フィックスの意味とは?IT・建築業界での使い方や英語での意味・例文・類語・関連語・まで徹底解説

フィックスとは、物事を決めること!

会社内で「フィックスした!」「まだフィックスしないの?」という言葉をよく耳にしませんか?このフィックスという言葉には、『物事を決めること』という意味合いがありますが、会話の中ではどのように使うのかわからないという人もいるでしょう。

そこで、『フィックス』という言葉にはどんな意味があるのか、どんな使い方をするのかをはじめ、類義語についてもわかりやすく解説します。

フィックスの意味を詳しく解説

フィックスを辞書で調べてみると、英語では『fix』と表記し、以下のような意味がズラッと書かれています。

■固定すること。定着させること。
■取り付けること。
■日時や場所を決定すること。
■最終決定。
■価格を決めること。
■修理する。
■回復させる。

このように、簡単な英単語でありながら多くの意味を持つフィックス(fix)ですが、日本のビジネスの世界においては『最終決定』『固定する』『これで決定!』というような意味で使われるのが一般的となっています。

英文の中では、『want someone to fix~(~を修理してほしい)』『fix the chair(椅子を直す)』という表現をすることも多いので、英語が堪能な人が日本企業で「フィックスする」という言葉を聞くとちょっと違った意味合いにとってしまうこともあるかもしれませんね。

ビジネスでのフィックスの使い方例文

一般的な企業の中で仕事をしている中で、「フィックスする」「フィックスさせる」という言い方で耳にすることが多いと思いますが、実際にはこのような使い方をしています。

【例文1】
〇〇社訪問の件ですが、明後日の午後2時でフィックスしました。
⇒「2時に決定しました」という意味になります。

【例文2】
〇〇社への見積りは、単価100円でフィックスしました。
⇒「最終的に100円で決定しました」という意味になります。

【例文3】
今回の広告案はパターン1でフィックスさせてください。
⇒「パターン1で最終決定とさせてください」という意味になります。

フィックスの意味・例文|IT用語編

ビジネス上では『決定』というニュアンスで使われる『フィックス』は、IT業界でも同じように使われることもありますが、また違った意味合いとして使われることも多いので、ここでも例文をいくつかご紹介しておきます。

【例文1】
このソフトウェアの仕様書はこれでフィックスということでよろしいでしょうか?
⇒「~これで最終決定ということでいいですか?」という意味になります。

【例文2】
このソフトウェアの不具合は2~3日のうちにフィックスさせておくように!
⇒「~2~3日のうちに修正しておくように!」という意味になります。

英文として『フィックス(fix)』という言葉を調べると、『修理する』『直す』という意味合いで使われる文章がメインで出てくるように、ビジネスの世界での『決定』という意味合いは、こちらから派生したものだとされています。

その他、バグが見つかった時に、それを修正するという意味で「バグフィックス」という使い方もします。

フィックスの意味・例文|建築用語編

建築業界で使われる場合の『フィックス』はもともとの意味である『固定する』をそのまま当て込んで使われることが多く、一番一般的に使われている言葉としては『フィックス窓』というものがあります。

この窓は、開閉できない固定されたはめ殺しタイプで、玄関ドアの一部やホールなどに採光用として設置されることが多い窓です。

【例文】
ここのフロアはフィックス窓にしてください。

フィックスの関連語

フィックスという言葉の意味や一般的な使い方はだいたいわかってきたかと思いますので、ここでは関連語について少しご紹介しておきます

フィックスショット

カメラを固定して撮影すること。

フィックス航空券

海外行き航空券の種類の一つで、出発前に利用する全便の予約を確定しておき、出発してしまったら帰国日の変更ができないタイプの航空券を『フィックス航空券』といいます。予約する時には「FIXチケット」や、ただ単に「フィックスで」という言い方もします。

このチケットに関連するものとしては、『オープン』と『フィックスオープン』という口腔兼が存在しており、それぞれの意味は以下のようになっています。

【オープン】
出発前に帰国日を確定する必要がない航空券で、滞在日が伸びる可能性がある海外出張の時にはこちらのオープンがおすすめです。有効期限があり、10日オープンや、長いものであれば1年オープンというものもあります。

【フィックスオープン】
出発前に帰国する際の便を予約する必要がありますが、帰国日の変更ができる航空券です。ただし、手数料が必要で、変更回数の上限などは航空会社によって異なります。

フィックスの類語

フィックス(fix)には、似たような言葉で『ディサイド(deside)』『スペシフィック(specific)』というものがあります。ここではそれらの違いについて簡単にまとめてみました。

「決定」の意味を持つディサイド(deside)との違い

フィックス(fix)はビジネスの世界では主に『最終決定』『固定する』『これで決定!』という意味で使われているということはこれまでの項目でお話してきましたよね。

ここで類語としてご紹介した『ディサイド(deside)』という言葉には、『決着をつける』『決心する』『判決を下す』といったように、ある物事についてきっぱりと決めるといった意味合いがあります。二つの言葉の違いを簡単にまとめると次のようになります。

■フィックス⇒物事をその場所に配置することを決定する。
■ディサイド⇒物事の白黒をはっきりさせる。即決する。

ニュアンスはだいたいおわかりいただけましたか?

「特定」の意味を持つスペシフィック(specific)との違い

スペシフィック(specific)を辞書で調べると『特定の』『明確な』『具体的な』という意味があるということがわかります。

『one specific midnight(夜中)』など、ある特定の時間帯や場所を指したり、『specific content(具体的な内容)』など、その物事に対しての明確さを求める場合に使われることが多いようです。

一方、フィックスは、ある物事をその場所に固定させるといった意味合いで使われるので、そこに存在しているものを指すか、存在していなかった場所に固定させるかの違いがあると考えれば簡単かもしれません。

言葉が似ている「フレックス」との違い

今はフレックスタイムの会社も増えてきましたが、フィックスと似ているこの『フレックス』って本来はどんな意味かご存知ですか?

フレックスタイムは出勤・退勤の時間を規定時間内で自由にできることをいいますが、フレックスという言葉には『曲がる』『畳むこと』など、物事を柔軟に行うという意味合いを持っています。

フィックスが『固定する』という意味を指しますので、フレックスとフィックスは対義語とはいいきれませんが、相対する意味をもつ言葉だと考えていいのではないでしょうか。

フィックスできる人になろう!

「この仕様書、今回出したものでフィックスしました」
「この見積もりでフィックスしました」
「先方との打ち合わせ日時フィックスしました」

このように、ビジネスの世界では『フィックスする』すなわち『決める!』という決断や判断力はとても大事なことです。先輩に頼ることなくフィックスできるよう、あなたも是非がんばってみてください。

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