ディスカッションって?テーマや進め方、英語表現やディベートとの違いまで徹底解説!

ディスカッションは「議論」のこと!

“ディスカッション”と聞くと授業や面接での思い出が呼び起こされるという人も多いでしょう。“ディスカッション”とは「議論」のこと。「日本人は議論を避ける」とも言われるように“ディスカッション”に対して苦手意識を持っている人も多いはず。今回は“ディスカッション”について詳しく見ていきましょう。

ディスカッションの意味

“ディスカッション”は「議論」だと前述しましたが、そもそも議論とはどのようなものでしょうか。議論はテーマを決めて話し合うこと。授業や面接などでは細かくルールが決められることもありますが、本来は自由に話していいものなんですね。

先輩

ということは仕事でもプライベートでも日々ディスカッションをしているということになるよね
お昼ご飯を何にするか決める話し合いもディスカッションだったなんて…

新人

英語圏のアメリカでは

“ディスカッション”は英語のdiscussionから。意味はカタカナ語とほぼ同じ。ところでアメリカ人は議論(discussion)好きと言われます。留学や旅行などで交流したことがある人であれば思い当たることがあるでしょう。日本で行われているような白黒つけるようなものではなく、単に意見を述べ合う場、コミュニケーションの手段として気軽に行っています。

そのため結論が出ないこともあるようですが、どんな意見でも尊重してもらえるので“ディスカッション”が苦手な方はアメリカ流を参考にするといいかもしれません。

新人

自分の意見が間違っているかも、否定されるかもと考えるとなかなか発言できないんだよなぁ…
日本でディスカッションと言ったら意見をぶつかり合わせて結論を出すものと考えている人が多いからね

先輩

上司

結論を導き出すことを前提にしたディスカッションも建設的でいいんだけど、それでいい意見が埋もれてしまったら本末転倒だしなぁ

ディベートとの違い

“ディスカッション”と似た「ディベート」という言葉も。同じ意味として使われることも多いですが、2つには大きな違いがあります。

ディベートは2つの立場に分かれて主張し合うというもの。肯定か否定かA案かB案かなど意見を出し合い結論を導くのがディベートです。

自分の意見を成立させるための筋道立った説明や、相手の意見を否定することも必要。日本語では討論と言い換えることもできますね。

新人

お昼に何を食べるのか意見を出し合うのがディスカッションで、カレーかトンカツどちらがいいか話し合って決めるのがディベート!
簡単に言えばそうなるのかな

先輩

いろんなディスカッション

“ディスカッション”にもいくつか種類があります。代表的なものをご紹介。

グループディスカッション

グループディスカッションは企業の選考に採用されています。学生をグループ分けして、グループごとに結論を出させるというもの。導き出した結論に基づく物(企画案やポスターなど)をプレゼンまでするものは、グループワークと呼ばれます。混同して使用されている場合もあり。

パネルディスカッション

パネルディスカッションはパネラー/パネリストと呼ばれる代表者を中心にして意見を出し合っていくもの。パネラーには専門家や対立する意見を持つ人たちが選ばれます。ちなみにパネラーは和製英語で英語ではpanelist(パネリスト)。

ディスカッションの進め方

“ディスカッション”は自由にやっていいものですが、仕事や面接などではそうはいきませんよね。ここでは円滑に“ディスカッション”を進めるための方法を見ていきましょう。

テーマ選び

選考ではあらかじめテーマが決められていることが多いですが、決める必要がある場合テーマ選びは重要です。“ディスカッション”の良し悪しがテーマ選びで決まると言っても過言ではありません。すぐに結論が出るようなものは論外ですが、壮大すぎるのも考え物。

自分の価値観や体験談などを反映させやすい身近なテーマがいいでしょう。ディベートではありませんが、あえて対立意見が出るようなものもいいでしょう。

役割分担

本来“ディスカッション”には役割はありませんが、「司会」や「書記」などの役割をあらかじめ割り振っておくとスムーズに進行することができます。役割には他にも時間の管理を行う「タイムキーパー」や、とにかくたくさんの意見を出す「アイデアマン」なども。

役割を得たからといってその他のことをしないというのではなく、“ディスカッション”をより良いものにしようという心構えが重要です。司会や書記を担う人でも自分の意見を述べる必要があります。

ディスカッションペーパーを使うのもあり

ディスカッションペーパーは“ディスカッション”を円滑に進めるための参考資料のことです。参考になりそうな情報や論点をまとめておくことで、生産性をあげることができます。

ディスカッションペーパーを用意することで、議論の前提となる情報や知識の共有に時間を取られたり、論点がずれたりすることを防ぐことにつながります。

どんなディスカッションでも意見を述べることが大事

“ディスカッション”を行う目的は、問題を解決するため、お互いを理解するためなど様々ですが、自分の意見を言うことが大事。大した意見ではないと思っても、意見してみたら意外と好評だったり、その意見から別の人が着想を得ていい案が生まれたりすることもあります。

対立型の“ディスカッション”やディベートでは時に意見が否定されることもあるかもしれませんが、めげずにガンガン意見を出していきましょう。