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モチベーションの意味とは?理論や維持するテクニックも紹介

モチベーションとは『動機づけ』

新人

課長!今日の会議での発言、カッコよかったです〜!部下としてモチベーション上がりました。
そうかい?それはよかった。モチベーションじゃなく、テンションが上がっただけで終わらなければいいけどね(笑)

上司

仕事や勉強をしていて、モチベーションが上がらないと感じることはありませんか?よく使われるモチベーションという言葉は、意外と本当の意味を知らずに使っている人が多いかもしれません。

ここでは、モチベーションという言葉を適切に使えるよう、本来の意味やテンションの違いなどを、わかりやすく解説します。

モチベーションの意味をチェック

モチベーションとはやる気や動機などを意味する言葉です。動機を引き出すことが『動機づけ』で、これを指してモチベーションという場合もあります。

モチベーションという言葉を使う多くの場合に、「モチベーションが上がる」といった言い回しが使われます。「上がる」との関連でテンションと混同されることがあるかもしれません。

モチベーションに関する理論

社員のやる気を引き出し、自発的な努力を促すことは会社にとって有効です。いくら社員を上から鼓舞しても、結局のところ本人がやる気を出さなければ意味がありません。

ここでは、どうすれば人が自発的に行動を起こすのかという「モチベーション理論」について少しだけ触れておきましょう。

マズローの欲求のピラミッド

モチベーション理論の土台となっている代表的な考え方が、アメリカの心理学者であるマズローが提唱した「欲求のピラミッド」です。

これは、人間の欲求が5段階のピラミッドになっているという考え方で、底辺から始まり欲求が満たされると1段階上の欲求を目指すという流れです。

5段階は以下の通りです。ピラミッド通り、最も下の「生理的欲求」が底辺で「自己実現欲求」が最上位です。

欲求のピラミッド
自己実現欲求
承認の欲求
所属の欲求
安全の欲求
生理的欲求
生理的欲求が満たされると安全を求めます。それが満たされれば、集団に所属したい欲求が生まれます。それが満たされれば、自分の存在を認めて欲しい欲求が生まれ、最後に純粋に自分の理想を実現したい欲求が生まれるというわけです。

モチベーションを上げるのに必要なのは、上記の欲求のピラミッドの「所属」「承認」などの動機付けの要因です。

チーム内での存在感を感じて「所属」の欲求が満たされ、上司に認められて「承認」の欲求が満たされ、さらに高次元の欲求に向かう可能性があります。

部下のモチベーションを上げるためには、上手に所属から承認の一連の欲求を満たして上げることが効果的なのです。

ローゼンタールのピグマリオン効果

ピグマリオン効果とはアメリカの教育心理学者ロバート・ローゼンタールが主張するもので、人は期待されたとおりの成果を出す傾向があるとする内容です。

これについては学校の実験が有名です。成績の優秀な生徒のクラスと成績の悪い生徒たちのクラスのそれぞれの担任に、事実と逆のことを告げて担当させました。

その結果、成績の良かった生徒たちのクラスの成績が下がり、成績の悪かった生徒たちのクラスの成績が上がったといいます。このことにより、人は期待されたとおりの成果を出す傾向があるという理論が主張されました。

つまり、モチベーションを引き出すためにはその人の秘めている力を信じ、期待して接することの大切さが求められるということです。

ブルームの期待理論

ブルームの期待理論は、モチベーションがどうやって生じるかを解明しようとした理論です。要点はブルーム本の言葉によると以下の通りです。

「努力でどれくらいのことが達成され、それによって何がもたらされ、もたらされたものがどれだけの価値があると予想されるか」

つまり、以下の3段階を経てモチベーションが生じるのです。

努力した結果どの程度まで達成できるかがわかる
それによってどういう見返りが期待できるかがわかる
その見返りは自分にとってどれだけ価値があるものかがわかる
このような流れを作ることができて、見返りが価値あるものだと感じることができれば、モチベーションが生まれるということです。

先輩

いろいろと研究されているのは、いかにモチベーションが大切であり、維持しにくいものかということね。

モチベーションの英語は『motivation』

モチベーションは英語で『motivation』と表記します。使い方は日本語と同じです。

以下のように使われます。

例文1
It’s good enough to lose our motivation.
それは私たちのモチベーションを失くすには十分です。
例文2
Recently, my motivation has decreased and I am troubled.
私はここのところ、モチベーションが下がって困っています。

モチベーションとテンションの違い

「さあ、テンションを上げていきましょう!」などと部署内のモチベーションを上げようとする上司の発言を聞いたことはありませんか?実際のところ、テンションとモチベーションとは意味も使い方も違います

テンションは緊張という意味であって、モチベーションのような動機づけという意味はありません。とはいえ、テンションは日常的に気分や気合というニュアンスで使われています。

つまり、テンションはそのときの気分を上げ、やる気を出すというニュアンスがあります。一方、モチベーションは動機を持続できるかということが重要だという違いがあります。

モチベーションの使い方・例文

日常的にもよく使われるモチベーションですが、ビジネスの現場ではいったいどんな使い方があるのでしょうか。例文で見てみましょう

例文1

先輩

最近業績が上がっているね!今月目標達成できたら、ご褒美にディナーに連れて行ってあげようかな?(笑)
マジすか!?先輩にそういわれると、お愛想でもモチベーションが上がっちゃいます!

新人

例文2

上司

契約はキャンセルされるわ、そのことで専務にはこってり絞られるわで、モチベーションが下がってしまうよね……。

[おまけ]モチベーションを維持する7つのテクニック

モチベーションを維持するための、ちょっとしたテクニックを紹介します。一度試してみませんか?

モチベーションを維持する7つのテクニック
自分にご褒美をあげる
一日にこなすべきタスクを決める
成功者のやり方をそっくりまねる
進捗状況を確認してみる
ともに励める仲間を作る
達成しやすい目標から設定する
オンとオフを明確に使い分ける

仕事に不可欠なモチベーションを理解しよう

モチベーションを維持するのは難しいけれど、よい仕事をするためには必要不可欠なことでもあります。重要性をよく認識し、一時的なものであるテンションとは区別して使いましょう。