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「自嘲」の意味とは?「自嘲癖」とは?読み方から使い方、類語まで

「自嘲」とは「自分を馬鹿にして笑う」という意味

「ふぅ~」とため息をつくと彼女は自嘲するかのように鼻で笑った

ちょっと!私の行動にアテレコしないでくれる!

自嘲気味に失敗を語る 

カップ麺を食べようとしてカップに包み、ゴミ箱に薬味をいれてしまうような失敗…誰でもありますよね。そんな時は自嘲気味に誰かに語りたくなります。

「自嘲(じちょう)」とは自分を馬鹿にして笑うという意味。

他人のことではなく、自分自身の性質や失敗などを軽蔑して笑う点がポイントです。

「自嘲」の読み方

「自嘲」は「じちょう」と読みます。

「言動を控えめにする」という意味の「自重」と同音です。変換ミスしないように気を付けましょう。

「自重」の意味とは?読み方やシーンで意味が異なる「自重」を詳しく解説!

「自嘲」の漢字

「自嘲」の「嘲」は「嘲(あざけ)る」という意味。「嘲る」の意味は「馬鹿にして笑う」です。つまり、「自嘲」は「自らを馬鹿にして笑う」。

「自嘲」の使い方・例文

「自嘲」の例文

・先日のミスを思い出して自嘲するかのように笑った

・酔いつぶれて醜態をさらした話を自嘲気味に語った

・彼は自信がないのか自嘲癖がある

ミスや醜態を「自嘲」して面白おかしく語るのであれば聞く方も気楽ですが、境遇や性格などなかなか変えられないことを「自嘲」するのは話が別です。「笑ってくれ」というつもりでも聞いている相手は気を遣うだけ。

深刻な話は「自嘲」して語らないようにしましょう。

「自嘲」の類語

「自嘲」の類語

・自虐(じぎゃく)

・卑屈(ひくつ)

「自虐」の「虐」は「傷つける・しいたげる」という意味。

そのため、「自嘲」よりも「自虐」の方が自らを軽蔑する度合いは大きいと言えます。とはいえ、「自嘲」も「自虐」も笑い話からシリアスな話題まで使うことができます。

「自嘲癖」の対処法

何かにつけて「自嘲」してしまう人は「自嘲癖」があるのかもしれません。「自嘲癖」は過去の辛い境遇や自信のなさが原因のことが多いようです。

「自嘲癖」はある程度対策すれば改善することが可能です。

自嘲癖の対処法をいくつか挙げました

・成功体験を積む

・自分をほめる習慣を付ける

・自嘲しそうになったら思考を止める

「自嘲」はライトな話題だけにしよう

「自嘲」はライトなものであれば笑い飛ばしてすっきりすることができます。しかし、辛い境遇や立場などは「自嘲」しても百害あって一利なしで辛さが増すだけ。相手がいる場合はその人も気の毒です。

自嘲癖は成功体験をたくさん積んで改善していきましょう。