コンペティターとは?ビジネスでの意味や使い方って?反対語や英語も徹底解説

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コンペティターとは「競争相手」という意味

上司

今回取り上げるのは、コンペティターだよ!
コンペティター?まったく聞き覚えがない単語ですね。

新人

上司

コンペティターは「競争相手」という意味だよ。ビジネスでよく使用するワードだから、しっかり勉強しておこうね!

コンペティターは、「競争相手」という意味のカタカナ語です。

プライベートだとあまり使わない言葉なので、「社会人になって初めて耳にした。意味はまったく知らない」という方もいるかもしれませんね。

ビジネスマンとして恥ずかしい思いをしないように、コンペティターに関する正しい知識を身につけましょう!

コンペティターの意味を解説

コンペティターは、外資系企業だとビジネス会話にしばしば登場する、使えて当然の習得必須ワードのような感じになっています。

会社によってはコンペティターを用いずに、日本語で「競争相手」と表現することもあります。ただ、仕事の関係者がコンペティターを使用する人かもしれないですよね。

いざというときに困らないように、コンペティターの意味を確認しておきましょう!

英語のコンペティター(competitor)はどんな意味?

コンペティターは英語表記すると「competitor」。「competitor」は、次のような意味をもつ言葉です。

competitor
・競争相手
・ライバル
・競合企業
・競合他社
・競争者

「competitor」は「競技参加者」や「出場選手」という意味ももっています。

日本語のコンペティターとは?

日本語のコンペティターは、「コンペチター」と表記される場合もあります。どのような意味で使用されるか、分野別にみてみましょう。

①:ビジネス

ビジネスシーンでのコンペティターは、おおむね次の意味で使われると解釈してOKです。

ビジネスでのコンペティター
・競争相手
・競合相手
・商売敵
・競争者

ビジネスでのコンペティターは、英語の「competitor」と同じような意味ですね。コンペティターは、マーケティング分野でよく登場しますよ。

②:アパレル

アパレル業界でのコンペティターは、自社と同じような客層をターゲットにしているショップやブランドなど。

自社のライバルになる、競合他社を意味します。

MEMO
商圏とは、店舗にお客さんを集められる地図上の範囲のこと。

③:サーフィン

日本語のコンペティターにも、英語の「competitor」と同じく「競技参加者」という意味があります。

サーフィンでは、この意味から、順位を競う目的で積極的にいろいろな大会に出場している選手をコンペティターと呼んでいます。

ゴルフでも同じ意味でコンペティターを使っているので、スポーツ好きの方にはおなじみのワードかもしれませんね。

コンペティターの反対語

コンペティターには、はっきりこれといえるカタカナの反対語はないようです。しかし、カタカナ語にこだわらなければ「競争相手」や「商売敵」に対して、「競争相手にはならない他者」を反対語にできます。

ビジネスで「競争相手にはならない他者」というと、次のような会社が当てはまります。

・まったく異なるビジネスをしている他社
・商圏(商売する地理的な範囲)が重ならない他社
・会社の規模が違いすぎて勝負にならない他社

また、顧客や得意先という意味の「カスタマー」が、コンペティターに対するワードとして使用される場合があります。

コンペティターの関連語

コンペティターには、ビジネスで重要な意味をもつ関連語があります。知らないままでいると、困った状況になってしまうかもしれませんよ。

①:コンペティタードリブン

ドリブンは「~が原動力であること」を意味する言葉です。なにか別の単語と合体させて使うのが一般的。ビジネスでは、「~を中心にした」や「~にもとづく」のような意味合いで用いるケースが大半です。

コンペティターにドリブンをくっつけた「コンペティタードリブン」は、「競争相手を中心とした」という意味になります。

②:コンペティター分析

コンペティター分析は、ライバル企業を分析すること。マーケティング戦略を練るために行われる3C分析(①顧客・市場分析 ②競合相手分析 ③自社分析)の一角で、次のような項目を調査します。

分析の項目
・競合相手の売り上げや利益率
・広告費
・店舗数
・1店舗ごとの売り上げ

3C分析は、下記の記事でくわしく紹介しています。こちらも読んでみてください。
3C分析の目的とやり方は?具体例とマーケティングに役立つ知識を徹底解説!

[事例]マクドナルドのコンペティターは?

どの会社がコンペティターになるのか、正確に見極めるのがコンペティター分析の肝です。そして、お客さんの目的を的確に読み取らないと、正しくコンペティターを把握できません。

身近なマクドナルドを例にコンペティターを考えると、こんなものが挙げられます。

お客さんの目的コンペティター
ハンバーガーが食べたいモスバーガー、ロッテリア など
ファーストフードが食べたいミスタードーナツ、ケンタッキーフライドチキン、吉野家 など
安くお腹を満たしたい弁当屋の弁当、コンビニのおにぎり、カップ麵 など
手軽に外食を楽しみたいガスト、サイゼリヤ、ビックボーイ、ジョナサン、ココス など

同業のハンバーガーショップだけをコンペティターに設定してしまうと、多くのライバルを見落としてしまいますね。

発想法を学べる『起業アイデア3.0 』コンペティターシフトとは?

起業アイデア3.0 』は新しいビジネスを生み出したい方、起業したい方におすすめの本です。ビジネスとして成り立つ、いいアイデアを思いつくための方法論を学べます。

ちなみに、コンペティターシフトは著書である村田茂雄さんの造語。

競合他社が販売している商品やサービスからアイデアを変化させ、違うものを考え出すという意味になります。

コンペティターの使い方・例文

競争相手のいないビジネスはあまりないため、コンペティターはビジネスで重要な意味をもつ言葉になっています。実際のビジネスでどのようにコンペティターが用いられるのか、例文でイメージしてみましょう。

例文1

上司

コンペティターを念頭に置くのはいいが、そればかりに気を取られて、カスタマー(顧客)を無視しているんじゃないか?
すみません。コンペティターに対抗する方法ばかりに注意が向いていて、カスタマーの視点を失っていました。

新人

上司

カスタマーあってのビジネスだからね。何が大事か見失わないようにしてくれよ。
例文2

先輩

新商品のコンペティターと目される企業の選定はできた?
〇〇社と△△社です。コンペティターを見据えた対策の検討に入ってもいいですか?

新人

先輩

△△社の商品は、うちとターゲット層が異なるからコンペティターではないわよ。もう一度選定し直しね。

コンペティターを把握し、マーケティング戦略を練ろう

自分が誰を相手に勝負しているのかわからないままでは、戦略の練りようがないですよね。仮に当てずっぽうで対策を取ったとしても、その試みはうまくいかないでしょう。

マーケティング戦略を誤らないために、まずは自社のコンペティターを正確に把握してください。コンペティターを知ると、自社の強みや弱点にも気づけるようになりますよ。