デトックスの意味は?ビジネスでも使えるの?ブームとなったやり方や注意点を徹底ガイド

デトックスとは、毒素を外に出すこと!

新人

デトックスって体内の有害物質や毒素を排出するって意味らしいですね。
社内の有害な人材や不要な人材を排出という意味もあるんだよ。

上司

新人

私は対象じゃないです…よね…???

人は、食べたり飲んだりすることで少しずつ体に有害な物質が溜まってくるとされていますが、それらを排出することをデトックスといいます。しかし、健康上の会話だけでなく、ビジネスでも使われる言葉なんです。そこで今回はデトックスの意味や使い方をはじめ、デトックスの種類などわかりやすく解説していきます。

デトックスの意味をチェック

デトックスの語源は『Detoxification』で『解毒作用』という意味があります。それが派生して『detox(デトックス)』となり、体内に溜まった有害物質・毒素を排出するという意味で使われるようになりました。

ビジネスでは『社内デトックス』という使い方も

有害物質を排出することということと、ビジネスは直接的にはつながらないような気がしますが、『社内の有害なモノを排出する』『会社を浄化する』『社内の毒抜きをする』という内容の言い換え表現として社内デトックスという言葉が使われているようです。

デトックスの使い方・例文

デトックスの意味やどんなシーンで使われるのかはだいたいわかりましたよね?それではここで実際に会話や文章の中でどのように使うのか、例文を使ってご紹介しておきます。

例文1
このお茶は利尿作用によってデトックス効果があるらしいよ。
例文2
身体のデトックス能力を高めても体内の毒素をゼロにするのはなかなか難しいらしい。
例文3
デトックス効果のある食べ物や飲み物があるらしいね。私も健康法の一つとして取り入れてみようかな。
例文4
我が社も社内デトックスをしてもっと社員の質を高めなければ今後の成長は望めないぞ。
例文5
俺の考え方は会社の方針にはあわないらしい。今回の人事でデトックスされちゃったよ。

日本でブームとなったデトックスのやり方

岩盤浴で汗をかく、腸内環境を整えるなど、数多くのデトックスが日本で話題となりましたが、なぜここまでブームになったか知っていましたか?

それは、厚生労働省が発表した、『妊婦への魚介類などの摂食と水銀に関する注意事項』がもとになったといわれています。内容は、本マグロやキンメダイなど、食物連鎖によって有害金属がたまりやすい魚の摂取は、妊娠の可能性のある女性は控えたほうがいいというもの。

これにともない、有害金属を排出する可能性があるとされるキレート法などが話題となり、その後、身体にとって有害なものや不要なものを排出するということが私たちの関心へと広がっていきました。

それでは次に、中でも特に注目されたデトックス方法をご紹介します。

ファイバーデトックス

ファイバーとは食物繊維のこと。勘のいい人であればピンときますよね?食物繊維をしっかり摂取することで、老廃物を便とともに排出しようというデトックスのやり方です。

食物繊維の働き

食物繊維には『水溶性食物繊維』『不溶性食物繊維』の2種類があります。

水溶性食物繊維は、便に水分を含ませる他、小腸での栄養素の吸収を抑える働きがあるとされています。さらに、有害物質を吸着して対外に排出する効果も期待されています。

不溶性食物繊維は、水分を含んで膨張して量を増やし、それにより腸の蠕動運動を盛んにするといった働きがあります。

この2種類の食物繊維をバランス良く摂ることがデトックスにつながるといわれています。

プチ断食

これは、『プチ』とついていることからわかるように、何日も食事を抜くものではなく、週末の1~2日だけ断食をするというものです。24時間断食をすることで自食作用が活性化し、全身の細胞や組織の再生力が高まるため、細胞レベルでデトックスできる方法だといわれています。

ただし、断食といっても、まったく飲み食いしないということではなく、固形物を食べないという断食方法なので、そこは勘違いしないようにしてくださいね。

プチ断食のイメージ(土日に実施)
■金曜の夕食はアルコールは控えて軽めに済ませる。
■当日土曜の朝食は具のない味噌汁やヨーグルトなど。
■土曜の昼~日曜の昼までは、具のない味噌汁や野菜ジュースにする。
■日曜の夕食は通常の半分程度の量でおかゆにする。
■月曜の朝食はおかゆを通常量に。少しずつ普通に戻していきます。

簡単!食べ物や飲み物でできるデトックスも

「断食するのはちょっとつらい…」という人は、食べ物や飲み物を利用してできる取り組みもあるようです。しかし、はっきりとデトックス効果が証明されているものではないようですので、「ちょっと試してみよう」という感覚で取り入れるほうがいいみたいですね。

デトックスウォーター

好きなフルーツや野菜をざっくり切ってボトルに入れ、水を注いで漬け込んだものがデトックスウォーターと呼ばれています。簡単に作れますが日持ちしないため、1日以内で飲み切ることが推奨されています。

フルーツや野菜には水に溶けやすい水溶性のビタミンやミネラルが多く含まれており、水に漬け込むことでそれらの栄養分が溶け出し、その水を飲むことで栄養分を摂取できるとされていますが、どこまでデトックス効果があるのかは、科学的な確証が得られていないようです。

デトックスティー

体の代謝をUPさせたり、有害物質を体外に排出するサポートができるといわれている葉をブレンドして作られたお茶が『デトックスティー』と呼ばれています。しかし、このお茶は特に規制がなく、商品によって使われている原料はさまざま。

中には成分が身体にあわなくて老廃物とともに水分を出しすぎることがあるため、使用には注意が必要なようです。

デトックススープ

デトックススープは、キャベツ、たまねぎ、にんじん、セロリ、トマト、ピーマンといった6種類の野菜を好みの大きさに切って、かつおだしを使ったり、コンソメを使ったりなど好きな味付けで20分程度煮込むだけで作ることができるスープです。

腸内にはたくさんの細菌が生存しており、デトックススープに含まれる食物繊維が善玉菌のエサになります。そして腸内環境をととのえ、体に不要な老廃物を排出するというサイクルが定着。その結果として、便通の変化などを通して間接的にデトックス効果が期待されているようです。

発汗デトックスの「ウソ」と「ホント」

「岩盤浴、サウナ、ホットヨガなどでたっぷり汗をかいて毒素を排出している」という人は少なくないでしょう。これらは実際にやると体がスッキリした感じがするので、『悪いものが出た!』という気分になりますよね。

汗の主な働きは、体温を下げること。老廃物の大半や便や尿と一緒に排出されるんです。しかし、老廃物がまったく排出されないというわけではなく、水にとけやすい老廃物の1~3%は汗と一緒に排出されるといわれています

このことから、発汗することはデトックス効果がまったくないとは言えないが、しっかりデトックスができると言い切れるものではないということになるのではないでしょうか。

デトックスをするなら注意点も念頭に!

世の中にはデトックス効果があると謳っている商品も多く販売されていますが、実際には科学的な根拠が十分にされていない場合も多いといわれています。また、その方法によってはあなたの体にあわないものや、試すには注意が必要なものもありますので、しっかりと見極めるようにしてくださいね。

そして、ビジネスシーンで『デトックス』といわれたら、会社から放出されかけているかもしれないので、文脈には注意してください…!