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【本の要約】40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法(寺澤伸洋著)

「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」の概要を紹介

新人

僕もデキるビジネスパーソンになりたいんですが…。
それなら、この本がおすすめよ!一流の組織で活躍している人の本で、学べることが多いわよ

先輩

新人

どこに行っても通用するスキルを身につけたいので、今の僕にはピッタリかも。一読してみます!

本書は、40歳でGAFA(Google, Amazon, Facebook, Apple)の1社にシニアマネージャー(部長)として転職した寺澤伸洋氏によって書かれています。

著者が20代のときに所属していた経営企画室の本部長「Nさん」から教えてもらったことを、わかりやすく伝えてくれています。堅苦しい自己啓発本ではなく、会話形式も取り入れており、面白い切り口でロジカルシンキングについて学べる一冊になっています。

「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」の目次

はじめに

【第1章】ロジカルに考え抜く

【第2章】「人に伝える」ということ

【第3章】会議の進め方

【第4章】Nさんの仕事の進め方

【第5章】Nさんの教え 実践編

【終章】もうひとりから見たNさんとNさんからのメッセージ

本書の構成はこの通り。それぞれ「思考力のレッスン1〜11」のように細分化されています。他には、伝達力・会議力・仕事術・実践力のレッスンという形で仕事に役立つスキルが網羅されています。

著者自身がロジカルシンキングのあり方を訴えているだけあって、本の構成がとてもわかりやすい!

読んでも何が言いたいのか、メッセージがよく伝わってこない書籍も多いですが、本書では何か収穫があると思います。

「美味しいカレーの作り方」を聞かれたら?

本書の序盤で、「思考力のレッスン」として取り上げられている題材がこちら。「美味しいカレーの作り方」を聞かれたら、あなたはどう答えますか?

私は隠し味を入れるとか、煮込むとか、作り方を思い浮かべました。本書の著者もこの質問をされたとき、野菜と肉を煮込んで、カレールーを入れて、さらに煮込むことを挙げたようです。多くの人が思いつくのはこのあたりでしょう。

しかし、登場人物のNさんは「全然ダメ」と指摘します。

美味しいカレーの作り方を掘り下げる

Nさんは、大人や子供、性別、年齢層によって美味しいと感じるカレーは異なると説きます。つまり、何かを提供するときには「ターゲティング」が欠かせないということです。

加えて、鍋の大きさ、お皿の枚数などの準備、食べるときの雰囲気などにも視野を広げています。食べる食器によっても美味しい、美味しくないという感じ方が変わるので、これも「美味しいカレー」を提供する要素の一つだと説明しています。

「全体像」を見ることの必要性を説く

美味しいカレーの作り方を考えるとき、単に材料のことだけを考えるのでは、視野が狭いということに。この例を通してNさんが伝えたかったのは、全体像を見るということです。

準備から提供までの一連の流れを全体像で見ないと、何かを提供する相手は満足できないのです。

カレーの例はとてもわかりやすいですが、このように考えてホワイトボードに書いて整理すると、会議やプレゼンでも広い視野で書けるようになると著者は記しています。ホワイトボードで整理する、というのもポイントですね。

新人

わかりやすいストーリーで解説してくれるので、普段本を読まない人でもスラスラ読めると思います!

Nさんとの約束を果たし、本を出した

著者は、数々の名言を残し、仕事術を教えてくれたNさんの語録をまとめて本を出すと約束していました。もともと著者ご自身が優秀な方なのだと思いましたが、20代のうちにNさんから教わり、実践した仕事術があったからこそ、GAFAのシニアマネージャーの座をつかみとることができたのかもしれません。

電子書籍という形で気軽に出版できる状況になり、本書を世に送り出せています。有言実行できるあたりもさすがという感じです。

著者は、特に若い人にこの本を読んでもらいたいと思っているようです。駆け出しの社会人、就活中の大学生、スキルアップしたいビジネスパーソンは要チェックです。

仕事にすぐ役立つエッセンスがまだまだある!

美味しいカレーの作り方の例のように、わかりやすいエピソードが会話形式で紹介されていきます。「会議の準備にきれいな資料はいらない」「人に仕事を頼むときは背景をすべて話す」「A4サイズのノートを使って思考を振り返る」など、真似したい仕事術が盛りだくさんです。

そして、どれも理由がわかりやすく、納得できるものばかりなので、ぜひ身につけてほしいです。

思考力、会議力、伝達力、実践力を高めるヒントを得てください。

若いうちに仕事のスキルを高めて転職を有利に

著者のように、20代の若いうちにいい仕事をするためのエッセンスを学ぶ機会があった人は幸運です。自分の周りにはそういう人がいない、と比べてしまうこともあるかもしれません。

しかし、今は様々な媒体を通して、有益な情報を仕入れることが簡単にできるご時世です。

ぜひ本書から若いうちに身につけておきたいスキルを吸収し、実際の仕事で実践してみてください。スキルを高め、成果を残し、自分の価値を高めることで、将来的に転職も有利に進められるでしょう。

ぜひ書籍の方も読んでみてくださいね!