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「敬服」の意味や使い方は?目上の人に使う場合、類語もわかりやすく解説!

「敬服」とは尊敬や感心の気持ちを抱くってこと!

先輩

明日の資料と補足事項についてまとめておいたから、ちゃんと目を通しておくのよ?あと、明日以降のスケジュール調整もしておいたから、それに沿って行動してね?
さすが先輩!そつのない仕事ぶりに敬服します!

新人

先輩

・・・なんだか茶化されてる気分になるわね。

「敬服」とは尊敬や感心の念を抱くさまをあらわす言葉です。誰かの態度や言動、その姿勢や状況に対し、使用するのが一般的です。人や物、様々な状況で使われる似たような言葉や類語も数多い表現です。

今回は「敬服」を中心に、使い方についてご紹介をします。使う場面によっては失礼にあたるケースもありますので、よく注意しながらご参照ください。マスターできれば、ビジネスシーンでもスムーズに使いこなせるようになるでしょう。

「敬服」の類語(言い換え表現)
・「感服」
・「心服」
・「感心」
・「尊敬」
・「脱帽」
・「敬意を表する」
など

「敬服」の意味と使い方

「敬服」の意味や使い方について解説します。「敬服」には類語が多く、使う場面によっては言葉を選ばなくてはいけません。正しい「敬服」の意味と使い方を覚えていきましょう。

「敬服」の意味

先述したように、「敬服」とは尊敬の念や感心をあらわす言葉です。人であればその人の人柄や姿勢、言動や振る舞いなどを指し、心から尊敬して従う状況で使用します。

景観や出来事に対しても使用するケースがあり、その場合は”その状況を作り出した人や物事”に対して使用します。「敬服」はあくまで人に対して使用する言葉なので、厳密には人以外に対して使うのは不向きといえます。

「敬服」の使い方

「敬服」の主な使い方として、使い方の一例をご紹介します。

「敬服する」
「敬服いたします/いたしました」
「敬服に値する」
「敬服に至る」
「敬服の念を抱く」
「敬服の念に堪えない」

こうしてみると「敬服」には、少し堅苦しさを感じる言い回しも多く見られます。実際の会話で「敬服」を用いた例文をご紹介します。

例文1

部下

お叱りも受けたけど、いつまでも引きずってはいられませんよね。どこかで一杯やりながら切り替えましょう!
君のその切り替えの早さにだけは敬服するよ。

上司

例文2

後輩

もしかして、課長はあれからずっと一人でやってたんですか?
現場監督者としての責任感だったんでしょうね。とはいえ、たった一人でここまでやるのだから、敬服に値するわ。

先輩

例文3

部下

課長、お疲れ様です!一人ですべての責任を全うする課長のお姿は敬服の念に堪えません!
そう思うなら、君ももう少し自分の仕事に頑張ってくれたまえ。

課長

目上の人への「敬服」は失礼?

上司や年上、いわゆる目上に対しても「敬服」は使用できます。しかし、時と場合によっては失礼な言い回しと受け取られるケースがあり、「敬服」を使用するタイミングは使う前後の態度やニュアンスで調整する必要があります。

そもそも「敬服」の単語自体は敬語ではなく、ただの名詞にすぎません。重役や尊敬する上司・先輩など、明らかな格上に対して使うのであれば、「敬服」と敬語を交えて使うのが無難です。

例文1

課長

千里の道も一歩から。どんな些細なことでも積み重ねが大事だよ。
はい!課長のお考えには心底敬服いたします。

新人

例文2

先輩

君がやりやすいようにセッティングしておいたから、あとはチュートリアル通りに進めてね?わからなかったらすぐ連絡するように!
これだけしていただけたら、あとは自分一人でもできます!先輩の面倒見の良さには敬服の念を抱かずにはいられません!

後輩

「敬服」の類語

「敬服」は人に対して使用する言葉です。それ以外への尊敬や感心をあらわす言葉を正しく使うのであれば、「敬服」の類語を使い分けましょう。「敬服」の類語について解説していきます。

「尊敬」

その人の人格・姿勢・行為、ふるまいを認めてうやまう様子をあらわす言葉です。また、素晴らしい実績や業績を挙げた人を称える際にも使います。「敬服」とその類語の根本的な部分には、この「尊敬」の言葉が含まれています。

例文1

新人

この会社の沿革を見たら、なかなか波乱万丈ですね。
紆余曲折を得て今の地盤を築いたのだから、社長はやっぱり尊敬されて然るべきだね。

上司

例文2

後輩

事務員さんって毎朝早くにきて、清掃を終えてから業務に就くんですね。
毎日働く場所を清潔にすることは当たり前のようで、なかなかできないことよね。素直に尊敬するわ。

先輩

「感服」

その人の姿勢や言動などに深い敬意を払う言葉です。「敬意」に近い言葉ですが、「敬服」が”その人自身に尊敬や感心をあらわす言葉”に対し、「感服」は”その人の振るまい”に対する言葉です。

もっとわかりやすくいえば、その人の全てに敬意をあらわすのが「敬服」。逆にその人はさておき、行動や振る舞いに敬意を表すのが「感服」です。

例文1

先輩

いつも来るエンジニアの方って、なんであんなに不愛想なんですかね?
昔気質の人なんだろね。きっちり仕事は責任をもってこなしていくから、職人としての姿勢に感服するよ。

上司

例文2

部下

いやー、重役の方々が来ると聞いて緊張してましたが、こちらには来なかったので僕も気兼ねなく食事できましたよ。
こちらのほうを見ていたというのに、あの状況で気兼ねしないという君の神経に感服するよ。

上司

「心服」

心から尊敬し、服従して従うさまをあらわす言葉です。相手の人となり、姿勢や言動などすべてに対してあてはめることができます。

好きをあらわす言葉の最上位系としても引用されるケースもありますが、なにも疑わないほど過剰な場合には、「心酔」や「盲信」の言葉に置き換えられる場合もあります。

「心酔」と「盲信」の意味
「心酔」・・・心から慕い、夢中になって感心にふけること。
「盲信」・・・わけもわからず、ひたすらに信じ込むこと。
例文1

後輩

課長って意外と漫画好きですよね?
課長が子供の頃から活動している作家よ。思い出だけじゃなく心服するだけの作風に魅力があるのよ。

先輩

例文2

先輩

ちなみに私が好きなのはこの作者なんだけど、世界観やデザインがとても個性的で…。
先輩がどれだけ心服しているのか、先輩の説明する姿とそのグッズの数見れば誰でもわかりますよ…。

後輩

「感心」

出来事に対して心が動かされたり、感動するさまをあらわす言葉です。一般的に「感心する」のフレーズで広く使われています。ただし、「感心感心」など軽く扱われるフレーズでもあるので、シチュエーションによっては相手に失礼になります。

例文1

先輩

今日はミスもなく、ずいぶん慎重で感心したわよ。
僕だってやるときはやりますよ!

後輩

例文2

先輩

先方のオフィスはいつ訪れても清潔でいい匂いがしますね。
それだけクリンリネスが徹底してるんだろう。本当に感心するから我々も見習わないとね。

上司

※「感心する」をもっとよく知りたい人はこちらの記事がおすすめです!↓↓
「感心する」は目上の人にも使える?正しい意味や使い方、類語・英語表現を解説!

「脱帽」

「帽子を脱ぐ」が転じて目上の人に対し被っている帽子をとる仕草の比喩的表現。つまり、相手への敬意をあらわす敬礼の表現として使用されている言葉です。

例文1

後輩

えっ!?もしかして先輩はこの数の資料をすべて1日でまとめたんですか?
責任重大って自分で言っていたからね。彼女の責任感と行動力に脱帽だよ。

上司

例文2

上司

まさか彼まで触発されてしまうとはね…。
方法はさておき、彼の行動力には脱帽しますね。

部下

「敬服」の英語表現

「敬服」はビジネスシーンでも使われる言葉です。尊敬や感心の気持ちを抱いたときに使える「敬服」の英語表現を事前に確認しておきましょう。

「敬服」の英語表現
「敬服」は英語で・・・
respect
と表現できます。

「敬服」の英語表現を使用した例文はこちらです。

例文
・You’re worthy of respect because you’ve done so far alone.
⇒たった一人でここまでやったのだから敬服に値する。
・I respect the manager’s thoughts.
⇒課長のお考えには敬服します。
・I can’t help but respect it!
敬服の念を抱かずにはいられません!
・I respect my work.
⇒そつのない仕事ぶりに敬服します!

心から尊敬・感心したときは正しく「敬服」を使おう!

相手に対して心から尊敬の念を抱いたり、感心する出来事があれば正しい言葉で敬いましょう。社会に出れば、自分より多くの経験や実績を積んだ方々との出会いも増えます。先人に対して敬意を表する際には、「敬服」と類語を上手に使いこなしましょう。