『フォトジェニック』とは『写真映えする』いう意味
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SNSが当たり前のように使われている現代において、『フォトジェニック』もたびたび耳にする言葉となりました。これは『写真映えする』を意味しています。
『インスタ映え』も同様の意味で、この言葉がわからない人は少ないですよね。しかし、『フォトジェニック』は『インスタ映え』ほど広く使われていないため、どんな写真かイメージできない人もいるでしょう。
ここでは、『フォトジェニック』の由来・意味のほか、会話での使い方についてもわかりやすく解説します。
『フォトジェニック』の由来・意味
『フォトジェニック』は、英語の『photogenic』が由来となっており、意味は次のとおりです。
・写真写りの良い
・写真向きの
・写真に適した
日本語としての『フォトジェニック』も同じ意味で使われています。
英語圏では人に対してのみ使いますが、日本では物や背景も対象となります。
ちなみに、英語では「He is very photogenic.(彼はとても写真写りがよい)」のように使います。
『フォトジェニック』の使い方・例文
『フォトジェニック』は、文章の中ではこのように使います。
フォトジェニックな写真にするためには、カメラワークも大切だが、商品を持つモデルの服の色も考えなければならない。
ジャングルをイメージして作られたこのレストランはフォトジェニックな写真が撮れると人気だ。
先週オープンしたカフェがフォトジェニックだとSNSで話題になっている。
『フォトジェニック』の類語・言い換え表現
『フォトジェニック』の類語にはこんな言葉が存在します。
・インスタ映え
・ブログ映え
・絵になる
『フォトジェニック』と『インスタ映え』の違い
今や『写真映えする』の意味で『インスタ映え』を使う人もいます。しかし、この二つの言葉には、違いがあります。
【フォトジェニック】
Facebook、Twitter、インスタといったSNSのほか、ホームページ、広告など、さまざまな媒体の『写真映え』を表現する際に使えます。
【インスタ映え】
インスタに投稿される写真のみが対象となります。
流行りつつある『インスタ萎え』とは?
『萎える(なえる)』とは、『気が抜ける、気力がなくなる』といった意味です。つまり、『インスタ萎え』とは、インスタに投稿しても見栄えが良くない写真のこと。
現在では『インスタ映え』の反対語として若者の間で広まりつつあります。
『フォトジェニック』はビジネスでも重要
特に商品写真を取り扱うマーケティングにおいて、『フォトジェニック』であるか否かは、商品の売れ行きを左右する要素となります。
SNS上で頻繁に見聞きしても、決してSNS用語というわけではありません。仕事をしている中で出てくる可能性がある言葉なので、今のうちに意味をしっかり理解しておきましょう。