概要の意味とは?重要書類の「概要欄」でも使う重要なワード

概要とは『物事のあらまし』

上司

さっきの君からの報告は、だらだらと長すぎてポイントがわからないね……。もう一度、今度は『概要』を話してくれるかい?
が、がいようですか?すみません、どういうことですか?

新人

上司

えっ!『概要』もわからないのかい?そりゃだめだよ、『概要』ってのはね……。

わかりそうでわかりにくい概要とは『物事の大事な部分、あらまし』です。しかし、「概」がつく言葉はたくさんあって、わかりにくいかもしれませんね。

ここでは、概要の意味を似た言葉との違いがわかるようにわかりやすく解説するので、しっかり理解していきましょう。

概要の意味をチェック

概要の概とは「おおよそ」で「要」とは大事なことです。つまり概要とは全体をざっくりとまとめるだけではなく、『大事な部分をまとめること』になります。

似た言葉がいろいろあるので、確認しておきましょう。

概要は類語のオンパレード

概要と似た言葉がいろいろとあるので、以下に挙げます。

概要の類語
概略・概論・概況・概括・大要・要約・要旨・大旨・主旨・大意・大略・総論・要旨・概観・総括・略意・略説・略説・略意・大筋
概論は「全体を論じること」なので、概要とはちょっと違います。概況は「おおよその状況」なので、これも少し違います。概括は全体を総括して述べることで、これも概要とも違い概論とも異なります。大意は大まかな意味なので、こちらも概要とは違います。

このように、それぞれの言葉のニュアンスが少しずつ異なります。しかし、方向性は似ているので、置き換えてもある程度は通じる言葉です。

先輩

微妙な違いを理解して使い分けできると、わかる人からは一目置かれるかもね!

履歴書や職務経歴書の概要欄の書き方は?

履歴書や職務経歴書の『概要』の欄は、概要というだけあって長すぎると印象がよくないものです。これだけは伝えたいという、ポイントとなる部分を的確な短い言葉で表現し、それをいくつかスムーズにつなげるような書き方をしましょう

たとえば以下のような感じです。

例文
「2015年4月から現在に至るまで、IT企業のSEとしてインフラ構築の業務を経験しました。そこで得たスキルをサーバーサイドエンジニアの業務で活かすことを検討しております」

概要の英語は『outline』

概要は英語で『outline』と表記します。使い方は日本語と同じで、以下のように使われます。

例文
Please tell us about the outline.
概要について私たちに教えてください。

また、outline は動詞として「〜の要点を述べる」「概要を説明する」という意味で使われます。以下がその例です。

例文
It’s very hard to outline the project.
プロジェクトの概要を説明するのは非常に難しい。

概要と概略の違い

概要の「要」は前述の通り大事な部分という意味ですので、重要な部分に絞り込んでまとめたものを指します。概略の略は「はぶく」という意味ですので、「概略」は細かい部分を省いて「おおよそ」にまとめたものです。

お互い近い言葉ではありますが、概略が全体をシンプルにしたものに対し、概要は重要な部分にフォーカスしてまとめたものという違いがあります。

概要の使い方・例文

しばしば会話に登場する概要ですが、ビジネスシーンでの会話でどのような使い方があるのでしょうか。例文で見てみましょう

例文1

新人

先輩!やっとリサーチの集計ができました!
ご苦労さま!調査結果の概要をクライアントに報告できるようにまとめておいてね。

先輩

例文2

上司

今週中に新規事業案の概要を社長に報告しなきゃいけないのだが、うまくまとまらない…。

[おまけ]YouTubeの概要欄は今や重要な告知ツール!

最近はYouTubeで「概要欄」という言葉が飛び交っています。「概要欄をご覧くださいね!」「概要欄にリンク貼っておきます!」などとユーチューバーの方がよく発言していますね。自分の告知をするためのツールとして概要欄が大活躍しているようです。

類語との微妙な違いを理解して使おう

概要に似た言葉はたくさんあっても、微妙な違いがあり、そのちょっとの違いが大事であることも多いのです。似ていてもその違いをきちんと理解して、概要を使いこなしましょう。