実体験ですか…
参考になります。
以前は転職会議でググろうとするとサジェストで1番上に削除って項目が出てきてました。
それだけ、知られたくないことがある企業が多いんですね。
今はサジェストに出てきませんが…
3社勤務しましたが、転職会議が1番リアルで正しい評判が書かれてます。— DJバナナアッシュ@WEBマーケッター (@bananamixash) December 19, 2016
あと、就職・転職の際は転職会議などの口コミサイトを複数チェックしておこうね。どうしても主観で書いたものだから個人の価値観によるバラツキが大きくなるけど、荒れてる会社は口コミが総じて荒れてるので。
— こいわい☭みうら (@miura84) December 1, 2019
お、良さそうと思っても転職会議見て判断を覆す。
ワシは転職会議を信じる。— からびな (@ok22am) December 1, 2019
自社の転職会議の評判をみて嫌な気分になる。転職会議に載っていることはすべて本当です。おれも会社に毒されてきているかもしれん。
— おおたけペンドラゴン (@ohtake07) January 14, 2019
⑥転職会議は使える
勤めてるあるいは以前勤めてた会社の口コミを投稿・閲覧できるサイトがある
その名も「転職会議」
・残業が多い
・土日も拘束される
・ノルマがきついこんな口コミが複数ある会社は要注意だよ?
ホワイト企業なら、社員から文句は出ないはずだからね
— さとる@教師からの転職 (@SatoruTeacher) December 18, 2019
現職(前前職)に以前在籍してたときの転職会議の投稿を見てみたが、会社と若手社員の可能性をどのようにパワハラが潰しているかを、リアルに告発する書き方になってて、こりゃ面接に来た人も質問するし、会社も動くわと思った。転職会議に投稿なんて、そこまで追い詰められなきゃやらないのだ。
— Kohei Hisatsune (@k_hisatsune) January 2, 2020
転職会議のレビュー機能が中々優秀な気がする。
転職意思は全くないけど、定期的に自分の職務履歴書を更新して再レビューしてもらえるのはいいなぁと。市場調査もかねて、定期的に参加しようかね。
— ババチャン (@ddd_difficult) March 14, 2020
総じて評判は上々。ブラック企業かホワイト企業どちらか見分けるのにも役立ちそうです。
悪い口コミ
『転職会議』、クチコミはすごく参考になるけど、求人のソート機能とか自分の職務経歴情報の登録とかが超絶ダメ仕様ではやくも閲覧専用になりそう…(笑)
— 株税 英タロー (@zei_us) March 13, 2020
転職したいなぁと思う企業、転職会議見たら書いてあることと違うらしい。サビ残が多いブラックだった。
転職会議大切!(笑)
かといってお給料倍になるなら、どうしようもなくなったらサビ残でもなんでも働こうか(笑)— makimami (@MakimamiY) March 9, 2020
情報登録の機能に手間取ることがあるそうです。企業の口コミによっては、ホワイトなイメージで書かれてある可能性も。一部のコメントだけでなく他のコメントも参考にしながら転職するか決めましょう。
転職エージェントに登録してみた!
さっそく、転職エージェントに登録をして、転職の相談をしてみました。
私が希望するのは、技術的には未経験ながらもライターとして関わってきたウェブサイトの制作側のお仕事。転職会議はIT系に強いので、期待がもてます。
登録はわずか1分で完了
最初の登録は、簡単な入力のみで終了。転職したい時期や職種くらいでした。あとで電話がかかってくるので、そこで詳しい話をします。
確認の電話でアドバイザーとの面談予約
7営業日以内に最初の電話がかかってきます。この電話でアドバイザーとの面談予約をしますが、意外と長く(15分くらい)話をすることになりました。
簡単な経歴や得意なこと、希望勤務地や希望職種などを幅広く聞かれました。最後は履歴書と職務経歴書を面談までに提出することを約束して、電話を切りました。
■面談の準備 書類作成と提出
面談準備として、履歴書と職務経歴書の提出を求められます。提出すると、当日に紹介できる求人をアドバイザーが準備し、その日のうちに求人紹介まで行うことができます。
書類提出先を知らせるために事務局からメールが来ましたが、このメールが転職会議から来た最初のメールでした。(登録済確認メールなどはなし)
電話面談
担当のアドバイザーから電話が入り、職務経歴書をもとに面談がスタートします。
転職エージェントは、IT・web関連の求人が多く、なかでも中心となるのが経験者の求人です。私は言語も分からず、経験も乏しいため、なかなか難しいといわれましたが、そうでなければその場で求人の紹介もあるようです。
未経験の私に対しては、これからどのように活動をしていけばクリエイター・エンジニア系のお仕事に就けるか、丁寧にアドバイスをしてもらえました。どんな言語を今後学んだらよいか、やや専門的なお話もしてくれて、最後には未経験募集の求人があればメールしてくれる約束をして電話面談は終了しました。
転職活動~内定
転職エージェントでは、多くの非公開求人のなかからその人に合った求人を紹介しています。ほとんどの求人が非公開で、自分では検索できません。基本的には、その人に合う求人があったら、直接メールで連絡が来ます。
また、それ以外の求職者向けサービスとして、レジュメ添削、面接対策の実施、年収交渉までサポートしてくれます。
電話面談をしてみての感想
担当者はさばさばした感じの女性でした。はっきりとした物言いで、頼れるお姉さん的な雰囲気です。「転職エージェントを使う会社はお金をかけて採用しているから未経験者を積極的に採らない傾向」「もし未経験募集のクリエイティブ系を探すなら、転職サイトもみてはどうか」など、ぶっちゃけた話もしてくれました。
厳しいことははっきり伝えて、お茶を濁すような適当な求人紹介をしない姿勢に好感が持てました。
転職エージェントのメリット・デメリット
転職エージェントのメリットとデメリットを集めてみました。IT系に強いという確固たる特色を持っているため、良し悪しもわかりやすいサービスです。
メリット
■人材サービス関連会社の強み
転職エージェントには、人材サービスをいくつも手掛けてきた強みがあります。多くの会社とのつながりや転職者の声など、転職エージェントとしてのノウハウにいかせるものが多く、求人紹介やサポート面に期待できそうです。
■IT系企業との深いつながり
転職エージェントの最大の強みは、IT系企業と深いつながりをもち、IT系の転職に強い点です。社員もクリエイティブ系、付き合いのある会社はIT系と、浅からぬ関係・知識をいかし、IT系企業への転職活動をサポートしてくれるでしょう。
デメリット
■IT以外の企業は少なめ
転職エージェントのデメリットとしては、IT系以外の求人の薄さがあります。これは、IT系に特化したサービスのもつ必然的な面なので、仕方ありません。
ただし、IT系企業以外の業種に弱いだけで、職種については(IT企業での)バックオフィスや営業などもあり、意外とバリエーション豊富です。
■未経験者の専門職転職は厳しそう
IT系企業を目指し、なかでもクリエイティブな専門職を目指すのは、どちらかというと難しくなります。アドバイザーからは「無理です」とはいわれませんが、「違う職種で入社してから配属変更の希望を出してはどうか」など、回り道を提案されるかも知れません。
転職エージェントがおすすめの人
転職エージェントがおすすめな人は、とにかくIT系企業に入社したい・働きたい人です。特に以下のようなタイプの人は登録をおすすめします。
IT系企業で働きたい・エンジニアになりたい人
IT系企業に入社して、エンジニアやクリエーターなど、専門職になりたい人に転職エージェントはおすすめです。IT系の求人に特化しており、IT系企業にも詳しいエージェントが専門家の立場からサポートしてくれます。
エンジニアは経験者優遇
IT系といっても職種はさまざま。そんな中でエンジニアを目指す場合には、経験がものをいいます。未経験でも受け入れる企業はありますが、転職エージェントでは経験者優遇の求人が多めです。IT系専門の転職エージェントだからこそ、未経験よりも即戦力メインの求人が多いのかも知れません。
とにかくIT企業に潜り込みたい人
エンジニアをしたくても経験がない人は、経験がないなら経験のある職種で入社してキャリアチェンジする道もあります。実際に、相談すると「事務職で入ってから配置換えを希望するのも手ですよ」などとアドバイスされました。
若干乱暴な選択肢ですが、最先端のIT企業で働ければ職種は何でもよいという人にも向いています。
転職エージェントが合わない人
転職エージェントは、専門分野が決まっているので、合わない人は使っても意味がなさそうです。転職会議以外の優良な転職サービスを検討してみましょう。
IT以外の業種を希望する人
IT系以外の業種を希望している人は、リブセンスの転職エージェントをわざわざ選ぶ必要はありません。サポート充実の人材サービスを探すなら、一般的な業種・職種を幅広く扱う転職エージェントを選びましょう。
総合的なエージェントで、さらに転職支援実績ナンバーワンのリクルートエージェントはおすすめです。場合によってはIT系の求人まで紹介してもらえます。
エンジニア希望でも経験がない人
エンジニアやクリエーターなど、専門職を未経験から始めるなら、リブセンスの転職エージェントではなく「未経験優遇」の求人が多い転職エージェントがおすすめです。
DYM就職は、専門職であるエンジニアでも一から育ててくれる未経験求人もありました。こうした会社で腕を磨き、経験者としてはばたくという選択肢もあります。
DYM就職について知りたい方は、以下の記事も読んでみましょう。
DYM就職の評判は?特徴やメリット・デメリットを総まとめ
↓↓クリエイター・エンジニアってどんな仕事?という人はこちらもチェック!
クリエイティブな仕事に就きたい!必要な資格や転職サイトを紹介転職エージェントでIT系企業に転職
・エンジニアやクリエーターなどIT専門職に転職したい人
・IT系企業にとにかく入りたい人
・手取り足取り転職サポートしてほしい人
リブセンスの転職エージェントは、IT系企業に強い転職エージェントです。総合的に求人を扱う一般の転職エージェントと比べると、クセが強く、合う人と合わない人に分かれやすいですが、IT企業を目指す意志をもつ人には強くおすすめしたいと感じました。