FP3級ってどんな資格?独学でも合格できる?試験内容や勉強方法を徹底解説

新人

今年は資格の勉強を頑張ろうと思って、あれこれ情報収集してるんですが…FP3級ってどうでしょう?
お金についての基本知識が学べるから、おすすめだよ。3級なら手軽に受験できるから、チャレンジしてみたら?

先輩

学生から社会人まで、幅広い層に人気のFP資格。名前はよく聞くけど、具体的な内容がわからないという人、なんとなく難しそう…と敬遠している人も多いかもしれません。

今回はFP資格の入門編・3級について、詳しく解説します。

FP3級ってどんな資格?

新人

FPって、お金に関する資格だっていうのは分かるんですが、具体的にはどんな知識が必要なんですか?

FP資格の正式名称は「ファイナンシャル・プラニング技能検定」。2002年にスタートした国家資格です。直訳すれば「ファイナンシャル=金融」「プランニング=計画立案」ですが、なじみのない人にとっては、イメージしづらいかもしれません。まずはどんな資格なのか、基本を押さえておきましょう。

FP=人生設計をサポートするお金の専門家

FP資格に合格すると、晴れて「FP=ファイナンシャルプランナー」を名乗ることができます。ファイナンシャルプランナーとは、平たくいえば「人生設計に必要なお金のアドバイザー」です。

例えば、就職や転職、結婚や子育て、住宅の購入など、人生にはさまざまなイベントがあります。そこには必ずお金の問題がついて回るもの。こうした人生のプランに関わるお金の問題について、長期的・総合的な視点でアドバイスし、サポートするのがFPの役割です。

初心者でも受験できるFP3級

FP技能検定には1級・2級・3級があります。受験者の多くは、銀行や保険会社などの金融機関に勤務する人です。

しかしながら入門編である3級は、事実上受験資格がないため、学生や主婦、社会人など、幅広い層がチャレンジしています。出題もごく基礎的な内容で、高度な専門知識や複雑な計算が求められることはありません。

FP3級の合格率は高め=ハードルは高くない!

お金に関わること=なんとなく難しいイメージを持つ人もいるかもしれません。しかしながら、FP3級の難易度は決して高くありません。参考までに、直近の合格率データを見てみましょう。概ね、7割以上で推移しています。

2019年1月2019年5月2019年9月
学科・実技同時受験者73.5%70.6%72.4%
参考 FP技能士の取得者数及び試験結果データ日本FP協会

実生活に役立つ知識が学べるFP3級

FP3級で求められるのは、暮らしにかかわる基本的なお金の知識です。例えば、住宅購入や資金準備、保険契約や転職・退職、年金といった、日常的に根差した内容が出題範囲。FP3級にチャレンジすることで、実生活でも役立てられる知識を学ぶことができるのです。

反面、3級の知識だけでは、FPとしての「相談業務」を行うには不十分。キャリアアップのための受験なら、2級以上を目指して勉強する必要があります。

FP3級の試験概要は?

新人

お金のことって、今まであんまり考えたことなかったけど、絶対に必要な知識だよね。FP3級、がぜん興味がわいてきた!

FP3級の試験は、1月、5月、9月の年3回開催されます。ここでは、試験のくわしい内容をご紹介します。

FP3級の試験は学科と実技の2本立て

FP3級は基礎知識を問う「学科」(120分)と応用力を問う「実技」(60分)2種類の試験で構成されています。出題は、学科は正誤問題と三択問題、実技は三択問題のマークシート方式です。

開始時間が午前と午後に分かれていますので、一部受験と同日受験、いずれも可能です。どちらか一方だけ合格した場合は、次回の試験で不合格だった方のみ受験することが認められています。(※一部合格の有効期限は翌々年度末まで。期限を過ぎると、再受験が必要です。)

主催は日本FP協会と金財の2団体

FP技能検定には、2つの主催団体があります。日本ファイナンシャルプランナーズ協会(日本FP協会)と、金融財政事情研究会(金財)です。受験の申し込みは、それぞれの団体で受け付けています。

この2団体は、FP技能検定が国家資格となる前から、独自のFP検定を行っています。FP技能検定に関しては、どちらの団体で受験しても同等資格とみなされます。どちらを受けるのがよいか迷う方もいるようですが、結論から言えば、どちらでも大きな違いはありません

出題範囲は6分野

試験の出題範囲は、下表の通り。学科は6つの分野から均等に出題されます。実技は、主催団体によって若干内容が異なります。学科、実技とも、正答率6割以上で合格です。

学科(120分)実技(60分)
ライフプランニング、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産、相続・事業承継(60問)日本FP協会資産設計提案業務(20問)
金財(いずれか選択)個人資産相談業務(15問)
保険顧客資産相談業務(15問)

それぞれ過去問題やサンプル問題が公開されていますので、気になる方はチェックしてみるとよいでしょう。

参考 試験問題・模範解答日本FP協会 参考 試験問題一般社団法人 金融財政事情研究会

FP3級は独学でも合格できる!おすすめの勉強方法は?

先輩

FP3級って、ちょっと頑張れば合格をねらえるし、身近なお金の知識が身につくから、いろんな人におすすめしたい資格なんだよね。

FP3級は初心者でも仕事が忙しい人でも、独学合格が目指せる資格です。ここでは学習時間の目安や勉強方法について、ご紹介します。

FP3級合格に必要な学習時間の目安は15~30時間

資格学習を始める前に気になるのは「どのくらい勉強すれば合格できるか?」でしょう。もちろん、個人差はありますが、FP3級の場合、比較的短時間の準備で合格できる人が多いです。

学習時間の目安は、もともと知識のある人なら10時間程度、初心者でも20~30時間程度といわれています。集中して勉強できる環境があれば、1週間程度の準備でも、十分合格を目指せるでしょう。

対策は市販の教材でOK!

FP3級の出題内容は、これまでのところ、毎回大きく変わることはありません。したがって、市販のテキストや問題集を一通り勉強しておけば、対策は十分です。

勉強のコツは、テキストの読み込みより、問題集を解くことに比重を置くことです。出題傾向をある程度把握してしまえば、決して難しい試験ではありません。

初心者におすすめの教材2選

FP3級は、市販のテキストや問題集が数多く出版されています。ここでは初心者にもわかりやすいおすすめの教材をご紹介します。

FP協会・金財どちらの対策もバッチリ!「うかる!FP3級」シリーズ

フィナンシャルバンクインスティテュート(編)/日本経済新聞出版社

合格に必要な知識をコンパクトにまとめたシリーズ。初心者がつまづきやすいポイントに的をしぼった解説が好評です。問題集は、日本FP協会、金財どちらの試験にも対応できる内容になっています。

フルカラー紙面で、少し小さいんですが赤フィルムが付いてるので、
各節終了ごとに過去問の解答を隠して理解度チェックが出来ます。
特に、ここが出る!または間違えやすいポイントとかは非常に的確!!
充分に独学で3級合格が狙えるテキストです! Amazonカスタマーレビュー

資格スクールTACのベストセラー「みんなが欲しかった」シリーズ

滝澤ななみ(著)/TAC出版

資格スクール大手TACの人気教材シリーズ。初心者にもわかりやすいシンプルで平易な解説がなされています。オールカラーで図解やイラストを多用した構成。読みやすさに定評があります。

このみんなが欲しかったシリーズはレイアウトが分かりやすく、イラストもマイルドなので勉強!という感じが和らぐので資格勉強初心者の方でも取っつきやすいと思われます。
個人的には、勉強は継続が大切だと思うので、取っつきやすさは重要です。 Amazonカスタマーレビュー

将来設計にも役立つ!FP3級にチャレンジしてみよう!

FP3級は、誰もが避けて通れない暮らしとお金の知識を学べる資格です。今すぐには関わりないように思えても、将来、いざというときにきっと役に立つはずです。

先の見えない時代だからこそ、チャレンジしておく価値のある資格です。ちょっとでも興味がわいたなら、トライしてみませんか?