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キュレーターとはどんな意味?2つの職種の仕事内容・なり方・年収まで大公開!

キュレーターとは「情報を伝える人」

最近耳にすることが増えた「キュレーター」という言葉。意味がわかりそうでわからないワードですよね…?

キュレーターとは、ざっくりいうと「ある視点で情報を伝える人」のことです。

実際には2種類の職業を意味するので、仮に2人の方が「私、キュレーターやってます!」といっても、実は全然違う仕事だったということも起こり得ます。

今回は、キュレーターという職業の仕事内容やなり方、年収(給料)までお伝えしていきます!

キュレーターの意味

キュレーターとは、英語の「curator」に由来している言葉で、もともとは「学芸員」という意味があります。

美術館や博物館、図書館、公文書館などの施設で、資料に関する収集・研究などを行う専門職のことで、なんだかインテリジェントな感じがしますよね!

ただ、最近ではWEB業界で情報を集めて配信する人という意味で、キュレーターという言葉を使うことが増えてきました。「その人の視点で情報を伝える」というところは共通しています。

キュレーターの意味
・美術館や展覧会の専門職、学芸員
・WEBで情報収集・発信する人

2つの職種で仕事内容は全然違うのですが、どちらもキュレーターと呼ばれていますので、この違いには注意が必要です。

[例文]

「私は歴史や美術品が好きなので、将来はキュレーターになりたいです」
「このサイトでキュレーターを募集してるよ!主婦でもOKなんだって」

キュレーターのなり方と年収

キュレーターという言葉が意味する2つの職種について、それぞれのなり方や給料について整理してみました。まったく異なる仕事内容なので、働き方などにもかなり違いが出てきます。

①:学芸員の場合

美術館・博物館で働くというのはオシャレな感じがしますし、学芸員として働きたいという方も少なくありません。アートな現場で働くキュレーターという職業についてみていきましょう。

なり方

美術館や博物館で働くキュレーターになる場合、学芸員の資格を取得しなければなりません。大学などで所定の科目を履修し、資格試験に合格する必要があります。海外では独立して活動するキュレーターも多いので、日本人とは少し状況が違ってくるようです。

給料・年収

学芸員になる人は多くありませんし、多くの方は年収がどのくらいになるのか検討がつかないと思います。学芸員の給料はあまり高くないことが多く、月に15〜20万円、年収では250〜400万円ほどが平均となるようです。

ただ、自分の好きなことに携われるので、美術館や博物館で働くキュレーターの仕事には給料では語れない魅力があるのも事実ですね!

②:WEB業界の場合

WEB業界のキュレーターは、かなり敷居が低い職業です。そもそも職業というよりは、趣味やお小遣い稼ぎという感覚でいる方も多いです。本業ではなく副業という位置づけになることが大半でしょう。

なり方

WEB業界でいうキュレーターの場合、特別ななり方というものはありません。その気になれば、今すぐキュレーターになることもできます。

有名なサイトには「NAVERまとめ」があり、こちらは誰でも無料で会員登録できます。個人が無料ブログを作るような感覚で、あるテーマに沿ったまとめ記事を作っていきます。

WEB業界のキュレーターになるには、新たな情報を生み出す・発信するというよりも、既存の情報を整理してまとめることができればOKです。

給料・年収

NAVERまとめの場合、自分が書いた記事が1回閲覧されるごとに少しの報酬が入る仕組みもあるので、お小遣い稼ぎとして取り組む人もいます。以前は月に数万円から数十万円の収入を得る人もいましたが、最近はハードルが高くなってきているようです。なので、大儲けは期待できません。

また、NAVER以外のサイトで、運営者から直接依頼を受けて1記事◯円などの報酬を受け取るキュレーターもいます。クラウドソーシングなどで仕事を受注し、月間で数千円から数万円の収入になる副業にできることも多いです。

単なる情報の取捨選択ではなく、独自の見解で記事を作れるようになると、ライターとしてさらなる収入アップも狙えますよ!

キュレーターの類語・関連語

キュレーターと似た言葉がいくつかあるので、混同しないように整理しておきましょう。似ていても全然意味の違う類語もあるので要注意ですよ!

キュレーションメディア

キュレーションメディアには、情報を集約して配信するメディアという意味があります。すでにある情報をまとめて発信しますが、既存の情報をそのまま使う「コピぺ問題」などはフォーカスされました。

また、誤った医学情報を掲載していたDeNAの「WELQ(ウェルク)」というキュレーションメディアは、社会的にもかなり大きく取り上げられました。

キュレーションメディアが一概に悪いというわけではないですが、モラルや法に反するようなものはNGということですね。

[例文]

「私が気に入っているキュレーションメディアはココです」
「このキュレーションメディアの情報はうさんくさい気がする…」

サーキュレーション

サーキュレーションには、「循環」という意味がありますが、金銭・情報などの「流通」、書籍の「発行部数」という意味もあります。また、テレビ・新聞・メディアの「普及率」という意味でも使われます。

これらに共通しているのは、そのものが「どれくらい出回っているか」という意味合いがあることです。もともとの意味が「循環」と知っておけば、イメージがわきやすくなりますよね。

[例文]

サーキュレーションを精査して、この商品にふさわしい広告媒体を見極めていきましょう」

サーキュレーター

サーキュレーターとは、空気を循環させてくれる機械のことです。冷房の空気は足元にたまり、暖房の空気は高いところにたまります。このままだと冷暖房の効率が悪いので、空気を循環させてくれるアイテムがサーキュレーターなのです。

室温も快適に保ちやすいですし、無駄にエアコンなどを使わなくていいので光熱費の節約にも貢献してくれます。サーキュレーターを買うのにお金がかかっても、光熱費が節約できるのでお得になるケースも多いです!

[例文]

「暖房費を節約するために、家電量販店でサーキュレーターを買ったよ!」
サーキュレーターのおかげで快適に過ごせるようになった」

副業としても人気のキュレーター

美術館・博物館の学芸員という意味のキュレーターになるには、専門的な知識や資格が必要なので敷居が高いです。

しかし、WEBサイトでの情報発信を行うキュレーターならば、誰でもなることができちゃいます。副業としても人気ですが、報酬が発生しなかったとしても、自分の好きなテーマの情報をまとめてみると面白いかもしれませんね!

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