リクルートとは?言葉の意味や英語、使い方、就活・転職で覚えておきたい情報をわかりやすく解説

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リクルートはたくさんの意味をもつ言葉!

上司

今回取り上げるワードはリクルートだよ!
リクナビのリクルートですよね!僕も就活のときにお世話になりました。

新人

上司

リクナビは株式会社リクルートキャリアが運営している就職ポータルサイトだね。リクルートグループの名前の由来になっているリクルートは、ビジネスでおなじみの言葉なんだよ!
リクルートは社会人には身近なカタカナ語ですが、実はたくさんの意味をもっています。それぞれの意味を正しく理解し、社会人としての知識を深めましょう!

ちなみに、株式会社リクルートキャリアはリクルートグループに属する企業。新卒採用・中途採用を中心とした人材採用広告事業や斡旋事業を行っていますよ。

リクルートの意味を解説

ビジネスでのリクルートについてしっかり理解できるように、まずはリクルートという言葉の意味を詳しくみてみましょう。

英語のリクルート(recruit)はどんな意味?

リクルートは英語表記すると「recruit」。「recruit」には次のような意味があります。

recruit
・新会員
・新入生
・新入社員
・新兵
・補充兵
・(人)を募集する
・(人)を採用する
・(人)を兵士として軍務に就かせる
「recruit」は「再び成長する」という意味のラテン語が語源。「新たに生じたもの」という意味のフランス語「recrue」になり、英語の「recruit」になりました。

カタカナ語のリクルートとは?

カタカナ語のリクルートは語源のラテン語「新たに生じたもの」という意味からきた、「新人募集」「人材募集」が根本の意味になっています。

パターン別!リクルートの意味と使い方を詳しく

リクルートは主に企業が用いる意味と、学生など就職活動をしている人が使う意味があります。どのような意味で、どんな使用法があるのか、例文を通してひとつずつ確認していきましょう。

人材募集という意味のリクルート

例文

上司

今年はリクルートがうまくいっているみたいだね。
なかなかいい学生が集まっているっていう話ですよ。来年の春、うちの課にも有望な新人が来るといいですね!

先輩

リクルートは人材募集や求人、採用という意味で使われます。リクルーティングといわれることもあります。企業側が使用することが多いですが、就職活動をしている人が目にすることもある意味です。

人材登用という意味のリクルート

例文

上司

パート社員の山田さん、数字にえらく強いから聞いてみたら、日商簿記1級でそろばんも段持ちなんだって。正社員にリクルートするよ。いいかな?
ベテランが定年退職しちゃって、経理課は今人手不足です。このタイミングでリクルートできるのは、まさに渡りに船ですね。

先輩

リクルートは人材登用という意味でも使われます。この意味でのリクルートはもっぱら企業が用います。

就職活動という意味のリクルート

例文

大学の先輩

後輩君。金髪でインターンシップに参加する気?もうリクルートは始まってるんだから、黒髪に直しておかないと後悔するわよ!
ええっ?インターンシップって就業体験じゃなかったんですか!?

大学3年生

大学の先輩

企業はボランティア団体じゃないんだから、学生のためだけのインターンシップなんてするわけないでしょ。学生は就業体験気分でも、企業はバリバリ学生を見極めてるわよ。
就職活動という意味のリクルートは日本語特有の意味です。英語の「recruit」に就職活動という意味はないので注意してください。英語で就職活動といいたいときには「job hunting」を用います。これは主に就職活動をしている人が使う意味です。

リクルートに類語・対義語はあるの?

リクルートに類語・対義語はあるのでしょうか?カタカナ語が使いにくいときなどに、言い換えできる言葉がないかみてみましょう。

リクルートの類語

リクルートにはリクルートの意味と完全に一致するカタカナ語の類語はありません。

正確に言い換えたいときには、そのままそれぞれの意味に対応する日本語「人材募集」「人材登用」「就職活動」を使ってください。「人材募集」はほかに「求人」や「社員募集」という言い方もできますね。

人材登用には似た意味のカタカナ語も

人材登用という意味でリクルートを使うときには、次のようなカタカナ語に言い換えることもできます。

スカウト:将来が期待できる人材を見つけ出し、引き抜くこと
ヘッドハンティング:他社の経営者や経営幹部、優秀なミドル層など有能な人材に、有利な条件を出し自社に引き抜くこと
エンプロイメント:雇うこと、雇用

ただし、どの言葉も微妙にニュアンスは違うので、自分の意図した意味になるかよく考えて言い換えしてください。

リクルートの対義語

リクルートそのものの対義語はありません。意味別に使える対義語を紹介します。

「人員募集」という意味の場合の対義語→求職
「人材登用」という意味の場合の対義語→レイオフ(一時的な解雇)

レイオフは何らかの理由で今は企業が人材を解雇するけれど、企業が再び人材登用するときには優先的に再雇用するよ、という約束を交わして一時的に従業員を解雇すること。したがって、「人材登用」の完全な反対語ではありませんが、参考までに知っておきましょう。

レイオフについて詳しくは下記の記事で紹介しています。こちらもぜひ読んでみてください。
レイオフとはどんな意味?アメリカでは一般的?日本におけるリストラとの違いや用語の使い方をガイド

就活生必見!リクルートスーツとは?

就活というと、リクルートスーツに黒髪と連想する人は多いです。では、リクルートスーツとは何でしょうか?ビジネススーツと何が違うのか気になりますよね。リクルートスーツについて学んでみましょう。

就活生のために作られたスーツが「リクルートスーツ」

リクルートスーツは厳密な定義はありませんが、就活生が就職活動をするときに着用することを想定して作られたスーツをいいます。

採用担当者に学生のさわやかさを印象づけることができるように、無地のブラックやネイビー、濃いグレーのスーツが主流です。

安い代わりに耐久性はない

リクルートスーツはお金をそれほど多く使えない学生でも購入しやすいように、1~3万円の価格帯で販売されています。

リクルートスーツはポリエステルなどの安価な化学繊維生地で作られている商品が多く、縫製もそれほどしっかりしていません。

耐久性があまりなく、しわがつきやすい、着用時に湿気で蒸れやすいなど、機能的にはイマイチ。リクルートスーツはもともと就職活動シーズンに着用できればOKという考え方で安く作られているので仕方がないですね。

社会人が仕事で着るスーツが「ビジネススーツ」

ビジネススーツは長期間着用できるように、ウールなど耐久性のある生地を使用し、しっかりした縫製で作られています。価格は幅広いですが、一般的には3~4万円で販売されている商品が多いです。

ビジネススーツは色や柄をある程度ファッション感覚で選べます。また、リクルートスーツでは使えなかったカラーシャツや、ネクタイの色や柄も遊びを入れて身につけることができます。

リクルートスーツとしてビジネススーツを選ぶ就活生も

丈夫で長く着られるというメリットから、リクルートスーツとしてビジネススーツを選ぶ就活生が増えています。

この場合、就職後にも使う前提で購入するスーツですが、あくまでメインは就活。無地のブラックやネイビー、濃いグレーの中から選ぶことをおすすめします。

転職活動にはビジネススーツがおすすめ

リクルートスーツは就活生のために作られているので、転職活動で着用するには向きません。転職活動中の方がリクルートスーツを着ると安っぽくみえたり、年齢に見合わない印象を与えてしまいます。

転職活動にはリクルートスーツよりも格が上のビジネススーツがおすすめです。新調するならブラックやネイビー、ライトグレーなどベーシックな色合いのものを選んでください。女性の場合はベージュでも大丈夫ですが、ダーク系の方が無難です。

[番外編]リクルートは生化学・生物学で使われることも

リクルートは化学や生物学、生態学の分野で使われることがあります。

タンパク質をリクルートする→タンパク質を集める、のように物質や個体が「集まる」「偏在する」という意味になります。

就活生や企業は文脈に応じてリクルートという言葉を使おう!

リクルートは複数の意味をもつ言葉。就活生や企業にとってはなじみのカタカナ語ですよね。

ビジネスマンがよく使う単語ではありますが、文脈に応じて意味を読み取らないとおかしな勘違いをしてしまうかも。リクルートの意味を正しく理解して、使い方を間違えないようにしましょう。