ボキャブラリーとは語彙(ごい)のこと!
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ボキャブラリーを日本語にすると『語彙(ごい)』、簡単にいうと『語の集まり』という意味になります。日常会話でも「ボキャブラリーが豊富」「ボキャブラリーがない」というように使われますが、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、今日からは「ボキャブラリーはこんな意味だよ!」と言葉の説明ができるように、しっかり意味を学んでいってください。
ボキャブラリーの意味をチェック!
『ボキャブラリー』をスムーズに会話に取り入れるには、言葉の意味を理解しておく必要があります。そして、これを機に英語の意味との違いも一緒に覚えておきましょう。
日本語のボキャブラリーとは?
冒頭でも伝えたとおり、ボキャブラリーを日本語にすると『語彙(ごい)』になります。しかし広い意味では、語が集まって成り立っている『言葉』『用語』『単語』の意味合いでも使われています。
語彙の意味については次の記事でもわかりやすく解説していますので、あわせて読んでみてください。
語彙力とは?意味から語彙力を増やす方法、英語の語彙力や語彙力診断アプリまで徹底解説!
ボキャブラリーの英語は『vocabulary』
ボキャブラリーは英語で『vocabulary』と書き、次のような意味をもっています。
■語彙
■用語数
■用語表
■(人の)言葉遣い など
カタカナではボキャブラリーと書くので、英語のスペルの頭文字を『B』だと思う人も多いでしょう。しかし、『V』ではじまるので間違わないよう注意しましょう。そして、vocabularyを使った英語表現にはこんなものがあります。
■vocabulary entry(辞書の見出し語)
■vocabulary of physics(物理学用語)
■medical vocabulary(医学用語集)
■extensive vocabulary(豊富なボキャブラリー)
■improve one’s vocabulary(ボキャブラリーを増やす)
■I have little vocabulary.(私はボキャブラリーが少ない) など
ボキャブラリーの類語
ボキャブラリーは語彙、広い意味では『言葉』『用語』『単語』ですが、ほかにもこんな言い換え表現があります。
・語句
・語幹
・表現技術 など
ボキャブラリーの使い方・例文
ボキャブラリーがどのような意味をもっている言葉なのかはもうわかりましたよね?それでは実際の会話でどのように使われるのか、例文を使って見てみましょう。
ボキャブラリーが乏しい
ボキャブラリーが豊富
そのため、『ただボキャブラリーが豊富なだけの人』なのか、『本当に仕事ができる人』なのかを見抜く力も身につけたほうがいいかもしれませんね。
ボキャブラリーを増やす
ボキャブラリーを増やす!仕事で役立つ方法を伝授!
ボキャブラリーが少ないと感じているあなた!今からでもボキャブラリーを増やすことは可能です。その方法はいくつかありますが、実行しやすいものをピックアップしてみたので、「これならできる!」と思えるものをぜひ見つけてください。
ニュースなどの情報を積極的に見る
新聞記事、雑誌、インターネットなど、手段はなんでも結構です。さまざまな情報が詰め込まれているこれらの媒体には、難しい言葉、専門用語、カタカナ用語もたくさん登場します。ボキャブラリーを増やすのには手軽な参考書です。
興味のある分野だけではなかなかボキャブラリーを増やせないので、あえて興味のないものにも目を通すようにしましょう。
本を読む
新聞やニュースを読むことが苦痛だという人は、まずは本を読むことからはじめてもいいでしょう。推理小説、SF小説、コバルト小説などなんでもいいです。ボキャブラリーは語の集まりです。ボキャブラリーを増やすには、たくさんの言葉に触れることが大切なので、身近なところからはじめるというのも一つの方法です。
わからない言葉はすぐに調べる
日本語でもカタカナ語でも「これってどういう意味だろう?」という言葉がよく出てきますよね?仕事をしているときは、わからないと困るため、仕方なく調べることでしょう。しかし、日常生活でも「わからない言葉はすぐに調べる」というクセをつければそれだけ知識になっていきます。
人が話しているのを聞く
今は、インターネットも普及しているので、講義や討論会の動画が公開されていることも多々あります。「どんなことを伝えようとしているのだろう?」と考えながら聞くととても勉強になります。
ただし、いきなり難しい内容の討論や興味のないことを聞いても苦痛になるだけなので、興味のある内容のものからはじめるのがオススメです。その中で「この言葉はどんな意味なのだろう?」と、その場で調べながら聞くとさらに効果的ですね。
アウトプットする
アウトプットとは『発信』のこと。つまり、見たり聞いたりするのではなく、自分から言葉を発することも、ボキャブラリーを増やすためには必要な要素です。その方法は、人と会話をする、ブログを書く、日記を書くなどいろいろあります。読んだり見たりして得た情報を発信することで記憶にもしっかり残ります。
アウトプットの方法などについては次の記事でも解説しているので、あわせて読んでみてください。
アウトプットとはどんな意味?メリット・オススメの本から苦手な人でも実践できる方法までガイド
ボキャブラリーを増やせるアプリがある?!
今はさまざまな種類のスマートフォン向けのアプリがありますが、その中には語彙力アップを目的としたアプリもあります。手軽に遊び感覚でボキャブラリーを増やしてみるのもいいのではないでしょうか。
Android向けアプリ
①:知らないと恥ずかしい大人の語彙力
クイズを解いていく要領で、すべての問題に対して解説がついています。1回5問、間違えがちな日本語をを中心に150問以上が収録されています。
②:読めなくても恥ずかしくない難漢字
1回10問のクイズ形式のアプリで、読み間違えしそうな漢字が300問以上収録されています。意味がわからない漢字もその場で調べられるので、読み方と一緒に手軽に覚えることができます。
IOS向けアプリ
①:大人の語彙力検定
『大人の語彙力検定』は、演習とテストを繰り返して勉強していく形式です。全80問と少なく感じますが、そのぶん「全部マスターしてやるぞ!」という気持ちで取り組みやすくなるアプリです。
②:語彙力診断
20問の語彙問題が出題され、正解の状況によって出題レベルが変動します。また、15問目からは書き取り問題もあり、間違えた問題は自動的に『復習』の項目に登録されるようになっています。
ボキャブラリーを増やして『デキる』社会人を目指そう!
日常生活においても、会社でも、実際に使っている言葉は限られたものでしょう。しかし、たくさんの言葉を知っていて損をすることはありません。そして、「その言葉はこんな意味だよ」とスマートに応えられたらカッコいいですよね?
ボキャブラリーは自然な形で増やしていけるものですので、あなたもぜひカッコいい社会人になってください。