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アンバサダーとはどんな意味?アンバサダー契約って?語源・類語・使い方も解説

アンバサダーとは『大使』のこと

新人

今季もA社に勝ててませんよねぇ。なんか差別化図らないと難しいですかねぇ。
ん~。あそこ、アンバサダーがいるから宣伝効果抜群なのよね。

先輩

新人

うちみたいな会社でもアンバサダーの募集ってできるもんなんですか?…っていうか、アンバサダーって何してるんですか?

CMやニュースでもよく見聞きする『アンバサダー』という言葉。ホテルの名前に使われたり、人に対して使われたりするので、「何を指す言葉なの?」と疑問に思っている人も多いでしょう。

そこで今回は、言葉の意味を明確にするだけでなく、語源や英語表現、会話での使い方についてもわかりやすくまとめました。『アンバサダー』に対し、「こんな意味なんだ!」と迷わず解釈できるよう、この機会にしっかり覚えていってくださいね。

アンバサダーの語源

アンバサダーの語源は英語の『ambassador』。『大使』『使節』といった意味をもつ単語です。そして、ambassadorを使った熟語には、こんなものがあります。

■ambassador to Japan(駐日大使)
■ambassador of friendship(親善大使)
■ambassador to the UN(国連大使)
■ambassador to the United States fo America(駐米大使)
■ambassador to Washington(ワシントン駐米大使) など

アンバサダーの日本語の意味は?

日本語として使われるアンバサダーも、広い意味では『大使』や『使節』、『国の代表』を意味します。しかし、ビジネスシーンと日常生活では、少し違ったニュアンスで使われることも多いです。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいてのアンバサダーは、主に『広告』や『広報』の分野で使われています。一般の消費者を対象とした商品やサービスを提供している企業は、なんらかの手法で宣伝して、世の中に自社の商品やサービスを知ってもらわなければ利益を生み出せませんよね。

その手法の一つとして、自社の広告塔になるような人を起用する場合があり、これに選ばれた人を『アンバサダー』と呼びます。

有名な芸能人やスポーツ選手がテレビCMに出ていたり、ポスターに掲載されていると自然と目にとまりますよね?その効果を期待し、アンバサダーとして起用するケースも多いです。

日常生活

インターネットが普及した現代では、個人のブログ・SNSなどで、「これはオススメ!」と、いろんな商品を紹介している人も多く存在します。また、YouTubeで商品の使い心地や特徴を紹介している人もいます。

このように、あるブランドや商品を宣伝してくれるような熱烈なファン・顧客を『アンバサダー』と呼ぶ場合も多くなっています

アンバサダーの類語・言い換え表現

カタカナ用語は、意味をきちんと理解している人もいれば、意味がわからない人もいます。そのため、『アンバサダー』が通じない場合は次の言葉に言い換えることが可能です。

アンバサダーの類語(言い換え表現)
・大使
・推奨者
・広報大使
・代表
・特使
・行使
・使者 など

また、カタカナ用語の中にも、アンバサダーに意味の似た言葉が存在します。ここでは、その中から2つのカタカナ用語について解説します。

インフルエンサー

ある分野に詳しい専門家や、インターネット上で世間に与える影響力が大きく、拡散力の強い人物をインフルエンサーといいます。これらの人は、TwitterやSNSでも知名度があり、数万のフォロワーがいます。

一方で、万単位に満たない規模のインフルエンサーは、『マイクロインフルエンサー』と呼ばれています。

アンバサダーは、特定の商品やブランドに強い愛着をもっていることが重要視されますが、インフルエンサーは、商品やブランドのファンである必要はありません。それよりも、対象の商品やブランドにどのくらいの影響を与えるかがポイントになります。

エバンジェリスト

エバンジェリストは、もとは『キリスト教においての伝道者』を意味する言葉です。しかし、現代においては、IT業界での最新技術やトレンドを、利用者にわかりやすく解説する専門家を意味する言葉として広く使われています。

技術が進化し続ける一方で、一般の利用者は、複雑な仕組みに知識がついていかない場合も多くなっています。そこで、エバンジェリストを仕事にしている人に、研修の講師を依頼するケースも増えつつあります。

アンバサダー契約とは?

ただの熱烈なファンでいるだけではなく、企業の商品やサービスの宣伝をしてくれるアンバサダーとして、公式に契約を交わすことをいいます。

わかりやすい例としては、『スポーツ用品ブランドが、スポーツ選手と結ぶアンバサダー契約』があります。

契約条件は企業によってさまざまですが、契約を交わしたアンバサダーに対して報酬が支払われる場合もあります。それでは、アンバサダー契約を結んだらどんなことをしているのか、主なものを例にあげてみました。

■アンバサダーに無償で自社の用品を提供し、宣伝してもらう。
■商品の使用感や改善したほうがいい点などを聞き、商品開発に役立てる。

また、世の中にはさまざまなアンバサダーが存在するので、有名なものをピックアップして紹介しておきます。

ネスカフェアンバサダー

ネスカフェアンバサダーとは、ネスカフェとアンバサダー契約を結んで、コーヒーメーカーを無料レンタルできるシステムです。

ただし、使用するコーヒーは定期購入をしなければなりません。しかし、コーヒーのみを単品で購入するよりも価格は安くなるので、使い続けるのであれば大変お得です。

ネスカフェとしては、「これはいいよ」とほかの企業や知り合いに薦めてもらえることを期待している『アンバサダー契約』です。しかし、利用者は単に「お得だから」という理由で契約する場合もあります。

参考 ネスカフェアンバサダーNestle

ブランドアンバサダー

ブランドアンバサダーを日本語にすると、『広報大使』です。企業からの依頼により、宣伝やPR活動を行う人を指しています。企業側は、ブランドアンバサダーに対し、発信してほしい情報を指定することもできます
参考 サッカーFCポルトの中島翔哉選手とミズノブランドアンバサダー契約を締結Mizuno ニュースリリース

ディズニーアンバサダーとは?

ディスニーアンバサダーは、人ではなく、『ディズニーアンバサダーホテル』を指します。東京ディズニーリゾートの一群に属しており、1930年代のアメリカをテーマとした、アールデコ*スタイルのディズニーホテルです。

ディズニーキャラクターをモチーフとした客室が充実しており、『シェフ・ミッキー』に会えるレストランもあり、ディズニーの雰囲気を満喫できるのが特徴です。また、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーへの無料シャトルバスも用意されています。

「ディズニーリゾートはこんなに楽しいところ!」という雰囲気をさらに味わってもらえるよう工夫されたホテルなので、まさに『大使』の役割を果たしているといえます。

(アールデコ*:単純・直線的なデザインが特徴の、1910年代から30年代にフランスを中心に流行した美術工芸様式のこと)
参考 ディスニーアンバサダーホテルTOKYO Disney RESORT

[ビジネス版]アンバサダーの使い方・例文

カタカナ用語は、意味がわかっても、使い方がイメージできない場合も多いですよね。それでは、アンバサダーはどのように会話に登場させればいいのでしょうか。例文を使ってチェックしておきましょう。

例文1
会社がネスカフェアンバサダーになったおかげで、おいしいコーヒーが安く飲めるようになった。
例文2

『●●選手が使用しているグローブ』と宣伝してるのに、いまいち売上が伸びないよなぁ。
費用はかかりますが、有名選手とアンバサダー契約を結ぶことを検討しませんか?

例文3

〇〇さんがブランドアンバサダーになったと報道された途端、ブランドイメージが一気に上がったと思わないか?

[番外編]アンバサダー劇場とは?

アンバサダー劇場は、アメリカ合衆国ニューヨーク市にある劇場で、多くのブロードウェイミュージカルが上演されています。英語では、Ambassador Theatre(アンバサダーシアター)と表記されるので、「アンバサダー劇場とどう違うの?」と思う人がいるかもしれませんが、同じものを指します。ニューヨークでミュージカル鑑賞を楽しみたいと思っているなら覚えておくと便利です。

マーケティングの手法としてアンバサダーを募集してみよう

アンバサダーは、有名人に報酬を支払って契約を結ぶだけではありません。ネスカフェアンバサダーのように、一般人のファンや利用者による口コミは、ネット社会になっている現代においては大きな影響を与えます。あなたの会社でも、マーケティングの手法として、ぜひ取り入れてみてください。