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転職ナビは微妙
この記事は「転職ナビ」を使おうかどうか迷っている転職希望者に向けて書いています。 結論からいうと、あえて転職ナビを選ぶ必要はありません。その理由と「だったらどの転職サイトを使うべきか」にお答えしていきます。 とはいえ、転職ナビも悪い点ばかりではありません。メリットもご紹介。 転職活動中の筆者が、サービスや機能を実際に使ってみて「転職ナビはビミョー」の結論に至りました。またネット上の口コミも参考にしています。 それでは、さっそく転職ナビが微妙な理由をみていきましょう。 【求人数】【スカウトメール】【転職ナコウド】 転職ナビをビミョーと判断した理由は上の3つについて。順番に説明していきます。 表は転職ナビと業界大手2社の求人数。2社と比べると、転職ナビの求人数は少ないですね。転職ナビには非公開求人がないので、実際はさらに差があります。 単純に「求人数が多い=優れた転職サイト」ではありませんが、選択肢は多い方がいいですよね。 ※非公開求人は、「応募が殺到するのを避けたい」「重要なプロジェクトに関わっている」「採用を急いでいる」などの理由から企業が一般募集をせず、エージェントからの紹介やスカウトのみで募集している求人。 職種ごとの内訳も見てみましょう。 求人数が多い順に10職種を並べました。特定の職種に特化していれば話は変わってくるのですが…全体的に少ないだけですね。 都市部だと数千件の求人がありますが、地方だと100~200件ほどしかない県がけっこうあります。そこから市町村、職種、業種と絞っていくといくつの求人が残るでしょうか。 少ない中から無理やり選ぶよりも、多くの選択肢から厳選する方が希望にあった求人に巡り合う確率は高いです。求人数の多さで転職サイトを選ぶのであれば、最大手の【リクナビNEXT】がおすすめ。 転職ナビのスカウトサービスに申し込むと、毎日数十件スカウトメールが届きます。多くても希望にあった求人であれば問題ありませんが、「まったく希望と違う職種の求人がきた!」なんて口コミもちらほら。 筆者の元にも「居住地しか見てないんじゃないの?」と疑ってしまうメールが届いています。 数の多さとマッチしてなさが相まって、大量に届いてポストからあふれているダイレクトメールにしか思えません。 転職ナビは非公開求人を扱っていないため、送られてくる求人は全て求人検索で見ることができるものばかり。自分で検索した方が早いです。 とはいえ、転職サイトでは非公開求人を扱っていないところが多いのも事実。非公開求人を求めるのであれば、転職サイトでありながら非公開求人を扱うリクナビNEXTや、転職エージェントを利用しましょう。 転職ナビには【転職ナコウド】というエージェントサービスがあります。本来ならエージェントサービスは中心となるサービスですが、転職ナビにおいてはイマイチ存在感が薄いです。口コミを見ても転職ナコウドは使わなかったという声が多く見られました。 影が薄い理由はしつこいですが、非公開求人を扱っていないから。スカウトと同じで、エージェントが提供する情報は自分で検索してゲットできます。 ただし、使った人の評価は悪くないようでした。非公開求人の紹介はないものの、【転職相談】【企業への推薦】【応募書類の添削】などサポートしてくれます。 個人的におすすめなのは転職ナビってとこです。案件数では大手に負けますが、エージェントの方が本当に親身に相談を聴いてくれます。 — β (@DropB_Beta) August 31, 2017 転職ナビすごい…!サポーターさんめちゃくちゃ親身になってくれるし色々アドバイスもらえる( ;∀;) — りん@メルスト (@rin_7353) August 17, 2017 「フレンドリーで話しやすい」「親身に相談に乗ってくれる」といったアドバイザーを評価する口コミが見られました。 とはいえ、アドバイザーの評価のいいエージェントサービスは他にもあります。あえて非公開求人のない転職ナビを選ぶ理由にはなりません。 ランスタッドは非公開求人が多く、またアドバイザーも親身になってくれるのでおすすめのエージェントです。 以上、3つの理由から「転職ナビはビミョー」と判断しました。【求人数】【スカウトメール】が主な理由。【転職ナコウド】は必ずしもデメリットではないですが、メリットともいえません。 転職ナビがおすすめではない理由をあげてきましたが、悪いところしかないわけではありません。転職ナビのいいところも見ていきましょう。 【正社員の求人8割以上】とあるように検索してみると、ほとんどが正社員の求人。ただし、全体の求人数が少ないので、それだけで選ぶ理由にはなりません。 転職ナビの求人詳細は「試用期間」「休日・休暇」「福利厚生」などの項目が充実。 特に、選考の流れ、面接の回数などがひと目でわかる「選考フロー」は他のサイトよりも優れていると感じました。 とはいえ、自分に必要のない求人情報が充実していたところで…どうでもいいですよね。選択肢(求人数)が多いという前提があってはじめてメリットになります。 転職ナビにはお祝い金制度があります。就職に成功すると、最大2万円のお祝い金。転職後のお金がかかる時期に現金がもらえるのは助かりますよね。とはいえ、1回きりのお祝い金だけのために、転職ナビを使うのはあまりおすすめしません。 数が少なく特色のない求人、とにかく多いスカウトメールなどの理由から転職ナビを微妙と判断しました。 ですが、親身に相談に乗ってくれる転職ナコウドや最大2万円もらえるお祝い金などメリットもあります。 転職成功のカギを握る、転職サイト・エージェント選びの参考になれば幸いです。 転職ナビの求人検索や登録方法について知りたい方はこちらも。新人
先輩
新人
先輩
転職ナビが微妙な理由
①求人数が少ない
リクナビNEXT
17,385件(非公開含まない、2019年6月14日更新)
マイナビ転職
10,312件(2019年6月16日確認)
転職ナビ
8,373件(2019年6月12日更新)
先輩
特定の職種に特化しているわけでもない
営業系
1,546件
技術系(IT・通信)
1,481件
建築・土木系
1,233件
飲食・フード系
949件
医療・福祉・保育系
878件
販売・サービス系
799件
技術系(電気電子・機械・半導体)
656件
事務・経営管理系
552件
製造・設備・運輸系
497件
クリエイティブ系
390件
地方の少なさが目立つ
求人数で選ぶならリクナビNEXT
②スカウトメール多すぎ
非公開求人は存在しない
先輩
③転職ナコウド(エージェント)は意味なし?
転職ナコウドの評判は悪くない
ランスタッドは非公開求人が多くアドバイザーも親切
転職ナビのいいところ
正社員求人が多い
求人詳細がわかりやすい
新人
求人詳細だけよくても意味がない
お祝い金がある
転職成功のカギを握るサイト選び
転職ナビの求人検索・登録方法を解説!使い勝手が知りたい方は参考に