ソースとは「情報源」のこと!
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ビジネスでソースという場合は「情報源」という意味になります。この記事では「ソース」についていろいろ紹介してきますよ!状況に応じた「ソース」の意味を選べるように、ぜひ読んでみてください。
ソースの意味をチェック
先ずは「ソース」の意味を分野別にみてみましょう。日本語だと同じ「ソース」ですが、英語で表記すると違ってきますよ。
情報源は「source」、調味料は「sauce」
同じ「ソース」というカタカナ語でも、もとになっている英語のスペルが違うと、意味も変わってきます。
「source」の語源はラテン語の「surgere」。「立ち上がる、源を発する」という意味をもち、根本には「発生する起点」という意味があります。
「sauce」の語源はラテン語の「salsus」です。「sal」は「塩」を意味していて、「salsus」は「塩で味を加える」という意味になります。
ネットでソースが使われるようになった経緯
ネットの掲示板になにか情報を書き込むと、しばしば「ソースは?」と情報の根拠を示すように求められますよね。
ネットで「ソース」が頻繁に使われるようになった経緯には、情報源を明記しないあやふやな情報がまことしやかに出回り、デマが拡散するケースが多かったからといわれています。
先輩
IT・ネット業界におけるソースの使い方・例文
「ソース」の意味はつかめましたか?この見出しではIT・ネット業界における「ソース」の使い方を例文でみてみましょう。
例文①
B:「ソースは芸能人のブログ」
A:「ブログかよ。じゃあその情報の信ぴょう性はないね。まじめに読んで損したわ」
例文②
B:「オープンソースは世界中のユーザーがソースコードの脆弱性やバグ修正をしてくれるから、無料だけど使い勝手がいいソフトウェアが多いね」
A:「ソフトウェア開発にオープンソースは欠かせないよ」
※オープンソース:ソースコードの改変・再配布を自由におこなうことができる無償ソフトウェア
ビジネスでソースを提示するシーン
ビジネスでも「ソース」の提示は大切。あいまいな情報で仕事を進め、のちのちその情報が間違っていることが判明した場合、やり直しが発生したり、周りに迷惑がかかったりしてしまいますよ。
商談・取引・営業におけるソース
商談・取引・営業で、お客様に自社製品についての「ソース」を提示することはメリットにもなります。
あなたなら商品の売り込みをかけられたときに、「この商品すごいんですよ~絶対買い!後悔させませんって!」などと延々いってる販売員と、客観的に検証可能な性能の根拠をみせて「うちの製品はほかの製品より、この点が優れているんですよ」と説明してくる販売員、どちらから買いたくなりますか?
どうしてこの商品がいいのか?この性能があるとどう便利なのか?そんな根拠となる情報(=ソース)を提示することが大事になります。
会議の発言・プレゼンにおけるソース
会議やプレゼンは人を説得する場ですよね。そんなところで「たぶん○○」や「確か~~」なんて発言をしたら途端に説得力がなくなってしまいます。
どのデータを参考にしているのか、過去の事例がどうだったのかなど、発言の根拠になる「ソース」を提示することで、説明に説得力が増しますよ。
ソースの類語・関連語
「ソース」の使い方はつかめましたか?次は「ソース」の類語や関連語をみてみましょう。
ソース顔
「ソース顔」とは一目見ると忘れられない、外国人のような個性的な顔のことをいいます。次のような特徴をもち、かつ、それらがバランスよく調和しているのが「ソース顔」。
②高く筋の通った鼻
③濃い眉毛
④二重
⑤大きな黒目
⑥大きな口
⑦年を取ると渋いちょい悪おやじ系になる
⑧ひげが似合う
ソースプログラム
コンピュータがなにか作業するとき、人間が命令してコンピュータを動かしますよね。その命令を人間が、人間が理解できる言葉で書いたものが「ソースプログラム」です。
でも、コンピュータは人間が書いたソースプログラムをそのまま理解することはできません。そのため、コンピュータは「ソースプログラム」をコンピュータの理解できる言葉「機械語」に翻訳して、人間が命じた作業を実行します。
アウトソーシング
「アウトソーシング」は「外部委託」のこと。企業が本業の業務を効率的に進めるために、社内で作業するよりも外部に委託するほうが効率的と判断した枝葉的業務や、専門性の高い業務を「アウトソーシング」で補います。
「アウトソーシング」について詳しくは、下記のリンクで紹介しています。ぜひ読んでみてください。
アウトソーシングの本当の意味は?外注・BPOとの違いや活用目的まで徹底解説
ソースを活用して説得力をアップさせよう!
「ソース(情報源)」は説明に説得力を持たせるために重要です。ビジネスでもネット書き込みでも、「ソース」のない情報は嫌われてしまいますよ。
また、自身がなんらかの情報収集をおこなうときにも「ソース」の確認は大切。不確かな情報に惑わされないように「ソース」をしっかり確認することをおすすめします。