整合性とはどんな意味?読み方って?使い方、類語、英語も紹介!

整合性とはフォーマルな言葉

新人

整合性って堅苦しい言葉ですね。わざわざこんな小難しいいい方しなくてもいいのに。
確かに、整合性はフォーマルな言葉だね。逆にいえば、ビジネスマンなら使えないと困るワードなわけだ。

上司

新人

なるほど。社会人は、公と私で言葉を使い分けないといけないんですね。

整合性はややお堅い表現の言葉です。そのため、使うのは主にビジネスなどフォーマルなシチュエーションになります。

プライベートの会話に差し込むには向いていませんが、ミーティングなどではよく登場する言葉ですよ。

ビジネス会話で頻出する整合性について学び、社会人としてレベルアップしましょう!

整合性とは「矛盾がない」という意味

整合性は「せいごうせい」と読みます。「無矛盾性」という意味ですが、ちょっと難しいですよね。わかりやすく説明すると次ようなニュアンスになります。

整合性
物事や言動に矛盾がなくて一貫していること
・ズレがなく整っていること

整合性は、東京大学名誉教授の丸山眞男さんが、著書の中で使った「論理的整合性」という言葉に由来します。

「論理的整合性」は、論理的に間違っていると証明しようとしても矛盾が生じないこと。「論理的整合性」は、1961年に出版された「日本の思想」という哲学書に登場します。

整合性の使い方・例文

整合性は、物事や言動に矛盾がないことを意味する言葉です。

整合性をどのように使用するのか、ビジネスでよく登場する言い回しを例文でイメージしてみましょう。

例文1

上司

新人君の企画書は、事前調査の結果と整合性がとれないよ。
整合性をとるように企画書を修正してきます!

新人

例文2

新人

整合性を図る改善案を考えないといけないんだけど・・・。難しいなぁ。
ここまであちこち整合性を欠いているなら、新しい企画を考えるほうが早い気がするんだけど。

先輩

例文3

部下

本部長と共同で事業を指揮している裏で失敗させる策を講じるなんて、事業部長は何を考えているんでしょう?整合性がないですよね。
それなりに整合性はあると思うよ。ライバルの本部長の失点は、自分の昇進につながると判断したんじゃないかな?役職持ちとして正しいかどうかは別だけど。

上司

上記のように、「整合性を欠く」「整合性をとる」「整合性がある」といった使い方をすることができます。

覚えておきたい整合性の類語

整合性は堅い表現の語句なので、連発していると堅苦しい印象を相手に与えてしまう恐れがあります。言い換えできるワードを知っておくと便利です。

似たようなニュアンスの言葉も、この機会におさえておきましょう。

整合性の類語
■一貫:ひとつの方針や態度で、最初から最後までつらぬき通すこと
■一貫性:始めから終わりまで、ぶれることなく芯が通っているさま
■一致:2つ以上あるものが、食い違いなくぴったり同じになること
■論理的:筋道を立てて考える様子
■調和:矛盾や衝突などがなく、全体がちょうどよくまとまっていること
■首尾一貫:考え方や方針が変わらないで、最初から最後まで筋が通っていること
■辻褄(つじつま)が合う:前後が矛盾しないで筋道が通る

語彙を増やして伝えたいニュアンスに近い用語を選べるようになりましょう。

整合性の英語表現

矛盾がなく整っているというニュアンスの整合性を英訳したいときには、次のような表現が使えます。

■consistency:一貫性、言行一致、矛盾がないこと
■consistent:首尾一貫した、矛盾のない
■compliance:(規則などへの)整合性
■integrity:(構造的な)一貫性、統一性、(電子データの)整合性

「整合性をとる」と英語で表したいときは「establish consistency」。「整合性がとれない」は「contradict each other」といいます。

整合性がないと説得力がなくなる

ビジネスでは整合性がないと説得力がなくなります。整合性がないことばかりしていると、信用もなくしてしまいますよ。

整合性は、言葉として使いこなすだけでは不十分です。整合性を保った振る舞いができるかどうかが重要で、周りはそれをみてあなたという人間を判断します。

整合性を正しく理解し、周囲に差をつけましょう!