エビデンスは「証拠・根拠」という意味!
最近では、ニュース番組などでも見かけることがある”エビデンス”という言葉、ビジネスシーン以外でも耳にすることが多いですよね。
しかし、「改めてエビデンスの意味は?」と問われると、答えに詰まってしまう方も意外といるのではないでしょうか?
エビデンスとは、簡単にいうと「証拠」や「根拠」という意味です。今回は、そんなエビデンスという言葉の意味や語源、正しい使い方を詳しくご紹介していきます。
エビデンスの詳しい意味や語源とは
エビデンスとは「証拠」や「根拠」、「裏付け」などを意味する言葉です。
一般的なビジネスシーンでは、契約書や約束事を記載したメールなどをエビデンスとして扱うことが多く、医学やIT業界では実験やテストによって導かれる「検証結果」や「科学的根拠」を指す言葉として使われます。
「証拠・物証・証人」という意味を持つ英語である、「evidence」が語源の言葉です。かつては、「目撃者」という意味を持つ「witness」が、「証拠」という意味で使われていたこともあります。
エビデンスの正しい使い方!実際の使い方はこれ
実際に、「エビデンス」の正しい使い方を例文を使ってご紹介します。
今回はビジネス用語や医療用語としてどのように使えばよいのか見ていきましょう。
①ビジネス用語としてのエビデンスの使い方
この場合は、エビデンスを「証拠」という意味で使用していますね。
契約書を交わすタイミングで「話していた内容と違う!」などと、トラブルが起きてしまった場合。「このような会話のながれで契約書を作成しました」と、メールなどの証拠を用いて経緯を説明することで、事なきを得ることができるかもしれません。
②医療用語としてのエビデンスの使い方
この場合は、エビデンスを「根拠」という意味で使用していますね。
医療現場などでは、基本的に主張や意見に根拠を求められるものです。
「エビデンス」という言葉が表す範囲!
一口に「エビデンス」と言っても、言葉が表す範囲は広く、エビデンスになりうるものは様々あります。
例えば
・契約書やメール、研究結果の資料などの文章
・写真
・映像(動画)
・音声録音データ
などです。
どんな”モノ”でもエビデンスになり得ることを覚えておきましょう!
エビデンスレベルは研究用語
エビデンスという文字が入った「エビデンスレベル」という言葉を目にしたことはありますか?
一見、関連用語のようにも思えますが、ビジネスシーンで使うことはほぼなく、主に研究現場などで使われる専門用語です。
意味は、簡単に言うと「証拠のレベル」です。
エビデンスと共に覚えたいビジネス用語
ビジネスシーンで“エビデンス”を使う際、あわせて使用できそうなビジネス用語を簡単にご紹介します。
この機会に他のビジネス用語も覚えて、カタカナ語をより使いこなせるようにしましょう!あなたのビジネスマン(ウーマン)としてのレベルアップのためにも要チェックです。
エビデンス×タスク
タスクの意味:仕事・作業・課題
タスクという言葉は、最近では頻繁に使われますよね。改めて、さらに詳しい意味や使い方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください⬇
タスクの意味とは?Todoとの違いやタスクマネージャー・無料タスク管理アプリまで徹底解説!
エビデンス×アーカイブ
アーカイブの意味:記録や資料を保存しておくこと
アーカイブもタスク同様、最近では頻繁に耳にするビジネス用語ですね。アーカイブについても詳しい意味や使い方などを知りたい方は、こちらの記事もご覧ください⬇
アーカイブとは何を指す?メール管理やビジネスで役立つ使い方・類語を解説
エビデンスは重要なもの!
エビデンスという言葉が指し示すモノは多々あり、ビジネスシーンでは特に「言った、言わない」などのトラブル回避のために重要視されていることが分かりましたね。
もちろん、プライベートシーンでもエビデンスを取っておくことが大切なときもあります。
例えば、お酒の席で「おまえはだからダメなんだ!仕事やめちまえ!」などと、上司から罵倒されたとします。ここで、パワハラ発言を録音データとして残しておくことで、自分が受けた仕打ちを他者に訴えるときに証拠として提示することができるのです。
さまざまなことがトラブルになりうる現代だからこそ、エビデンスは使われることが多い基本のビジネス用語の一つなのかもしれません。