筆者
JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)は管理職・ミドル~ハイクラス向け、または海外への転職サポートを得意とする転職エージェント。今回は海外在住の筆者が登録してエージェント利用してみました。利用の流れや、詳しい登録方法、エージェントとのやりとりなどリアルに体験した情報をお届けいたします。
先輩
JACのサイトはコチラ
「ミドル・ハイクラスの転職なら実績30年のJACにお任せください。」JACの特色と実績が、この一言からわかりますね。JACが自分に向いているかどうかわからないという方は上記の記事で詳しく解説しているので、そちらをチェック!
利用の流れ
詳しい登録方法を見ていく前に、登録からの利用の流れを確認しておきましょう。
非公開求人の紹介もあり。
登録はサイトからだけではなく、登録情報を郵送することでも可能です。
新人
先輩
登録方法
ここではサイトからの登録方法を紹介していきます。
パスワード設定
登録ボタンをクリックすると、パスワードの設定をまず求められます。①アルファベットの大文字、②小文字、③数字、④記号、と全てを使う必要あり。
個人情報の入力
パスワードを設定した後は個人情報の入力。氏名、生年月日などの基本的な情報、学歴や経歴など求人紹介に必要な情報の入力を求められます。
新人
仮登録して次へ
利用規約等の同意にチェックして【仮登録して次へ】。
登録完了
仮登録完了メールから本登録をして、JAC Recruitment登録完了です。
先輩
求人検索
JACはコンサルタントからの紹介の他、自分で求人検索して企業を探すこともできます。コンサルタントからの連絡を待っている間に少し探ってみました。経験業種をクリックしたら【次へ】。
年収選択
経験業種・職種と選んでいき、現在の年収選択画面。上は2000万円以上、最低でも500万円以上!さすが、管理職・ミドル~ハイクラス向けの転職に特化したJACといえます。
サポート事例
転職サポート事例が表示されました。40~50代の転職により年収アップしたもののようです。40~50代のものが多いですが、業種・職種によっては、30代の成功事例もしっかり載っています。
求人へ
ページ下には具体的な求人が載っていました。【詳細へ】をクリックすると企業名の他、詳しい情報を見ることができます。登録しなくても見られるのはここまで。各企業の詳しい求人情報を確認するには会員登録が必要です。
求人情報
求人番号 | ○○○ |
採用企業名 | ○○株式会社 |
職種 | 不動産投資・開発ディベロッパー |
雇用形態 | 無期雇用 |
勤務地 | 東京
日本 |
仕事内容 | 住宅/商業施設用地の開発
一般建築/建売住宅の営業 休日:週休二日制 |
求める経験・能力 | ・不動産業界もしくは建築業界の経験者
・営業としての高い能力、実績 職種未経験者:不可 |
年収 | 500万円 – 1000万円 |
語学力 | 英語力: 不問 |
求人情報はこのように表示されます。すぐ下の【エントリー】ボタンを押すと応募することができますが、簡単には取り消しできないので注意。
応募を取り消すには?
応募を取り消したい。
一度応募された求人は、MyPageからは取り消すことができません。
担当コンサルタントへ直接ご連絡ください。
よくあるご質問より
新人
求人管理画面もあるので、自分が応募した企業はそこから確認することができま
す。
用意しておくもの
JACは完全無料で登録・サービス利用できますが、用意しておくべきものが2つあります。履歴書と職務経歴書。会員登録をする際に同時に添付すると時間短縮になります。後日、メールで送信してもOK。*場合によっては、英文のものを要求されることもあるようです。
職務経歴書とは
新人
先輩
職務経歴書
日付
名前
【経歴要約】
例:不動産会社で賃貸・管理部門を担当。
【勤務先企業】
○○株式会社(勤務期間:○年○月○日~)
資本金○円 従業員数○名 例:不動産売買・賃貸・管理・コンサルタント
【職務内容】
例:賃貸仲介・管理。
【実績】
例:スタートアップから賃貸・管理部門担当として携わってきました。主な業務だけではなく~。
【アピールポイント】
例:海外での業務ということで~、英語とタイ語を習得しています。
筆者はこのように職務経歴書を作成しました。よかったら参考にしてみてください。応募する企業によって実績やアピールポイントを変えるといった工夫をするといいかもしれません。
JACサイトのレジュメの書き方マニュアルでは、業界ごとの職務経歴書の書き方がまとめられています。
新人
コンサルタントとのやりとり-海外求人の場合
会員登録から数日後、JACからこのようなメールが…
ご登録いただきました内容をもとに検討いたしました結果、
現時点でご紹介できる求人はございませんでした。
筆者
しかし、さらに数日後…
海外勤務もご希望とのことでしたので、ぜひ海外子会社のJAC Recruitment Asiaからも
ご転職のお手伝いをさせていただきたくご案内差し上げました。
このようなメールがJAC Recruitment海外事業本部から来ていました。後ほど聞いたところ、海外事業本部は日本にありながらも、海外拠点の企業を紹介する窓口になっているそうです。
筆者
筆者の経歴や希望などから、国内企業の管理職よりも海外勤務が合っていると判断されたようです。海外勤務も可能とした場合、ジャパンで求人提供を断られても、海外の窓口から連絡が来ることもあります。連絡が来るまで少し間隔があくので、メールチェックは欠かさないようにしましょう。
海外事業部のコンサルタントの方とのスカイプ面談をまとめました。
面談の流れ
今回の面談に限らず、転職の面談はだいたいこのような流れで行われます。事前に考えをまとめておくとスムーズに面談が進んでいくのでおすすめ。また、譲れない条件や、条件の優先順位などをはっきりさせておくといいでしょう。
スカイプ面談
日程を調整してスカイプでコンサルタントと面談を行いました。面談はスカイプ以外にも対面や電話を選択することができます。
コンサルタント
コンサルタントの方の印象はとってもフレンドリー。飾らない感じなのでリラックスして行うことができました。
お顔拝見
コンサルタント
筆者
(筆者がイケメンボイスだから顔を見たくなったのかな)
初めの挨拶を済ませた後、コンサルタントの方が映像に切り替えることを要求。顔を見ることで見た目の印象を知るため、年齢詐称していないか確認するため、コンサルタントの方が顔をまず見せ合うことを信条にしているため…なのか理由は聞きそびれました。
筆者は休日で私服でしたが、おしゃれなカフェだったので一応見られてもいい恰好。寝癖や無精ひげがなくてよかったです。ビデオ通話になる可能性もあることも頭の片隅に置いておきましょう。ちなみに顔見せの後は電話インタビューに戻りました。
先輩
コンサルタントの方は過去にタイ支部にいたとのこと。そしてその支部の場所が筆者がコーヒーを飲んでいた商業ビルだったようです。そんな偶然もありつつ和やかに面談は進んでいきました。
経歴
コンサルタント
事前に履歴書と職務経歴書を送っていますが、この質問は相違ないか確認するためのものでした。それらに基づいて詳しい仕事内容やポジションなどを聞かれました。
転職エージェントによっては事前に提出した情報を見ていないこともあるので、この点は評価ポイントです。
転職理由
コンサルタント
筆者
転職理由は求人紹介に必要な情報なのでしっかりと伝えましょう。筆者はタイに来るタイミングでも転職しているのでその理由も聞かれました。
希望条件
筆者
福利厚生や年収、ワークスタイルなど、転職先に求める希望条件についても聞かれます。全て叶った条件の求人を紹介されるとは限りませんが、伝えておきましょう。
求人紹介
コンサルタント
事前に回答していたアンケートで、JACが対応しているほとんどのアジアの国を選択していました。
タイを選択していないのは、せっかくだから別の国にしてみようかなという安易な考えから。そのことに関しても、しっかりとヒアリングされました。
コンサルタント
筆者
コンサルタント
こんな感じで、いろいろな視点からその人にマッチする国をヒアリングしてくれます。
コンサルタント
このように知りたい・知っておくべき情報も教えてくれました。
コンサルタント
不動産業以外も希望すると、現在の業務(賃貸管理)に近い工業団地の運営から、各種営業、製造業からVISAサポート、SNSの検閲など多岐にわたる求人を紹介してくれました。日系企業だけではなく、現地や外資の企業も。
コンサルタント
観光業や中華圏への転職について聞いてみましたが、これら質問したことにも明確に回答してくれました。
転職活動状況
他に利用している転職サービスや、その進捗状況なども聞かれました。
筆者
○○でインタビュー
コンサルタント
筆者
日系企業が多いとはいえ、外国で働くとしたらやはり英語は必須。
コンサルタント
筆者
コンサルタント
まったく想定していなかったので、うまく受け答えできませんでした。まあ、準備しないとできない時点で英語力のなさが露呈しているわけですが…
コンサルタント
筆者
面談では英語インタビューが行われることを頭に入れておきましょう。英語力にそれほど自信がない人も、想定して準備しておけば乗り切れるはず。
TOEICを受けたことのある方は履歴書に点数を記しましょう。目安としてTOEIC700点以上だと評価されるようです。英語力に自信がなかったとしても、勉強中であれば伝えるといいかも。英語力が身に付いた後に再度、面談してもらうこともできるようです。また、英語レベルが初級でもOKの求人もあります。
筆者
その他
各国のJAC支社から連絡があることを告げられ、ひとまず終了。偶然にもタイ人の知り合いがJACタイ支社の採用選考を受けるので、タイ支社について社内の雰囲気やその他を雑談として聞きました。
コンサルタント
関係のない話だったにも関わらず、快くいろいろとお話してくださいました。全体の所要時間は1時間を少し過ぎたぐらい。最後の雑談がなければ50分ほどでしょうか。面談をされる方は最低でも1時間は確保しておきましょう。
その後
コンサルタント
コンサルタント
コンサルタント
コンサルタント
コンサルタント
筆者
面談から2日後には、各国支社からEメールで連絡がありました。今回の面談をふまえた上での求人案内や再度の面談調整などの内容であり、情報共有をしっかりしているとわかるものでした。この後は各国コンサルタントと連絡を取り、求人に応募していく流れとなります。
管理職・ミドル~ハイクラス求人の場合
筆者は現状や希望などから、海外求人ルートになりましたが、管理職・ミドル~ハイクラス等、国内の求人紹介を受ける場合はどのように進行していくのでしょうか。
先輩
流れは同じ
求人検索やコンサルタントからの紹介で、企業とマッチング・応募・選考・入社という流れは国内の求人も変わりありません。
体験者の声
JACのサイトにJACジャパンのサービスを利用した体験者の声が載っていたのでいくつか紹介したいと思います。
管理部門(経理) 40代男性
管理部門(人事) 40代女性
ヘルスケア業界 40代男性
このように手厚いフォローは海外・国内関係なくJACの特徴のようです。その他、口コミや実績などは以下の記事にまとめています。
JAC リクルートメントの評判は?特徴やメリット・デメリットを紹介!
企業から見たJAC
JAC Recruitmentに限らず、転職活動を仲介してくれるサービスは無料のところがほとんど。しかし、だからといって無償で転職をサポートしてくれているとは考えないですよね。もちろん費用はもらっています。転職者ではなく、採用した企業から。
企業が払うコスト
企業がエージェントに払うのは転職者の年収の3割ほどに当たる金額。年収450万円の人を採用した場合は135万円前後、年収1000万円だと300万円前後という計算になります。少なくない金額ですが、エージェントを通さずに独自で応募をかけた場合でも費用はそれなりに発生するので、効率的に採用を行えるエージェントは企業にとってもメリットが大きいといえます。
エージェントにとっては転職先の年収が高いほど利益につながります。コンサルタント個人の成績・評価にもなるので、同条件で年収の違いだけであれば、年収の高い方をすすめるでしょう。これはエージェントにとっても、転職者にとってもwin-winですね。
あまりよろしくないコンサルタントの場合は希望関係なく、年収の高い企業や、すぐ決まりそうな企業をすすめるかもしれませんが…体験した限りではJACでそのようなことはないはず。
JACは企業にとってどうなの?
JACは管理職・ミドル~ハイクラスの高所得の転職サポートに特化しているので、高い費用を出す企業側も安心して任せやすいのではないでしょうか。また、応募が集まりにくい現地採用も、各国支社が総出で募集してくれるので、大変ありがたい存在といえます。
JACに相談してみよう
今回は海外に拠点のある企業への転職サポート体験でしたが、JACは海外への転職だけではなく、管理職・ミドル~ハイクラスへの転職サポートも得意としているので、キャリアアップをしたい方もぜひ利用してみてください。
JAC Recruitmentについての詳しい情報や他の方の口コミ、メリット・デメリットなどはコチラの記事にまとめてあります。
JAC リクルートメントの評判は?特徴やメリット・デメリットを紹介!
JACの利用は完全無料。まずは登録してコンサルタントに相談してみましょう。