ミレニアル世代とは『2000年以降に成人を迎えた人』
新人
上司
ミレニアル世代は、子どもの頃からデジタル機器に囲まれて育ってきました。SNSを使いこなし情報を他人とシェアすることが好きです。
ここでは、ミレニアル世代の特徴や使い方、ゆとり世代との違いもくわしく解説します。
ミレニアル世代の意味をチェック
『ミレニアル世代』とは、もともとアメリカで使い始められた世代の呼び名で、『おおむね80年代から90年代に生まれた世代のこと』。言い方を変えれば『ミレニアムである2000年頃に大人の仲間入りをする世代』ということです。
ミレニアル世代の価値観は前世代とまったく違う
彼らはその前の世代と比べて価値観が大きく異なっています。実際にはいろいろな人がいることに間違いはありませんが、ここではミレニアル世代の価値観として典型的な例を挙げていきましょう。
・ビールよりワインを選ぶ
・人事評価は年1回より頻繁にしてほしい
・結婚する前から普通に一緒に住む
・わからないことは誰かに相談するよりググって解決
・古い資産形成より新しい感覚の投資を好む
・ファストファッションが基本
・情報や料理などなんでも共有(シェア)するのが好き
デジタルネイティブなミレニアル世代の特徴とは?
ミレニアル世代のなかには小学校時代、頻繁に家族旅行をしてきた人が多く、旅行などのお出かけ行事には積極的とされています。
また今後、マーケットや政治に大きな影響を持つ世代であると考えられており、有名な団塊ジュニア世代のさらにジュニアの世代ともいえるでしょう。
生まれつきインターネット環境がデフォルトになっていた最初の子供たちでもあり、パソコン・スマホ・タブレットを自由に駆使するため、デジタルネイティブともいわれています。SNSが普及する原動力となった世代とも考えられ、情報の収集をSNSで完結させる人も多いです。
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ミレニアル世代の英語は『Millennials』
ミレニアル世代は英語で『Millennials』と表記します。使い方も日本の場合と同様です。
以下のように使われます。
ベビーブーマーは何らかの理由で引退することに消極的であり、ミレニアル世代はアメリカの労働力で唯一最大のグループになりました。
ミレニアル世代は認められてないと感じた場合、イライラしたり怒ったりすることさえあります。
ミレニアル世代とゆとり世代の違い
ミレニアル世代とゆとり世代の違いは何なのでしょうか?
ゆとり世代は1987年から2004年の間に生まれて、「ゆとり教育」と呼ばれる学習指導要綱による教育を受けた世代を指します。世代的にはミレニアル世代の中に含まれています。
つまり、ミレニアル世代はゆとり世代の前後も多少含んでいますが、価値観や特徴はほぼ近いと考えていいでしょう。
ミレニアル世代の使い方・例文
日常的にはそれほど使われないミレニアル世代ですが、ビジネスシーンでの会話では、いったいどのような使われ方をするのでしょうか。例文で見てみましょう。
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[おまけ]シェア好きミレニアル世代は給料事情も同僚と共有?
ミレニアル世代よりも前の世代には、個人の給料や貯金の事情に関してをセンシティブなものだと考えてる人が多く、他人に給料やボーナスの額面を知られることを嫌います。
しかし、ミレニアル世代にとってお金の話はタブーではありません。シェア好きの世代だけに、同僚や友人、家族と給与について普通に話をする人が多いようです。
ほかの世代とのさまざまな違いを認識して使おう
ここで見てきたように、世代によって、さまざまな価値観の違いがあり、それが社会のトレンドにも影響を及ぼしています。ミレニアル世代は今後の日本を担う世代なので、違いと影響力を認識して『ミレニアル世代』という単語を使いこなしましょう。