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PC関連の資格として人気のMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)。仕事で使う機会が多いOfficeアプリケーションの操作スキルを測れるため、多くの就活生やビジネスパーソンがチャレンジしています。
試験を受けるにあたり「どのくらい勉強すれば合格できるか?」は誰もが気になるポイントでしょう。今回はMOSの合格に必要な学習時間の目安について検証します。
スキルによって異なる MOS合格に必要な勉強時間
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MOSの試験対策に必要な勉強時間は、通常の資格試験以上に、各人のスキルに左右されます。日常的にOfficeアプリケーションを使う人でも、利用環境によっては習熟度に差があり、単純に「これだけ勉強すればOK」とはいえません。
あくまで参考レベルではありますが、ここではスキル・レベルごとの学習時間目安をご紹介します。
MOSスペシャリスト(一般)レベルに必要な勉強時間
Officeアプリケーションの中でも、特に使用頻度が高いWordとExcelのMOSは、難易度に応じて2つのレベルがあります。基本操作を問うスペシャリスト(一般)レベルを目指す場合、必要な学習時間の目安は以下の通りです。
②Officeは使用しているが限られた機能のみ:40時間前後
③業務でOfficeを使いこなしている:20時間前後
特に初心者の場合は、習熟スピードに個人差があります。実際に勉強を始めてみないと、ペースはつかめませんので、受験を考えているなら、早めに準備を始めましょう。
一方、普段から使いこなしている人の場合は、短時間で合格できるケースが多いです。
MOSエキスパート(上級)レベルに必要な勉強時間
エキスパートレベルになると、一般的にあまり使われることのない機能も出題されます。MOSスペシャリストレベルは楽に合格できた人でも、ある程度の事前準備が必要です。
エキスパートレベル合格に必要な勉強時間の目安は50時間前後。もちろん、初心者がチャレンジする場合、大幅に学習の積み上げが必要です。
Access、PowerPoint、Outlookの場合は?
MOSの試験課目には、Access、PowerPoint、Outlookもあります。Word・Excelと違い、レベル別の試験はありません。
こちらも、勉強時間は普段の習熟度次第。使いなれている方なら、一通り問題集をチェックするなど、20時間前後の勉強で合格をねらえるでしょう。
自分のスキルを過信しないことがポイント!
Officeアプリケーションなら、普段から仕事で使っているから大丈夫!と思っていても、自分のスキルを客観的に把握できているとは限りません。自己流だと、意外に使いこなせていない機能があるものです。
MOSを受験する前に、出題内容はあらかじめ確認しておきましょう。無料でスキルチェックができる学習支援サイトもありますので、念のためチェックしておくことをおすすめします。
参考
学習支援サイトMOS公式サイト
MOSの独学には向き不向きがある
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MOSは一般的な資格試験に以上に、独学の向き不向きがわかれる傾向があります。場合によっては、スクールや通信講座の利用を検討しましょう。
イチから始めるならスクール利用がおすすめ
Office利用経験が乏しく、イチから勉強をスタートするなら、スクール利用を検討するのがおすすめです。また、日常的にPCを操作する習慣や環境がない場合も、独学は厳しいかもしれません。
ある程度PC操作経験があっても、苦手意識がある方は、学習を続けるモチベーションを保つこと自体に苦労しがちです。こうしたケースでは、講師からサポートを受けられる学習環境を選んだほうが、効率よく合格を目指せるでしょう。
探求心が強い人、自己解決ができる人は独学向き
初心者のうちは、マニュアルやテキストを読むだけではわからないことが多いものです。指示通りに操作しているつもりなのに、うまく動作せず、時間だけが過ぎていく…誰しもそんな経験があるのでは。こうしたケースが続くと、挫折してしまうのも無理はありません。それでも粘り強く試行錯誤を繰り返し、自己解決ができる人は、初心者でも独学向きといえます。
また、自分が知らなかった新たな機能や操作方法を覚えることで「こんなこともできるんだ!」と楽しめるタイプの人も、独学に向いているといえそうです。
初心者でもコツコツ続ければ成果がでる!
PC操作は使えば使うほど、スキルが上がるもの。はじめのうちは時間がかかっても、できることが増えるにつれて、習熟のスピードも速まります。初心者や苦手意識があるという人こそ、あえてMOS合格を目標に据えてみてはいかがでしょう?コツコツ勉強すれば、必ず成果がでる資格です。
一方で、スキルに自信もある方は、気を抜かずに受験準備しましょう!