新人
先輩
新人
資格試験にチャレンジする際に、誰もが気になるのは必要な勉強時間。証券外務員一種の場合はどれくらいなのでしょうか?今回は学習時間の目安と効率よく合格するためのコツをご紹介します。
証券外務員一種の合格に必要な学習時間は?
先輩
まずは証券外務員一種の合格に必要な学習時間の目安を検証してみましょう。
合格率は60%以上 それほど難易度は高くない
証券外務員資格一種の直近の合格率は、概ね60%を超えています。一般的な資格試験と比較しても、難易度は決して高くありません。そもそも証券会社に勤務する人にとっては基本的な資格。毎回出題傾向も類似しているので、きちんと準備しておけば合格できる試験です。
イチから勉強するなら100時間程度が目安
証券外務員一種の試験は、二種の出題範囲を含んでいます。したがって、一種と二種両方受験する場合、二種合格後、なるべく早いタイミングで一種を受ける方が、上積みする学習時間を短縮できます。
必要な学習時間は、金融知識の有無で個人差がありますが、二種で概ね30~50時間。一種合格には、さらに20~70時間の学習が必要です。
二種をスキップして一種から受験する場合、初心者なら100時間程度見ておくと安全でしょう。
証券外務員一種 効率よく合格を目指すコツは?
新人
証券外務員一種の試験に効率よく合格するには、出題傾向の把握と優先順位に基づく学習が有効です。ここでは時間のない方にもおすすめの勉強のコツをご紹介します。
優先順位をつけて学習を進める
証券外務員一種の試験は、440点満点中308点以上が合格ラインです。ここを効率よく目指すなら、出題分野を網羅的に勉強するより、優先順位をつけるのがベター。以下にポイントを挙げますので、ぜひ参考にしてください。
計算問題で取りこぼしをしない
証券外務員一種は、正誤問題と5肢選択問題で構成されています。配点は後者の方が高く、ここには計算問題も含まれます。
公式を覚えてしまえば、計算問題自体は難しくないので、取りこぼしのないよう勉強しておきましょう。
配点の高い分野はココ!
配点が高い分野は以下の通り。まずはココを集中的に学習するとよいでしょう。
債券業務 / 投資信託および投資法人に関する業務
先物取引 / オプション取引 / 特定店頭デリバティブ取引
正誤問題は出題パターンを覚える
正誤問題でよく出題される分野は、ある程度出題パターンが決まっています。内容の理解が曖昧でも、頻出する用語やひっかけ問題のパターンを覚えてしまえば、正答率が高まります。
問題集は1冊に絞って2~3巡すると安心
テキストを読み込むより、問題集を反復学習することに注力しましょう。問題集はあれこれ手を出すより1冊に絞り込み、2~3巡繰り返し解いておくと安心です。
証券外務員一種合格におすすめの教材は?選び方のコツも紹介
余裕を持った学習計画を!
証券外務員資格は、一定の準備さえしておけば、ほぼ間違いなく合格できます。一般からの受験で金融の知識に自信がない方も、コツコツ勉強すれば大丈夫。余裕を持った学習計画で、確実な成果につなげましょう!