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レッドオーシャンの意味とは?業界で成功するための戦略とは?語源・反対語・使い方も解説

レッドオーシャンとは『競争が激しい市場』のこと

新人

レッドオーシャンに新規参入するんですよねぇ?この市場はB社がかなり勢力のばしてますけど、ほんとに勝ち残れると思います?
なんか、差別化を図れる製品特性になってるらしいわよ。私もまだ詳しくは知らないけど。

先輩

新人

営業としては、かなり売り込みが大変になるんじゃないですか?早く情報が欲しいですね。

レッドオーシャンとは、『競争が激しい市場』を意味するカタカナ用語で、主に経済用語やマーケティング用語として使われています。

レッドオーシャンという言葉はほとんど使う機会がないと思う人がいるかもしれません。しかし、ビジネスシーンでは反対語とともによく登場するんです。

ここでは、言葉の意味だけでなく、レッドオーシャンの市場や戦略についてもわかりやすくまとめました。社会人として働いていく中で役立つ知識となるので、しっかり学んでいってください。

レッドオーシャンの意味をチェック

レッドオーシャンをそのまま日本語にすると『赤い海』ですよね。しかし、ビジネスの場では赤い海を指すわけではありません。それでは、いったいどんな意味をもって使われているのでしょうか。

ビジネス用語としてのレッドオーシャン

レッドオーシャンとは、『激しい価格競争が行われている既存市場』を指すカタカナ用語です。その激しさから、血みどろの戦いが繰り広げられている場面がイメージできるため、血に染まったような『赤い海』がレッドオーシャンの語源となったとされています。

レッドオーシャンの英語は『red ocean』

レッドオーシャンは、英語で『赤』を表す『red』と、『海洋』を表す『ocean』を組み合わせ、『red ocean』と表記します。

英語圏でも、日本語のレッドオーシャンと同じように、『競合の多い市場』や『競争が激しい市場』の意味で使われています

レッドオーシャンの反対語は?

レッドオーシャンの反対語は『ブルーオーシャン』で、競争相手のいない未開拓市場を指します。

競合相手がいなければ、市場を独占できるというイメージがわくかもしれません。しかし、その市場では利益があがらないため、『ブルー』になっている可能性があります。そのため、市場参入の際の事前調査は綿密に行わなければなりません。

なお、ブルーオーシャンについては、次の記事で詳しく解説しています。レッドオーシャンとセットで理解を深めるためにも、ぜひ読んでみてください。
ブルーオーシャンの意味とは?ブルーオーシャン戦略って何?会社の事例もご紹介

レッドオーシャン戦略とは?

確実に利益をあげていきたいなら「レッドオーシャンではなくブルーオーシャンに行け」という人もいます。しかし、前述したように、需要がないことによる『ブルー』であれば、ブルーオーシャンに進出したことが、逆に失敗を招く結果となります。

一方、レッドオーシャンは競合他社が多く存在します。なぜそんなに多くの企業が参入してくるのか?

それは、多くの企業が参入したくなるほど需要も多いからです。そのため、あえてレッドオーシャン市場に参入し、その中で勝ち残る方法を考えたほうが利益が伸ばせる場合があります。この戦略を『レッドオーシャン戦略』といいます。

そして、レッドオーシャンで他社よりも売上を伸ばすためには、他社との差別化を図るのが一般的です。その中でももっとも効果を発揮する戦略は、『ターゲット層を絞る』という方法です。

次に、個人店、チェーン店と多数の店舗がひしめく『美容院』について例をあげながら、レッドオーシャン戦略について考えていきます。

美容院の差別化その①:子育て層をターゲットにする

小さな子供をかかえている主婦は、なかなか美容院に行けません。そんな主婦たちのために、美容院にキッズコーナーを設置し、子連れの人が気軽に利用できる環境を整えるという戦略をとりました。

さらに、子どものカットが得意なスタッフを入れれば、お母さんと子供の同時カットが可能となります。これらの手法で他店との差別化を図ります。

また、美容院は、一度行って気に入ればなかなかお店を変えたくならないもの。お母さんに連れられてきた子供も、将来的にそのまま固定客となれば、売上が落ちる心配はないと考えられます。

美容院の差別化その②:遅い時間帯の顧客をターゲットにする

「せっかくの土日はゆっくりしたい」「土日は遊ぶ予定を入れたい」と思う人でも美容院には行きたいものです。でも、仕事が忙しい人は、平日に美容院に行く時間がなかなかとれません。

一般的には、休みの日でも行きやすいよう、自宅からそれほど離れていない店舗を選ぶ傾向にあります。その反面、通勤時間に1~2時間かけている人は少なくありません。

そんな状況の中、19時や20時までの美容院では、18時に会社を出てもギリギリですよね。しかし、21~22時まで営業すれば、仕事後でも間に合う可能性が高くなります。

もちろん、遅い時間に働けるスタッフを確保するハードルはありますが、他店との差別化を図るうえではひとつの選択肢になります。

[ビジネス版]レッドオーシャンの使い方・例文

経営戦略の話をするうえでは、かなりの確率でレッドオーシャンという言葉が登場します。言葉の意味をきちんと理解したうえで、使い方も同時にチェックしておきましょう。

例文1
新規事業の立ち上げなので、競争相手は多いけど、まずはレッドオーシャンで戦ってみよう。
例文2

レッドオーシャンではA社とB社の勢力が強すぎます。市場調査は十分にできているので、ブルーオーシャンに進出しませんか?
例文3
当社の開発力と技術力なら、レッドオーシャンでも十分に戦っていけるだろう。

[番外編]恋愛におけるレッドオーシャン

恋愛の世界でも、レッドオーシャンは存在します。たとえば、『高学歴』『高収入』、さらに性格も良い、優しい男性を好む女性は多いはず。そうなると必然的に競争率は高くなります。この状況が恋愛におけるレッドオーシャンです。

この海に飛び込むと、相手の男性の好みに100%合致する女性か、ほかの女性より秀でた魅力をもった女性でなければ競争には勝てないでしょう

これは、男女が逆になっても同じことがいえます。手堅く相手を見つけたい人は、恋愛の世界でも競争相手が少ないブルーオーシャンを狙ったほうが成功率があがるかもしれませんね。

どのような差別化を図るか見極め、レッドオーシャンで生き残ろう

市場規模の大きなレッドオーシャンで勝ち残るには、確実に差別化を図る必要があります。どんなことをすればいいのか、参入前にしっかりと調査しましょう。

また、事業を成功させるには、レッドオーシャンがいいのか、ブルーオーシャンがいいのか、その内容で異なります。どちらが自社に適しているのかも見極めて進めるようにしてください