御大とはどんな意味?類語や英語、日常的な使い方を解説

御大は読み間違いが多い言葉

新人

おだい?ごだいかな?この漢字は何て読めばいいんでしょうね?
御大(おんたい)よ。

先輩

新人

おんたいですか。字面をみても読み方がわかっても、意味が予想できない厄介な言葉ですね。

「御大」の「御」の字は読み方がたくさんある漢字です。「おん」「お」「み」「ご」「ぎょ」など「大」の字とつなげて読んでみてもさほど違和感がありません。

どれもありそうな気がするため、新人君のように読み方がわからず困ってしまう人も多いかもしれませんね。

漢字だけみていても意味がわからず読みの予測も難しい「御大」について学び、社会人としてレベルアップしましょう!

御大とは「大将」という意味

御大(おんたい)は「御大将(おんたいしょう)」の略です。

集団をまとめる人を意味する「大将」に、尊敬の念を込めて「御」の字をつけたのが「御大将」。その「御大将」を親しみを込めて略したものが御大です。

「御大将(おんたいしょう)」の略だから御大(おんたい)。もとになるワードを知っていれば読み方を間違えることはなくなりますね。

御大は、次のような意味をもっています。

御大
・頭立つ(かしらだつ)人
・その道の長たる人
・一家や仲間、店など団体の長(おさ)のこと

御大は、よく相手を知っていて親しみを感じている目上の人に対して使う言葉です。

よその団体の長など、あまり関係が深くない人物に御大は使用できません。相手に馴れ馴れしいと思われかねないので注意しましょう。

御大は本人の前では使わない

御大は、下の立場の人間が自分たちの長を親しみを込めて呼ぶ愛称です。好意からくる呼び方ではあります。しかし、長本人の耳に入ると馴れ馴れしくて失礼だと思われてしまう恐れあり

よっぽど親しい間柄で、長本人が御大と呼ばれることを許容しているのなら問題にはならないかもしれません。しかし、一般的に御大は、長本人の前では使わないほうがいい言葉です。

御大の使い方・例文

御大は、親しみを込めて自分たちの長を呼ぶ愛称です。面と向かって長本人に使うことは普通ありませんが、仲間内では気楽に用いられていますよ。

御大をどのように使用するのか、例文でイメージしてみましょう。

例文1

上司

明日予定されてる〇〇株式会社との交渉には、御大が自ら足を運ぶそうだよ。
予想どおり御大が動き出しましたか。社運を賭けた交渉ですもんね。

先輩

例文2

新人

お地蔵様みたいな笑顔の下に、御大からのプレッシャーが隠れている気がするのは僕だけでしょうか。
新人君もか。僕も御大の言葉には弱いんだよなぁ。8割方無理難題なんだけど、期待に応えないと自分がものすごく悪いことをした気になってしまう。

上司

新人

好々爺然とした御大ならではの部下コントロール術ですかね。

御大の類語

御大のように、団体の長を呼ぶときに用いる呼称はほかにもあります。

御大の類語
お頭(かしら):尊敬を込めた頭領や親分の呼び方
首領:長、頭、頭目(とうもく)、親分のこと。悪党のトップをそう呼ぶのが一般的

時代劇か何かで出てきそうな言葉ですよね。ビジネスで使うケースはあまりないかもしれませんが、雑学として覚えておきましょう。

御大の英語表現

御大を英語で表現したいときには次の語句が使えます。

Mr. Big:大ボス
the boss:ボス
head:長、頭、首領
leader:リーダー、首領
chief:長、頭

ビジネスで英語圏の人と話す機会があるかもしれないですよね。そのときに備えて英語の語彙も増やしておきましょう。

御大とは日常使いする気楽なワード

御大は、仲間内で日常的に用いる気軽なワードです。

ただし、使用するときに注意しなければならない点もあります。よその団体の長には使えませんし、自分のところの長でも本人に向かっていうのはNG。

口にして大丈夫なシチュエーションか見極めて、上手に御大を使用してみましょう!