ミスマッチとは『組み合わせが不釣り合いなこと』
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ビジネスの場面でも頻繁に耳にする『ミスマッチ』という言葉。あなたはその意味をきちんと理解できていますか?
ここでは、いろいろな具体例も紹介しながらわかりやすく解説します。この機会に、さまざまな『ミスマッチ』の使い方を覚えてみましょう。
ミスマッチの意味をチェック
ミスマッチとは『組み合わせがうまくいかない、不釣り合い』という意味のカタカナ語です。関係のあるふたつの物事がうまく調和していない状態で、不釣り合いなこと、またはその状態を指します。
では、ミスマッチがビジネスにおいてどんな状況で使われているのかを解説します。
ビジネスにおけるミスマッチとは?
ビジネスにおいてミスマッチが発生する場面としては以下のようなケースがあります。
【求職時のミスマッチ】
企業側が採用したいと思える人材が集まらないとき、主に企業側が提示する条件面において、その内容が求職者のニーズと一致していないというミスマッチが生じています。
【採用後のミスマッチ】
採用後に早期離職を招いてしまう場合に、実際の業務内容や給与などの条件が事前に聞いていたものと違う、働く人の性格やモチベーションが企業側の社風や方針などと一致していないというミスマッチが生じている状態です。
あえて行うミスマッチって何?
ネガティブにとらえられがちなミスマッチですが、世の中にはあえてミスマッチで新しい価値を作りだしている例もあるので紹介します。
【デザイン面でのミスマッチ】
クラシックスニーカーの代表格といえるブランドの一つであるVANS(ヴァンズ)。ミスマッチパックと呼ばれる人気のラインでは、左右で対比させたカラーの靴紐やデザインを採用した斬新なアイテムを展開しています。
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ミスマッチの英語は『mismatch』
ミスマッチは英語で『mismatch』と表記し、日本語で使われる場合の意味とほぼ同じです。表記する場合は、misの部分をmissとしないように気をつけましょう。
× missmatch
〇 mismatch
下記に例文を挙げてみます。
They are mismatched couples.
彼らはミスマッチな夫婦だ。
これは性格の不一致をあらわすミスマッチの例です。
Boxing matches with large weight differences are clearly a mismatch.
体重差が大きいボクシングの対戦は明らかにミスマッチだ。
こちらは体格差というミスマッチが生じている例です。
ミスマッチとアンマッチの違い
ミスマッチの類義語としてアンマッチという単語があります。それぞれの違いを理解しましょう。
ミスマッチとは、『釣り合わないものや適合しないもの、一致しがたいものなどが組み合わさっていることで、その組み合わせがうまくいっていない、または不具合が生じている状態』を意味します。
一方、アンマッチとは「適合しないことや一致していないことそのもの」を意味します。
ミスマッチが『組み合わせた結果、釣り合わない、適合しない状態』であるのに対し、アンマッチは、「一致しないためそもそも組み合わせることができない状態」という意味の違いがあるのです。
ミスマッチの使い方・例文
それでは、ミスマッチの例文を見てみましょう。
上司
先輩
新人
上司
先輩
上司
[おまけ]バスケにおけるミスマッチ
バスケにおいてはその他のスポーツとは異なり、ミスマッチをいかに生み出してついていくかが重要な作戦の一つとなります。
バスケにおけるミスマッチとは、ドリブルのスキルやスピード、または身長や体格のミスマッチを試合の中で意図的に作り出して効果的に攻める、または守ることを指すのです。
先輩
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ミスマッチをなくすことが企業成長のカギ
ミスマッチは、日常生活でもよく使われる言葉です。ビジネスにおいては、採用におけるミスマッチや企業内での人的なミスマッチなどがあり、これらのミスマッチをなくしていくことが、企業や人の成長に繋がります。
ぜひ、この記事を参考に正しい意味や使い方を理解しましょう。