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転職サイトの賢い使い方は?利用の流れ、選び方のポイントを解説

新人

転職サイトって種類が多すぎて、どうやって活用すればいいのか、よくわからないんですが…
確かに…私も初めて転職した時は、そうだったかも!

先輩

仕事探しで多くの人が利用する転職サイト。登録してみたものの、使いづらかったり、希望条件にあう求人がなかなか見つからないと感じている方も多いのではないでしょうか?

今回は転職サイトの基本的なサービス内容と、上手な利用のコツを解説します。特に初めて転職活動をするなら、ぜひチェックしてみてください!

転職サイトのサービス内容

先輩

そもそも転職サイトで何ができるか、理解しておくことが第一歩!サイトによって多少違いはあるけど、だいたいサービスは共通してるよ!

まずは一般的な転職サイトの主なサービス内容を確認しておきましょう。

求人情報の掲載

業界・職種を問わず、数多くの求人情報を掲載しています。サイトによっては掲載数や得意分野は異なりますが、一度に多くの求人情報を閲覧・比較することができます。

検索機能

職種や年収、勤務地など、さまざまな希望条件で求人を絞り込むことができます。検索条件を保存したり、気になる求人をリスト化できるサイトも。

エントリー機能

応募を希望する場合は、サイトから直接エントリーすることができます。企業側が求める人材に近いと判断した場合は、そのまま面接に進めます。

スカウト機能

経歴やスキルを登録・公開することで、企業から直接スカウトを受けることができます。通常、公開は匿名でOK。また、在職中の会社など、スカウトを受けたくない企業はブロックできるのが一般的です。

転職ノウハウの提供

履歴書・職務経歴書のフォーマットや面接のコツ、年収診断など、転職活動に役立つさまざまな情報を掲載しています。メルマガで、おすすめの求人情報やノウハウの提供を行うサイトも。

転職サイトを利用した応募のイメージ

新人

転職サイトって、思った以上にいろんな機能があって便利なんですね!実際に利用する時は、どんな流れになるんでしょう?

ここでは、転職サイトを利用した場合の応募の流れを具体的にご紹介します。

直接エントリーする場合

転職サイト内で見つけた求人先に直接エントリーする場合のイメージは以下の通りです。

STEP.1
会員登録
まずは会員登録。氏名・住所など必要な情報をフォームに入力
STEP.2
求人検索
職種や勤務地、収入など希望条件で求人情報を検索→絞り込み
STEP.3
エントリー
希望条件に合う企業を見つけたら直接応募!
STEP.4
面接
書類選考などを経て面接
STEP.5
内定
相互に条件が合えば内定→入社へ

人気の求人の場合、応募が集中するため、なかなか面接まで至らないケースもあります。

企業からスカウトを受ける場合

多くの転職サイトでは、自ら応募するだけでなく、企業からスカウトを受けることができます。この場合、経験やスキルの公開が必要です。スカウトの条件が自分の希望に合うなら、応募→面接に進みます。

STEP.1
経歴・スキル登録
会員登録した転職サイトで経歴・スキルを公開または職務経歴書をアップロード
STEP.2
スカウトを受ける
関心を持った企業からアプローチ
STEP.3
応募・面接
希望条件が合う企業なら応募→面接
STEP.4
内定
相互に条件が合えば内定→入社へ

スカウトを受けた場合も、必ず内定に至るとは限りません。楽観せずに、通常の応募と同じように、緊張感をもって対応しましょう。なお、スカウトは企業の採用担当者だけでなく、転職エージェントからくることも多いです。

転職サイトと転職エージェントはどう違うの?

新人

転職サイトの他に、エージェントを使った転職もよく聞きますけど、どちらを使うべきなんでしょうか?

転職サイトと並んで多くの人が活用しているのが転職エージェント。ここでは、それぞれの違いやメリット・デメリットを解説します。

違いは仲介者の有無

転職サイトと転職エージェントの違いは、一言でいえば仲介者の存在です。

転職サイトを利用した場合、求職者と企業は直接コンタクトをとります。一方、転職エージェントは仲介者として求職者と企業の間に入り、調整や交渉を代行します。単に求人を紹介するだけでなく、面接の調整や条件交渉など、応募から内定に至るまでのきめこまかなサポートを行います。
転職エージェントとは?成功する転職に結び付く活用のコツを解説

メリット・デメリットは?

転職サイトも転職エージェントも、それぞれメリット・デメリットがあります。それぞれ比較してみましょう。

メリット デメリット
転職サイト
  • 一度に多くの求人を閲覧・比較できる
  • いつでもどこでも利用が可能
  • 企業と直接やりとりができるのでスピーディー
  • 活動はすべて自力で行う
  • 人気の求人は応募が集中して競争率が高くなりがち
  • 転職エージェント
  • 無料で利用できる
  • 非公開求人の紹介を受けられる
  • 面倒な企業との調整や交渉を代行してもらえる
  • 面接対策や職務経歴書の添削など、転職に役立つアドバイスを受けられる
  • 必ず希望通りの求人紹介を受けられるとは限らない
  • 年収やキャリアによっては、求人紹介がなかったり、サービス自体を断られる
  • 転職サイトと転職エージェント、どちらを利用すべき?

    結論から言えば、それぞれの違いを知った上で、両方活用できると理想的。どちらも使えば情報量が増える分、転職につながる機会も増えるはずです。

    ただし、転職エージェントは想定ほど紹介を受けられなかったり、サービスを断られることも。そんな時は受け身にならず、転職サイトで見つけた求人に積極的に応募した方が、成功につながるかもしれません。

    転職サイトを賢く使うコツは?

    先輩

    転職活動はいわば情報戦。情報源になる転職サイトは、上手に使いこなさないとね!

    なんとなく有名な転職サイトを使っているとか、サイトの数が多くてどれがよいかわからない…という人は案外多いものです。ここでは転職サイトを使いこなすコツをご紹介します。

    掲載求人数の多い大手サイトの利用はマスト!

    リクナビNEXTdodaなど、よく名の知られた大手サイトは、それだけ掲載求人数が多く、幅広い業界・職種をカバーしています。付加サービスや情報コンテンツも充実しているので、使わない手はありません。まずはそうしたサイトから使ってみましょう。

    多くの求人を比較できるため、自分が希望する職種の求人の傾向や相場観をつかむのにも適しています。
    リクナビNEXTの評判は?リクルートエージェントとの違いも比較 【体験談】リクナビNEXTに登録!求人検索や適職診断など、退会方法も doda(デューダ)の評判は?特徴や口コミを紹介!【dodaで働いていた方へのインタビューあり】

    複数のサイトを利用しよう

    掲載数が多い大手の転職サイトであっても、自分に合う求人が見つかるとは限りません。転職サイトは複数併用するのがベター。少なくとも転職活動をスタートする時点では、なるべく多くのサイトに会員登録しておくことをおすすめします。合わなければ簡単に退会できるので、登録の手間は惜しまないこと!

    希望職種に強いサイトを見極めよう

    特定分野の求人に強みを持つ転職サイトも存在します。例えば、特定業界、第2新卒、女性、エグゼクティブ向けが強いサイトや、地方の求人もカバーしているなど、特色はさまざま。強みを前面にアピールしているサイトも多いですが、そうでなくても求人を頻繁にチェックすると傾向がつかめます

    自分が希望する条件や職種に強いサイトが把握できれば、転職活動がぐっと進めやすくなります。

    女性向け転職サイト4社を比較!利用すべきサイトを紹介 薬剤師向け転職サイトランキングTOP5!理由と希望条件に合うサイトを紹介

    付加サービスは積極的に利用しよう

    多くの転職サイトでは、転職活動のノウハウや、年収診断・キャリア診断など、さまざまな情報や付加サービスを無料提供しています。特に初めての転職活動では、これらはとても実用的かつ心強いもの。ぜひ積極的に活用しましょう。

    まずは気軽に会員登録!

    なんとなく転職を考えているという人も、本気で転職活動を始めるという人も、まずは転職サイトに登録しておきましょう。実際に利用してみることで、使い勝手や情報の質が見極められます。知りたかったことや思いがけない情報を得られるかもしれません。

    まずは気軽に会員登録から始めてみましょう!