「痛み入ります」の意味とは?使い方や注意点、類語などを例文で解説

「痛み入ります」とは「痛いほど心にしみます」という意味

手料理をふるまっていただき痛み入ります

余り物だから気にしないで。それにこんなことで「痛み入ります」は大げさだよ

いえ、食べてお腹が痛くなったという意味です

痛み入ります」にそんな意味はないでしょ

 ご丁寧なことで痛み入ります

丁寧にお礼を述べる際に「痛み入ります」と使うことがあります。お礼なのに「痛い」?と疑問に思うかもしれませんが、「痛い」は「痛い」でも「心が痛い」。

「痛み入ります(いたみいります)」の意味は「痛いほど心にしみます」。相手の親切や厚意に対して恐縮しつつお礼を述べる際に使います。

「痛み入ります」を使うシーン

「痛み入ります」を使ったことがないという人も多いでしょう。どんなシーンで使うのか確認していきます。

お礼の「痛み入ります」

もっとも多いのが相手への感謝で「痛み入ります」を使うシーン。

お礼の「痛み入ります」の例文

・皆様のお心遣い痛み入ります

・平素は格別のご高配を賜り痛み入ります

・旧年来のご厚情痛み入ります

・いつもながらのご親切痛み入ります

「痛み入ります」は日常会話で使うには少々フォーマルすぎるので、文章の中や挨拶で使用されることがほとんど

葬式の「痛み入ります」

お葬式でもよく使います。

葬式の「痛み入ります」の例文

・ご丁寧に痛み入ります

・ご多忙の中痛み入ります

式の中の挨拶で使います。

また、身内の不幸で来列者に声をかけられたときに「痛み入ります」「恐縮です」と短めに返答するフレーズとして使うことも。

皮肉の「痛み入ります」

一般的とはいえませんが、皮肉で「痛み入ります」を使うこともあります。

皮肉の「痛み入ります」の例文

・「私に勝てると思ってるんですか?早めに辞退した方がいいですよ」「ご忠告痛み入ります

・「独身者限定のパーティーのパンフレットを持ってきてあげました」「ご親切痛み入ります

相手のいじわるや相手の余計なお世話、厚かましさに対して、その場に不釣り合いな丁寧すぎる「痛み入ります」で皮肉的に返答しています。例のようにわかりやすい使い方はしないかもしれません。

「痛み入ります」の類語

「痛み入ります」と似たようなシチュエーションで使える表現に「恐れ入ります」や「恐縮です」などがあります。言い換えてもほぼ同じ意味。

・お心遣い痛み入ります

・お心遣い恐れ入ります

・お心遣い恐縮です

「痛み入ります」と同じように感謝の気持ちを表すフォーマルな表現ですが、「痛み入ります」ほどではないため、会話で使っても違和感がありません。ビジネス上の会話でよく使います。

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いざという時のために

「痛み入ります」は挨拶やお葬式などかしこまったシーンで使うフレーズ。よく使う言い回しではないため、いざというときに使いこなせるように確認しておきましょう