日経キャリアネットの特徴や評判を徹底解説!
後輩
先輩
後輩
日経キャリアネットは自ら求人を検索できる転職サイトです。今すぐに転職したい、キャリアアップしたい人はもちろん、将来的に転職を考えている人や興味がある人も、会員登録すれば誰でも利用できます。
「自分が応募可能な求人は何社ぐらいあるのかな?」
「同じ業種でも他社の給与はいくらぐらいなのかな?」
など、社会人として働いていれば気になる部分も、日経キャリアネットで求人検索すればわかることも多々あります。当記事では筆者が実際に利用して感じた日経キャリアネットの特徴や評判、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
日本経済新聞社の子会社が運営する転職サイト
日経キャリアネットは転職サイトとしてそれほど名が知れているとはいえませんが、ビジネスマンに愛読者の多い”日本経済新聞社”の子会社が運営する転職サイトです。会員登録すれば日本経済新聞や電子版に掲載される案件も含めた有名企業の総合職や部門責任者、上場企業の管理職など質の高い求人に出会えます!
また、日経キャリアネットならではのトレンドやビジネススキル、転職ノウハウといった有益な情報も公式サイトの「転職ニュース&コラム」から閲覧できます。
情報は日経キャリアネットの公式TwitterやFacebookページでも配信されています。
■日経キャリアネット 公式Twitter
■日経キャリアネット 公式Facebook
3つのアプローチで転職できる
日経キャリアネットでは、以下に示した3つのアプローチ方法によって転職先の企業を探せます。
自分で求人を探す | 希望職種や勤務地、年収など細かな条件で企業を検索できる。 |
エージェントサービス | 人材紹介会社またはコンサルタントを選択できる。転職活動の時間がない人におすすめ!年収や待遇の交渉、面接や書類の対策も請け負ってくれる。 |
スカウトを利用する | あなたの経験やスキルに注目した企業や人材紹介会社からスカウトメッセージが届く。 |
日経キャリアネットは転職サイトなので、自分で求人を検索する方法が基本的な使い方ですが、エージェントサービスの利用も可能です。
日経キャリアネット自体はカウンセリングや転職アドバイスをしていません。その代わりに提携している人材紹介会社やコンサルタントを選択して利用できます。多くの求人のなかから自分の転職先を探す自信のない人や、忙しくて転職活動できない人にオススメです!
それ以外に、会員登録の際に作成できるWeb履歴書記載の経歴やスキルに注目した企業からメッセージが届くスカウト機能もあります。スカウトは人材紹介会社から来ることもあり、自分では探すことのできない非公開求人のオファーも受けられます。
日経キャリアネットのメリット
日経キャリアネットの特徴がわかったところで、次にメリットを解説します。転職を考える人にとってメリットがなければ、この転職サイトを使う意味がありませんよね。
実際に利用した筆者は5つのメリットがあると感じました。日経キャリアネットのメリットの一つとして挙げるには少し物足りないと感じるのでここでお伝えしますが、求人の閲覧や応募など、すべてのサービスは無料です。転職サイトの利用にはお金がかかると思っていた人も安心して使用できます!
①企業や人材紹介会社からスカウトが届く
先述しましたが、日経キャリアネットは企業や人材紹介会社からスカウトメッセージが届きます。会員登録と同時に経歴やスキルなどを入力してWeb履歴書を作成すれば、その確率も高まります。
・年齢
・語学力
・資格
・学歴
・希望条件
・スキル
・職務経歴
・自己PR
企業や人材紹介会社は上記の情報を確認し、スカウトします。メッセージを送る時点では氏名や生年月日、住所、メールアドレス、電話番号は閲覧できないため、個人を特定される心配はありません。
スカウト機能は日経キャリアネットに会員登録したすべての人が利用できます。Web履歴書を作成するだけで、あなたのスキルを必要とする企業からメッセージが届くので、忙しくて転職活動できない人にも便利な機能です。
日経キャリアネットでは毎月10万件ほどのスカウトが配信されています。実際にメッセージが届くと、企業に必要とされている実感や手応えを感じます!
②大手企業・優良企業の案件多数
ビジネスに強みをもつ日本経済新聞社の子会社が運営する日経キャリアネットには、大手企業・優良企業の案件がたくさん!官公庁や外資系企業の求人も扱っています。
求人の件数は検索できるだけでも37,000件以上(2020年2月時点)あり、さらにスカウトには掲載されていない未公開求人も多数あります。
③幅広い年齢層の転職に対応
転職は20代が圧倒的に有利で、30代・40代になるとチャンスがグッと減るのが一般的ですが、日経キャリアネットは幅広い年齢層の転職に対応しています。スカウト機能があることで筆者がこれまで利用してきたほかの転職サイトよりも、30代・40代の転職成功者が多い印象を受けました。
30代~40代が受けるスカウトのなかで多い職種はこちらです。
・人事・労務
・個人営業、リテール、FP(金融・不動産)
・経理・財務
上記で紹介した職種で転職したい、キャリアアップしたいと考えている人は、日経キャリアネットを利用すれば年代に関わらずチャンスがあります!
④お役立ち機能も充実
日経キャリアネットの公式サイトには、転職が初めての人に向けて、履歴書の書き方や職務経歴書の書き方をサンプル付きで掲載しています。
また、自分に転職できる力がどれだけあるのか、適正な年収がもらえているのかを診断できる転職力&年収査定テスト、グローバルに活躍できる力が備わっているのか知りたい人はグローバル力診断によって判断できます。
公式サイトには転職のニュースやコラムなど、読みごたえのあるコンテンツが充実しています!
⑤自分の判断で転職活動が進められる
日経キャリアネットは、3つのアプローチの中から自分に合う、求めるスタイルで転職活動を進められる点は、大きなメリットだと感じました!
以前、筆者が利用した転職エージェントは、アドバイザーと面談をする手間に加え、提供された求人も満足できるものではありませんでした。求人を自由に閲覧できないことも大きなストレスで、利用する価値がないと判断した酷いエージェントもありました…。
一方、日経キャリアネットは、転職サイトなので自分の希望する求人を自由に検索でき、応募も可能。スカウトやエージェントサービスもありますが、利用するかは本人次第です。自分本位で転職活動がしたい人は、自由度が高く、求人の質も高い日経キャリアネットを利用すると、満足できると思います。
日経キャリアネットのデメリット
転職者にとってメリットたくさんの日経キャリアネットですが、使ってみて物足りないと感じるデメリットもありました。ここでは筆者がイマイチと感じた点も加味してお伝えします。
①直接的なサポートは少ない
日経キャリアネットは自分で判断して転職活動できる点はメリットですが、直接的なサポートは少ないためデメリットに感じてしまう人もいるでしょう。求人案内のメールが日経キャリアネット事務局から送られてきますが、自ら行動しなければ、転職活動はそこから一歩も先に進みません。
転職したい人は求人に応募したり、Web履歴書を充実させてスカウトを受けるなど、自発的な行動が必要。自分で動くことが苦手という人は日経キャリアネットと提携している人材紹介会社やコンサルタントに依頼して転職活動を進めるほうがよさそうです。
②求人は東京に集中している
日経キャリアネットは、検索できるものだけでも37,000件以上(2020年2月時点)の求人があります。しかし、求人の大多数は東京都に集中しているため、それ以外の地域で転職を考えている人は少ない求人のなかから探すことになります。
大阪府 ⇒ 4,000件程度
愛知県 ⇒ 2,000件程度
福岡県 ⇒ 1,000件程度
上記のとおり、東京は20,000件以上あるのに対し、大阪では4,000件程度です。地域によって求人件数の差は大きくなるため、利用者はその点も考慮しておく必要があります。
日経キャリアネットの口コミ・評価
日経キャリアネットの特徴やメリット・デメリットに加えて、実際に利用した人の口コミ・評価も気になりますよね。ここではネットやツイッターを検索して得られた日経キャリアネットの口コミを掲載しますので、利用を迷っている人は判断材料にしてください。
いい評価の口コミ
はい、有り難うございます!と言いますか、日経キャリアネットに登録しました所、企業様から直接スカウトメールを頂戴しました。それで本日2度目の面談となりました。あと1~2回あるようです。RT @akaninn @sohmen1977 書類審査は通ったんですね!
— 田中 (@sohmen1977) April 19, 2010
悪い評価の口コミ
日経キャリアネットで、貴方の適性年収調べてもらったら1500万と出て、へーって思ってたのに送られてくるメールが月収30万とかで萎える。面倒臭い思いして登録して、こんなメールしか無いのかい
— なかのねこ (@nakano_neko) May 15, 2016
口コミからわかったこと
日経キャリアネットの口コミや評価をネットやツイッターで調べても、それほど多くは確認できませんでした。求人サイトとしての知名度がまだ低いことが原因かもしれません。
少ないながらも得られた口コミからは、スカウトメッセージが届いた、キャリアアップを目指す人にはおすすめ、ほかには掲載されていない求人と巡り合えたなどポジティブな評価も見受けられました。
一方で、年収査定テストでは高評価なのに、実際に届く案件の給与と開きがあるといった意見や、これまでに目立った実績のない人は転職を勝ち取るのが難しいなどネガティブな意見も。
日経キャリアネットは大手や優良企業の求人を多く扱っている分、即戦力を求める傾向にあります。経歴や経験がまったくない場合、やはり転職を勝ち取るのは容易ではありません。
これまでの経歴や経験をいかした転職がしたい人で、日経キャリアネットをまだ利用していない人は、どんな求人があるのか覗いてみるといいでしょう。
日経キャリアネットをオススメできる人
これまでの話をもとに、日経キャリアネットがオススメの人を3つの項目に分けてご紹介します。
①大手や優良企業に転職したい人
日経キャリアネットは大手や優良企業へ転職したい人には絶対にオススメです。
公式サイトで求人検索したり、送られてくる企業の求人案内を見ればわかりますが、超有名企業の魅力的なポジションの案件も確認できます。
筆者は日経キャリアネット以外に数社の求人サイトを利用していますが、ほかでは見つけることができないであろう質の高い求人が多い印象を受けました。これまでに実務経験をしっかり積んでいる人であれば、満足のいく転職活動と結果が得られるでしょう。年収も最高3,000万円まで選択できるので、給与アップを目的とした転職希望も実現できます。
②忙しくて仕事を探す時間のない人
日経キャリアネットはこれまでの実務経験をいかした転職がしたいけど、仕事が忙しくて転職先を探す時間のない人にもオススメです。
日経キャリアネットでは、Web履歴書を作成しておけば、あなたの経験やスキルを企業が閲覧し、気に入ればスカウトメッセージを届けてくれます。つまり、自分で求人検索する時間のない人でも、経歴やスキルなどを記載したWeb履歴書さえ作成しておけば優良案件と出会える確率が高まるのです。
また、人材紹介会社やコンサルタントに頼るのも手段として有効です。あなたの希望に合った企業をピックアップしてくれるため、多くの案件を保有する日経キャリアネットの求人を一つひとつ検索・選択する手間が省けます。
③転職ノウハウや診断テストが受けたい人
日経キャリアネットは転職ノウハウや診断テストなどのコンテンツが充実しているため、今すぐに転職したい人以外の利用もオススメです。
会員登録するまでは公式サイトの中身は閲覧できませんが、数分間の手間をかけるだけで、これまで日経が蓄積した転職で使えるさまざまな情報を手にできるのです!
また、10万人以上が利用している”転職力・年収査定テスト”や外資系企業や海外で活躍したい人にマストな”グローバル力診断”を試すことで、自分の強み・弱みがより明確になり、今後の転職にいかすことも可能です!
日経キャリアネットに登録・利用してみよう!
日経キャリアネットは日本経済新聞社の子会社が運営している転職サイトだけあり、求人の質が高く、大手や優良企業の案件も豊富です。
これまでの実務経験をいかしてキャリアアップしたい人にはうってつけの転職サイトといえるでしょう。
自ら行う求人検索に加え、Web履歴書を閲覧した企業からのスカウトも受けられるため、時間のない人も利用できます。
日経キャリアネットが少しでも気になる人は会員登録してみてはいかがでしょうか?利用者である筆者もオススメします!