「ご無沙汰」は目上の人に使える敬語?意味・会話やメールの例文・類語・英語表現を解説

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「ご無沙汰」は「便りや知らせがない」こと!

新人

先輩、ご無沙汰してます!長期出張お疲れ様です!
ありがとう~!元気にやってた?あ、これお土産!

先輩

新人

わー!ありがとうございます!

「ご無沙汰」とは「便りや知らせがない」ことを表した言葉です。

例えばビジネスシーンでよく耳にする「ご無沙汰しております」というフレーズは、長い間連絡を取っていない相手と再会したり、連絡を取る時などの挨拶として使われます。

使う機会が多いからこそ正しい意味や使い方をおさえ、会話やメールの中で活用できるようしっかりとマスターしておきましょう。

「ご無沙汰」の類語(言い換え表現)
・お久しぶりです
・ご息災

「ご無沙汰」の意味

「ご無沙汰」の「沙汰」とは「便り・知らせ」を意味する言葉です。よって「無沙汰」は「便りや知らせがない」という意味になります。さらに「ご無沙汰」と、頭に「ご」をつけることで相手に対する敬いの気持ちを表しています。

挨拶として「ご無沙汰」を使う場合は、相手に対して長く相手に連絡をしなかった・顔を出さなかった「無沙汰」を申し訳ないと詫びる意味になります。

ビジネスシーンでは目上の相手や上司、クライアントに対しても使うことができます。会話や電話をはじめビジネスメールや手紙などにも幅広く使えるため、覚えておくと非常に便利なフレーズです。

「ご無沙汰」の使い方

「ご無沙汰」は久しく会っていない・連絡していない相手に使う言葉です。ですが久しくといっても、どの程度期間が開くと「ご無沙汰」していることになるかは人それぞれです。一般的には2~3ヶ月以上を目安に使うと自然な表現となります

またいくら「ご」がついていても「ご無沙汰」や「ご無沙汰です」では、目上の人に挨拶として使うのは失礼にあたるのでNGです。

「ご無沙汰」を実際に会話やビジネスメールで使うには、どのような言い回しや注意点があるのでしょうか。ここからは、例文をご紹介しながら解説していくのでチェックしてみましょう。

「ご無沙汰」を会話・電話で使用する場合の例文

例文
・「大変ご無沙汰しております、しばらく連絡ができず申し訳ございません」
・「長い間ご無沙汰しております。本来ならこちらからお伺いするべきところ、申し訳ありません」
・「ご無沙汰しております。お変わりありませんか?」

「ご無沙」にはすでにお詫びの意味合いも含まれていますが、「申し訳ありません」など謝罪の言葉をひと言添えると、よりお詫びの気持ちが強調されます。

または半年から1年以上期間が空いた場合は、「ご無沙汰」の前に「大変」「久しく」や「長らく」を付け足したり、最後に相手の近況を気遣う言葉を付け加えると、会話をスムーズに進められるでしょう

「ご無沙汰」をメールで使用する場合の例文

例文
・「ご無沙汰しております。以前◯◯の件でお世話になった△△商事の□□と申します」

以前接点のあった取引先などに再び連絡を取りたい場合にも「ご無沙汰」というフレーズを挨拶に使うことができます。長く期間が空いてしまった場合は、相手も誰かわからない可能性があります。そのため相手も思い出しやすくなるよう、会社名と名前に前回の詳細などを付け加えると親切です

「ご無沙汰」と言われたときの返事・返信の仕方

「ご無沙汰」と自分がいわれた場合はどのように返すのが適切なのでしょうか。急に言われてしまうと返答に詰まってしまう場合もあるので、あらかじめ返し方を準備しておきましょう。

例文
相手「ご無沙汰しております」
自分「こちらこそご無沙汰しております」

基本的に「ご無沙汰しております」といわれた場合は、メール・会話のどちらでも「こちらこそご無沙汰しております」と返すのが最もスタンダードな返事の仕方です。そのまま返すのが気になるという場合は「こちらこそご無沙汰しており申し訳ありません」「こちらこそご無沙汰してしまい失礼いたしました」など、語尾に変化を付けてもよいでしょう。

状況に応じて「お変わりありませんか」と相手の近況を気遣ったり、「その説はお世話になりありががとうございました」などお礼の言葉を添えると、より丁寧な印象を与えられるでしょう。

「ご無沙汰」の類語

「ご無沙汰」以外にも、似た意味の言葉はいくつかあります。シチュエーションや相手に応じて言い換えられるよう、チェックしてみましょう。

お久しぶりです

「お久しぶりです」は、長らく会っていなかった相手と再会・連絡を取る際に交わす挨拶の言葉です。

「ご無沙汰」はお詫びの意味合いを含んでいますが、「お久しぶりです」にはそのような意味は含まれません。お詫びではなく、再会を喜ぶ気持ちを表す表現となります。

一般的に「ご無沙汰」よりもカジュアルな表現なので、目上の人や取引先に対して使うのは適切ではないとされています。ビジネスシーンでは「ご無沙汰しております」を使うようにしましょう。

ご息災

「息災(そくさい)」とは、病気やケガをしないで元気でいる様子を表します。目上の相手に対しても、自分自身に対しても使える便利な言葉の一つです。

例文
・「長らくご無沙汰しております、ご息災でしたか」

「ご息災でしたか」は「元気でいらっしゃいましたか」という心配や気遣いの気持ちを伝える言葉です。挨拶の際は例文のように「ご無沙汰」と併用することもできます。一般的には話し言葉というよりも、かしこまった個人的な文章に使われることが多い表現です

「ご無沙汰」を正しく使って良好な関係を築こう!

「ご無沙汰」という言葉には「久しく連絡していない・顔を出さないことを申し訳なく思う」謝罪の意味が含まれています。ビジネスシーンで挨拶として使う場合は、相手の近況や体調を気遣う言葉などを付け加えると、その後のやり取りをスムーズに進めることができるでしょう。

空いた時間を埋められるよう、正しく「ご無沙汰」を使いこなして相手と良好な関係を築きましょう!