作家の年収はどれくらい?平均年収から小説家になる方法まで

作家、小説家と呼ばれる職業は高尚なイメージがあり、いつの時代も憧れですが、実際に年収や生活レベル、働き方に魅力はあるのでしょうか?文学少年・少女の憧れであり、今や芸人から俳優、アイドルまでもが賞を取ったり小説を出版したりする時代。作家になりたい人のために、作家のリアルな収入や働き方について紹介します。

僕も小説を書いてみようかな。

君にしては珍しい!文学に目覚めたのかい?
「事実は小説よりも奇なり」ですからね~。(難しい言葉知ってるでしょ?えっへん)

バイロンはいいんだけど、使い方…(やはり小説家は無理じゃないかな)

作家の年収は低い?

作家とは、言うまでもなく小説やエッセイなどの文章を書いて生計を立てている人、職業です。基本的には本を出して収入を得るものですが、それ以外にも作家の収入源はあります。また、本業だけでは生活が厳しいために本を書く以外の仕事をしている人もいるようです。

意外と稼ぎにくい作家稼業

作家、小説家は今、なかなか稼ぎにくい職業となっています。そもそも本が売れないと稼げない仕事である上に、本が売れにくい時代となっているためです。さらに何かを書きたい、訴えたい人が多くなり、発信方法も多様化していることから、作家の需要よりも作家の数が増えています。

このような現状で、売れっ子作家の作品はベストセラーとなり多額の収入を得られる一方で、売れない作家や名が知れる前の新人作家は比較的苦しい状況です。

■作家の年収の内訳

具体的な作家の年収の内訳、メインの収入源としては、原稿料と印税があります。印税は本の価格の10%程度、原稿料は原稿用紙1枚の単価が基準となっており、作家のランクによって大きく違います。

初版という最初に印刷される冊数と増版という人気があるために追加で印刷される冊数で、印税の総額が大体分かります。小説に関しては、初版5000部スタートくらいが一般的と言われており、ここから計算すると約1000円の本で印税は<5000部×1000円×印税10%=50万円>です。

専業よりも兼業が多い?

小説を書いた収入だけでは生活していくことが難しいこともあり、作家の中には兼業で働く人もいます。ベストセラー作家として有名になって、テレビのコメンテーターや講演会で稼いでいる場合は、恵まれたケース であり、理想的な兼業です。

多くの売れない作家は全く別の仕事を持っており、そちらの方が本業と言えることもあります。有名作家の中にも、売れない時代は教師をしながら書いていた人や普通の会社員と兼業していた人もいます。

作家の年収はどれくらい?

書籍山積み

作家は売れっ子とそうでない人の差が大きく、年収もバラつきが大きいものです。生活していけるギリギリラインから人気作家まで、その年収は100万円~億単位までとなります。

作家の年収の多くは200~300万円台

作家として暮らしていける人の平均レベルと考えられているのが、200~300万円台です。本業だけで生活している場合には、1冊1000円の本が2~3万部売れている計算となります。小説の初版数から考えると、初版のみなら1年で最低4冊発行することが必要です。

本一冊あたりの単価が安いライトノベルの分野では、なかなかこのレベルに達するのも難しい現状です。

売れる作家の年収は500万円~

500万円以上となると、そこそこ売れている作家の年収です。中堅どころの作家として、一定の評価もあるため、原稿料も初版部数も多くなってきます。こうして作家としての知名度も上がり、兼業で行う仕事もコメンテーターや講演などが増えてくるでしょう。

人気作家は年収1億を超えることも

誰でも名前くらいは聞いたことがあるというトップクラスの作家になると、年収も桁違いに上がります。ベストセラー作家というレベルでは年収1億を超えることもありますが、これは本当に限られた一握りの作家のみです。

世界ランキング上位作家の年収は?

世界の作家、文学者の年収は、日本国内よりも大幅に高くなっています。世界的に著名な作家は非常に高い評価を受けており、年収も世界のトップクラスです。これは、世界レベルのグローバルなランキングであることだけでなく、日本での作家・文学に関する評価が世界と比較すると低いことも関係しています。

■長者番付トップはアメリカのジェームズ・パターソン

世界でも有名な経済紙「フォーブス誌」によると、作家で世界ランキングトップの年収は、ジェームズ・パターソンの推定8900万ドル(約110億円)でした。2位のジョン・グリーンが2600万ドルであることから考えると、ゆるぎない断トツのトップです。

アメリカのサスペンス作家であり、代表作は『犯罪心理学者アレックス・クロス』。ほかには『マイケル・ベネット』、『ウィメンズ・マーダー・クラブ』などがあります。

小説を書くなら、世界に向けて発信した方が良さそうだな。

これからは、それも一つの選択肢かも知れないね。日本国内で稼ぐなら、下のような方法があるよ!

作家で1000万円以上稼ぐには

作家として高額収入を得るためには、知名度と人気をアップして、本業である原稿料や本の売れ行きを良くすることが必要です。実力勝負の世界なので、自分に力さえあれば年収1000万円も夢ではありません。

ベストセラーを出す

作家としての成功、年収アップの道としては、ベストセラーを出すことが一番です。単純計算で、1冊1000円の本が10万部売れれば印税だけで1000万円になります。もちろん、印税に加えて原稿料もありますし、本が売れたら評価も上がって原稿料もアップするでしょう。多くの人気作家がこうして波に乗り、人気作家への道を歩んでいます

大きな賞を目指す

賞の受賞は、原稿料も知名度も上がるチャンスであるため、大きい文学賞を目指すのも良いでしょう。まだ出版されていない場合は新人賞、出版されている場合には以下のような既存作品対象の賞があります。受賞によってテレビ出演なども増え、知名度の向上とともに副業の幅も広がりそうです。

既存作品に対する文学賞

  • 芥川龍之介賞
  • 直木三十五賞
  • 吉川英治文学賞
  • 新田次郎文学賞
  • 日本推理作家協会賞

まずは作家を目指そう!

万年筆と原稿用紙

作家で高収入を目指すなら、まずは作家になるためにはどうしたら良いか、道を探る必要があります。今は昔とは違っていろいろな方法があるため、自分に合う方法でチャンスを見つけると良いでしょう。

新人賞に応募する

プロを目指す人のための新人賞には様々な賞があります。小説であればテーマやジャンルの違ったものがあり、小説以外にコラムや童話などを募った賞もあります。

新潮社主催の新人賞で発表誌は「新潮」ですね。なんだか堅そうな印象だなぁ…純文学っぽいかも。

参考 新潮新人賞新潮社

エンタメ色強めがいいなら、オール読物などはいいかも知れないね。
参考 オール読物新人賞文藝春秋社
もっとカジュアルな印象なのは、小説すばる新人賞だな!若い世代の受賞もあったみたいだし。

参考 小説すばる新人賞集英社

ネットで小説を発表する

インターネットを使った活動も、作家デビューの第一歩をサポートしてくれます。ネットの小説投稿サイトなら自由に自分の作品を発表できる上に、サイトによっては新人賞受賞のチャンスもあります。

「エブリスタ」なら気軽に自分の作品を投稿できて、賞まで!

参考 小説投稿サイト「エブリスタ」エブリスタ

ブログを書く

小説とは少し違う形にはなりますが、ネット発信から出版にこぎつける人もいます。ブログの書籍化は増えており、コツコツ書いたブログがそのまま本になるかも知れません。人気ブロガーを目指してみるのも現代の作家デビューの方法として有効でしょう。

また、ブログが人気になればアフィリエイトで稼ぐこともできるため、作家になるまでの収入源にもなるかも知れません。

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[初心者向け]アフィリエイトのアの字から徹底解説!意味・仕組み・始め方まで完全ガイド

作家になって年収もやりがいも

作家という職業は実力勝負の世界であり、成功するのはほんの一握りです。それでも、文章を書きたい、文学が好きという人にはやりがいのある仕事であり、成功すれば年収も地位も得られます。作家になる道は一つではないので、自分のやりやすい方法で作家を目指してみましょう。