レスポンスとは?レスポンスタイムって何?分野別の意味・関連語・英語も解説

レスポンスとは『反応』『返事』のこと

先輩

山田くん、CHEWY社からレスポンスが悪いって言われたんだけど、何依頼されてんの?
技術的な内容だったんで、技術部に確認中なんですけど、返事ないんですよ~。1週間経つんですけどね~。

新人

先輩

1週間?!依頼するときは期限決めなきゃダメでしょ。で、大人しく待ってたの?早く状況確認して!

レスポンスは、『反応』や『返事』の意味をもつカタカナ用語です。「レスポンスが悪い」「レスポンスが早い」といった感じで、日常会話でも使う人は多いですよね?

しかし、分野によっては『反応』や『返事』とは少し違うニュアンスに。ここでは、レスポンスの意味だけでなく、英語、関連語、正しい使い方についてもわかりやすく紹介します。

レスポンスの意味をチェック

レスポンスとは、『反応』『返事』『応答』の意味をもつカタカナ用語ですが、分野によって使い方や解釈が少しずつ異なります。

まずは、分野ごとの意味やどんな状況で使うのかを明確にしておきましょう。

レスポンスの意味その①:ビジネスシーン

一般的なビジネスシーンにおいては、主に『返事』『回答』の意味で使います。

顧客の質問に対する回答の早さをサービスのウリとしている企業も多いはずです。こういった企業では、ホームページに「24時間以内になんらかの返答をします」というように『レスポンスの早さ』をアピールしていることも。

レスポンスの意味その②:IT分野

IT分野においては、コンピューター上で何らかの操作を行った後のシステムの応答が『レスポンス』となります。

たとえば、Googleで検索窓にワードを入れて検索し、検索結果がでることもレスポンスに含まれます。

反対に、送信するデータや信号は『リクエスト』と呼んでいます。つまり、『リクエストをしてレスポンスがある』といった流れになるわけですね。

レスポンスタイムとは?

情報通信の分野において、指示を出してからの反応時間は早ければ早いほどストレスがないですよね。

この『反応にかかる時間』を『レスポンスタイム』と呼んでいます。IT業界において、レスポンスタイムは重要視される要素で、レスポンスタイムを『レスポンス』と略して使う場合もあります

たとえば、システム設計をしているときに「レスポンスどう?」と聞かれた場合、「反応までの時間はどう?」を意味している可能性もあります。

レスポンスの意味その③:ものづくり分野

ものづくり分野、特に『自動車』や『バイク』の業界では、操作時の反応のことを『レスポンス』と呼んでいます。

たとえば、アクセルを踏んだときにすぐ反応を示す場合は『レスポンスの良いアクセル』といいます。また、スムーズにハンドル操作が行える場合には、『レスポンスの良いハンドル操作』となります。

レスポンスの英語は『response』

カタカナ用語のレスポンスは英語の『response』がもとになっており、英単語としてはこんな意味で使われています。

■返答
■反応
■反響
■応答
■返答
■対応 など

熟語としては、こんな使い方があります。

■positive response(前向きな回答)
■word of response(返事のことば)
■Could you give me a response?(回答をいただけますか?) など

ただし、英語圏では、『返答する』『応答する』といった意味をもつ動詞の『respond』を使う場合も多いです。

■She is quick to respond.(彼女はレスポンスが早い)

また、『回答をください』の表現は『response』と『respond』でこんな使い方をします。

■Please respond.
■Please give me a response.

レスポンスの関連語

レスポンスには、『レスポンス〇〇』というような関連語が存在します。ここではよく使われるものを3つピックアップして紹介します。

レスポンスリング

レスポンスリングとは、車やバイクのアクセルを踏んだ際の能力をアップさせるために装着するリングをいいます。

このリングを装着すると、空気の導入経路を抑制し、そこを通過する空気の速度を上げることができます。

リング径はいろいろあり、能力をアップさせたい程度と、装着する車の性質によって選ぶ必要があります。

レスポンスコード

レスポンスコードは、『ステータスコード』や『HTTPステータスコード』とも呼ばれています

これは、ブラウザ*から「このページを送ってほしい」と相手のサーバーへ送ったリクエストに対して返答(レスポンス)される内容を3桁の数字で表したものをいいます(ブラウザ*:サイトを閲覧するためのソフト)。

あなたも、何らかの情報を得るためにアクセス(リクエスト)した際に『404 Not Found』といったメッセージが表示されたことがありませんか?

これがレスポンスコードです。

大まかには、100番台、200番台、300番台、400番台、500番台で分類されています。

100番台
処理継続中
【例】
100 Continue(継続)
102 Processing(処理中)
200番台
リクエスト内容を受理
【例】
200 OK(成功)
202 Accepted(受理完了)
300番台
正しくレスポンスするためには追加の処理が必要
【例】
302 Found(発見)
305 Use Proxy(プロキシ使用)
400番台
リクエストが正しくされていない
【例】
404 Not Found(未検出)
408 Request Timeout(タイムアウト)
500番台
サーバーの問題によるエラー
【例】
500 Internal Server Error(サーバーエラー)
503 Service Unavailable(サービス利用不可)

なお、ブラウザについては次の記事でわかりやすく解説しているのでぜひ読んでみてください。
ブラウザとは何?初心者向けに意味や種類などわかりやすく解説(図解付き)

レスポンスヘッダ

通常は、Webサイトにアクセスしても、表示されるのはページの内容だけです。しかし、データとしては、前項の『レスポンスコード』とともに、日付、時間、送信元などの情報も送られてきています。これらをレスポンスヘッダといいます。

[ビジネス版]レスポンスの使い方・例文

レスポンスの使い方にはある程度のパターンが存在します。ここではよく使われるパターンで例文をいくつか紹介しておきます。

レスポンスが早い・遅い

例文1

2週間も前に確認依頼してるんですけど!ちょっとレスポンスが遅いんじゃないですか?!
例文2

上田くんはいつもレスポンスが早いねぇ。とてもいいことだけど、急ぎすぎて間違いをしないようにな。

例文1も2も『返事』や『返答』の意味でレスポンスが使われています。

レスポンスがある・ない

例文3
商品レビューを投稿している人に質問しているが、レスポンスがないため、また別の人に質問してみることにした。
例文4
レスポンスがあったのはいいけど、知りたい内容が書かれてないなぁ。

例文3も4も『返事』や『返答』の意味でレスポンスが使われています。

レスポンスが良い・悪い

例文5
この車はハンドル操作のこの車はハンドル操作のレスポンスの良さを売りにしている。
例文6
本社のサーバー、最近レスポンスが悪くない?IT部に連絡しておいたほうがいいかもね。

例文5と6は、『反応』の意味で使われています。

レスポンスを早くするポイントは?

ビジネスシーンにおいて、レスポンスの早さは信頼にもつながります。今現在、レスポンスが遅いといわれている人は、いったいどうすれば早くすることができるのでしょうか。

自分が抱えるタスクを整理する

パッと見て「面倒そうだな」「よくわからないな」と思った仕事は、どうしても後回しにしたくなるものです。しかし、そういった仕事を後回しにすると、どんどん遅れます。中には納期指定があるものもあるでしょう。

そのため、まずはいつまでに何をやり終えなければならないかをチェックし、自分のタスクを整理します。内容次第では、その場ですぐに回答できるものもあるでしょう。

やるべきことがあいまいになっていると関係者へのレスポンスも遅くなるので、TO DOリストを作り、優先順位を決め、スピーディに仕事を進めましょう。

なお、タスク管理の方法やアプリについては次の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
タスクの意味とは?Todoとの違いやタスクマネージャー・無料タスク管理アプリまで徹底解説!

メールがきたらすぐ返信する癖をつける

メールでの依頼の場合、内容をチェックする段階で、『返信に時間がかからない案件』『なんらかの調査が必要で返信に時間がかかる案件』に分類します。

返信できるものはすぐに返信してしまいましょう。

そして、返信に時間がかかりそうな案件については、とりあえずこんな感じで簡単に返信しておきます。

承知いたしました。
確認後、〇〇日までに一報入れさせていただきます。

相手から期日を指定されている場合は、その日程までに回答する旨を返信しておきましょう。一言返事をしておくことで、依頼者は「すぐにレスポンスをもらえた」と認識できます。

内容をチェックしながら読む

確実に業務をこなしていくには印刷したくなるものです。しかし、それでは工数がかかるため、業務効率は悪くなります。

ややこしそうな内容を、印刷せずに確実に進めるのには、書かれている内容を要約したり、何をしなければならないかをメモしたりしながら読むと見落としは防げます。

ただし、内容によっては頭の中で情報を処理してからまとめたほうがいい場合もあるので、そこは臨機応変に対応してください。

そのほかには、返信画面を出して、直接記載しながら読んでいくのもひとつの方法です。

効率の良い業務遂行でレスポンスを早くしよう

仕事をするうえで、レスポンスは遅いよりも早いほうが望ましいものです。「仕事の手が遅いから仕方ない…」と思っている人も、工夫次第で早くすることはできます

レベル1を急に10にしようと思わなくてもいいので、少しずつレスポンスを早くする努力をしてみましょう。