スタンスの意味とは?英語や類語からビジネスにおける使い方からまでたっぷり解説

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スタンスとは「立場」や「考え方」のこと!

上司

キミはどのようなスタンスで今の業務を進めているのかね?
こえ…っとですね、あの…とにかくミスはしないように、ですかね。

新人

上司

結局特に自分なりの考え方はないわけだな。

スタンスは、ビジネス用語としてだけではなく、「私はこのようなスタンスで…」といったように、日常の会話でも手軽に使うカタカナ語ではないでしょうか。

しかし、あなたはスタンスにどんな意味があるかきちんと説明できますか?

多くの場合は『立場』や『考え方』の意味合いで使われますが、実は他にも意味があるんです。正しく用語を使うためにも、『スタンス』の詳しい意味などをしっかり学んでくださいね!

スタンスの意味をチェック

英語が派生してできたカタカナ語は身近なところにたくさんあります。スタンスは英語でどのように使われているのでしょうか?カタカナ語と英語ではスタンスの意味がどう違うのか一緒に見ていきましょう

スタンスの英語は「stance」

カタカナ語のスタンスは英語が語源となっており、スペルは『stance』で、次のような意味合いをもつ単語です。

■姿勢
■態度
■心構え
■足場
■(バス、タクシーなどの)乗り場 など

また、熟語や英文としてはこのように使われます。

■actual stance(実際の立場)
■aggressive stance(攻撃的な姿勢)
■basic stance(基本姿勢)
■the batting stance(打撃の構え)
■aboard buses stance(バス乗り場)など

バスやタクシーの乗り場を『stance』の一言で表示している看板もありますが、基本的には『姿勢』や『態度』といった意味で使われています。

カタカナ語のスタンスって?

カタカナ語の意味は大きく分けて次の3つがあります。

■なにかに取り組むときの姿勢や態度
■野球、ゴルフなどで打つときの足の位置や構え
■ボルダリングなどでの足場

スポーツをしている人にとっては足の位置や足場がすぐに思いつくかもしれませんが、一般的に広く使われているのは『姿勢』『態度』です。

ビジネス会話のスタンスはどんな意味?

ビジネスシーンにおいてのスタンスは、広い意味で使われている『物事に対する姿勢』を指すのはもちろんのこと、こんな意味合いでも会話に登場します。

■仕事に対してのやる気
■仕事上での立場

会話で登場した『スタンス』は、これらの意味の中でどれにあたるのか、前後の文脈から判断しなければなりません

[ビジネス版]スタンスの使い方・例文

ビジネスシーンでのスタンスの意味がわかっても、どんな感じで会話に登場するのかがあいまいであれば自信をもって使えません。そこで例文をいくつか紹介しますので、あなた自身の状況に置き換えながら読んでみてください。

例文1
決定権をもつ管理者なら中立的なスタンスで提案事項をじっくり検討してください。
こちらの【例文1】のスタンスは、仕事上での『立場』と解釈できます。自分の立場を表したいときに使ってみましょう。

例文2
A社との価格交渉の打ち合わせではけっこう強気のスタンスで臨んできましたが、今度新しく担当になった人はちょっと手ごわいんです。。
【例文2】のスタンスは強気の『態度』で臨んだと解釈できます。

例文3

上司

なんとしても企画をとおしてやる!というスタンスは伝わってくるけど、インパクトがいまいち足りないんだよな。もう一ひねりしてみてよ。
【例文3】のスタンスはやる気のある『姿勢』という意味になります。具体的にどんな姿勢なのかは、前後の内容から推測できます。

スタンスの類語・言い換え表現

大きく3つの意味をもつスタンスは、カタカナ語で次のように言い換えることができます

スタンスの類語(言い換え表現)
・ポイントオブビュー
・スタンドポイント
・サイド

『ポイントオブビュー』には『観点』や『視点』、『スタンドポイント』には、『観点』や『立脚点』の意味があります。いずれもスタンスに言い換える場合は『立場』に近い意味合いとなります。

『サイド』については、Aさん側につく、Bさん側につくの言い換えとして、『Aさんサイド』『Bさんサイド』という言い方をしますよね?スタンスにあてはめるならこちらも『立場』を表現する言葉となります。

サイドはよく使いますが、ポイントオブビューやスタンドポイントはそこまで登場しないかもしれませんね。

スタンスとスタイルの違いと使い分け

スタイルは見た目を表す『姿』のほか、『個人や集団特有の考え方や動き方』の意味をもつ言葉です。一番なじみ深いのはライフスタイルですね。

スタンスの意味の中では『姿勢』『態度』があてはまりますが、相手に接する態度や、物事に取り組む姿勢など、なにか対象となるものが存在します。

一方、スタイルは、『ライフスタイル』を例にしてもわかるように、自分自身だけで取り組むことができる考え方や姿勢になります。

[番外編]スタンスが使われる場面はココにもある!

ビジネスシーン以外には、ボルダリングや野球、ゴルフのスタンスがあるということは先述しました。しかし、まだほかにも『スタンス』が存在するんです。この記事でまだ登場していないスタンスをいくつか紹介します。

車のスタンス

車を自分仕様に『車高を下げる』『カッコイイホイールに変える』『ワイドボディに変える』など、カスタムする人は多いですよね。その中でも特に車の足回りにこだわっている車を『スタンス系』といいます。この場合のスタンスには『足場』の意味があてはまるかもしれませんね。

スノーボードのスタンス

スノーボードは、板にビンディングという器具を設置し、そこに足を固定して滑ります。「このくらい足を開いて立とう」と決めますが、その足幅のことを『スタンス』といいます。

靴下ブランドのスタンス

2010年にアメリカのカリフォルニアで立ち上げられた靴下ブランドの『STANCE(スタンス)』

「ま、これでいいや」と軽視されがちなソックスも、おしゃれの一部としてしっかり意識してもらいたいというコンセプトで、現在も次々と新しい商品を生み出しています。

また、デザインやカラーにこだわるだけでなく、人間工学に基づいた設計により、快適な履き心地も追及しているのが特徴のブランドです。

明確な名前の由来はわかりませんでしたが、足元をキメるということから『足場』の意味をもつスタンスが選ばれたのかもしれませんね。
参考 STANCEトップページ

仕事上の会話でも上手にスタンスを使ってみよう!

スタンスにはたくさんの意味があり、会話ではそのときに話している内容や前後の文脈から判断する必要があるビジネス用語です。しかし、比較的手軽に使える言葉で、意味自体も難しくはないので、きっちり覚えてカッコよく会話に取り込んでみてくださいね。