「討議」の意味とは?「議論」との違いは?類語から英語、使い方まで詳しく

「討議」とは「話し合い」という意味

今回の会議は「討議」ですか?それとも「協議」ですか?

いや、ゴミ出し当番誰にするか決めるだけのちょっとした話し合いだから。そんな本格的なものじゃないよ

討議して今後の方針を決める

「議論する」「会議する」とは言っても、あまり「討議する」とは言わないですよね。

「討議(とうぎ)」には「話し合い」という意味があります。上に挙げた言葉もこれから紹介する言葉たちも言ってみれば全て「話し合い」。とはいえ、微妙なニュアンスの違いがあります。

一般的な「議論」や「会議」ではなく、あえて「討議」のようなあまり使わない表現をする場合、そのニュアンスの違いが重要なことも。

「討議」と「討論」の違い

「討議」と似た表現に「討論(とうろん)」があります。これらの違いは何なのでしょうか。

一言でいってしまえば「討議」と「討論」は行う目的が違います。

・討議⇒意見を出し合って結論を導き出す

・討論⇒異なった意見をぶつけ合って優劣を競う

「討論」は「ディベート」と同じ意味。「ディスカッション」は「議論」と言い換えられることが多いですが、「討議」と同義とする場合もあります。

「討議」と「討論」の違いは「ディスカッション」と「ディベート」の違いとも言えます。これらについては以下で詳しく解説しています。

ディスカッションって?テーマや進め方、英語表現やディベートとの違いまで徹底解説!

ディベートとはどんな意味?目的と効果、やり方のコツ、ディスカッションとの違いを解説

「討議」の国際的なルール

「討議」と似た表現に「協議(きょうぎ)」と「審議(しんぎ)」があります。

類語多い!もういいよ、うんざりだ~

と思うかもしれません。ですが、これらには明確な違い、というか順番があります。

確かにそれぞれの言葉を別々に見た場合大した違いはないかもしれません。結局は「話し合い」です。

・討議⇒話し合って結論を出す

・協議⇒集まって話し合う

・審議⇒話し合って可否を出す

「協議」の意味とは?使い方や類語との使い分け、英語表現を解説!

「ロバート議事法」とは

会議の進め方をまとめた「ロバート議事法」という議事進行規則をご存知でしょうか。効率よく「話し合い」を進めるためのルールブックのようなもので、国際的に広く採用されています。

日本の国会も実は「ロバート議事法」のルールに則って進められています。他にもロータリークラブやライオンズクラブも採用。

この「ロバート議事法」の中で「討議」「協議」「審議」はこの順番で行うべきとして記されています。意味合いも少々変わってきます。

「ロバート議事法」における「討議」等

①討議⇒その議題について議論するかどうかを決める

②協議⇒議論すべきと決まった議題について仮の結論を出す

③審議⇒討議・協議を受け、最終的に結論を出す

簡単に説明すればこんな感じ。「協議」の結果、「討議」に戻されたり、「協議」で結論が出されたりすることもあるようです。

「ロバート議事法」について詳しく知りたい方はまずはググって情報を集めてみてください。他にも様々なルールがあります。意味のある話し合いをしたい方におすすめ。

「討議」の使い方・例文

「討議」を使った例文です。

「討議」の例文

・問題解決に向け討議を重ねる

討議した結果、その決まりは廃止することに決まった

討議を経て協議を行う

基本的には「議論する」と同じような使い方です。「議論を重ねる」のように「討議を重ねる」と表現できます。

「討議」の英語表現

「討議」を英語で

The team discussed starting a new project

⇒チームは新しいプロジェクトの開始について討議した

「discuss」で「討議する(動詞)」を表現しています。「議論する」と訳すことも可能。

「discuss」を名詞にした「discussion」は「ディスカッション」としてカタカナ語にもなっています。

有意義な「討議」をしよう

「討議」と呼ぶにせよ「議論」と呼ぶにせよ、「話し合い」はビジネスでは重要。とはいえ、形骸化したような「話し合い」があるのも事実です。「ロバート議事法」だけではなく「話し合い」を有意義に進めるための方法はいろいろとあるので調べてみてください。