プレゼンツって?プレゼンツバイの意味や英語、類語、プレゼンとの違いなど徹底解説!

プレゼンツとは「提供」のこと!

多くの人が、テレビやラジオ、またはイベントなどで「○○プレゼンツ」や「プレゼンツby○○」というフレーズを耳にしたことがあるのではないでしょうか。○○には企業名や団体名が入ることが多いので、何となくスポンサーを表していることが分かりますよね。

その通りで“プレゼンツ”は「提供」のこと。今回は“プレゼンツ”について詳しく見ていきましょう。

プレゼンツの意味

テレビやラジオ番組のオープニングやエンディングで「提供は○○」、「○○の提供でお送りしております」と言ったようなスポンサー(制作費を出している企業)を紹介する一文が表示、もしくは読み上げられるのはテレビ・ラジオ好きな人であればおなじみですよね。

番組の雰囲気やイメージによっては「提供」の代わりに“プレゼンツ”を使うことがあります。“プレゼンツ”の横文字効果でおしゃれな響きになることを狙っているのでしょう。

イベントでは主催という意味で使われることもあります。提供にしろ、主催にしろ関わっている企業や団体名が付けられますね。

プレゼンツを英語では?

プレゼンツは英語のpresents。スペルだけ見ると誕生日やクリスマスの「プレゼント」?と思ってしまうかもしれませんが、あながち間違いとも言えないかも。present(s)は広い意味を持つ言葉なので、プレゼントという意味もあれば提供という意味もあります。

動詞や名詞、形容詞などと同じpresentでも発音や意味が異なるのが英語の難しいところですね。

一社提供の場合はpresents

学校で習ったはずの「三人称単数形」を覚えているでしょうか。主語が「I」と「you」以外の単数であれば動詞に”s”が付くというもの。presentも一社提供(単数)であればpresentsになりますが、数社提供の場合はpresentのまま。日本で「○○、△△プレゼンツ!」と言っているのは英文法では間違いということになりますね。

そもそも発音が…

presentはスペルが同じでも発音が違う場合があると前述しました。贈り物、ギフトという意味のpresentは「préznt」と発音します。カタカナにすればプレゼント、複数形にしたらプレゼンツですね。

問題は「提供」という意味のpresent。発音記号は「prɪzént」でカタカナにすれば「プリゼント」でしょうか。似ていますが両者は明確に違います。prsentsの場合は「プリゼンツ」になるので、発音でも日本での使い方は間違っていると言えます。

さらにbyが付くと…

「プレゼンツby(バイ)○○」という言い方もよく耳にしますよね。byは「○○によって」「○○による」と訳す動作を行った人を表します。ここで言えばプレゼンツした人(企業)という意味。一見間違いはなさそうですが…どうでしょうか。byが付くと動詞は受身形にしなくてはならないので「ed」が付くんですね。byを使うのであれば「presented by」というのが正解。もちろん読みも「プレゼンテド」ではなく「プリゼンテド」。

つまり…

「間違いだらけじゃん‼」と思ってしまいますが、日本語においてはまあしょうがないと思いましょう。海外に行った際は間違えないように使ってください。

贈り物のプレゼントをプレゼンツ

英文法的には正しくても、贈り物2つ以上をプレゼンツ(presents)とは日本では言いませんよね。「今日はプレゼンツを用意してるんだ~」なんて言うと何だかキモい感じがします。

プレゼンとの違いは?

“プレゼンツ”に似た言葉で「プレゼン」というのもありますよね。“プレゼンツ”を略した表現?と誤解する人もいるかもしれませんが、これは「プレゼンテーション」を略した言葉。企画や商品についての発表、売り込みなどという意味で使われます。

プレゼン作成や発表に使うソフトやアプリをプレゼンツールと言います。

例①:「プレゼンツールは無料でも良いのがあるよ」
例②:「プレゼン資料を作り方から見直そう」

プレゼンツの関連語

“プレゼンツ”について詳しくなったところで、“プレゼンツ”を商品名や店名にしたものをいくつか紹介しましょう。

名曲シリーズ

『「アーブル美術館」プレゼンツ「クラシック音楽の或る棚」名曲シリーズ』は名画を独特なタッチで描きなおした“贋作?”を表紙にしたクラシック曲のCDセット。「アーブル美術館」というのは表紙を描いた親子3人ユニットのこと。

アトリエプレゼンツ

ヘアサロン店の名前にも“プレゼンツ”は使用されています。ただしスペルは「Present’s」。

プレゼンツを受け入れよう

“プレゼンツ”の英文法上の間違いを知ってしまうとあまり積極的に使う気にはならないかもしれませんが、カタカナ語と割り切って受け入れましょう!

間違っても大事なスポンサーに「それ、間違ってますよ」なんて言わないように。