MOS資格 スペシャリストとエキスパートの違いは?どちらを取るべき?

新人

MOSを受けようと思ってるんですが、一般と上級の2つのレベルがあるんですね!どっちを受けようかな…
君のPCスキルは、まだ初心者レベルだから、迷う余地ないじゃん。レベルを気にする前にもっと頑張ってほしいんだけど!

先輩

数あるパソコン関連の資格の中でも、近年人気を集めるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)。業務で使用する頻度が高いMicrosoft社のOfficeアプリケーションの操作スキルを証明できる資格です。

MOSはOfficeのアプリケーションやバージョン別に受験ができますが、中でもWordとExcelについては、レベルが2段階あるのはご存じでしょうか?今回はMOSのレベルについて、その違いや出題内容をくわしく解説します。

MOSのレベルとは?

先輩

MOSは課目ごとに出題される内容も難易度も違うから、自分のスキルに合った試験を選ばないと!

MOSはMicrosoft社のアプリケーション・バージョンごとに試験があります。中でも、WordとExcelについては、スペシャリストレベル(一般)と、エキスパートレベル(上級)にわかれています。ここではMOSの試験概要と、レベルごとの違いをくわしく解説します。

MOSはアプリケーションごと×バージョンごとに受験できる

MOSはWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5つのアプリケーションについて、それぞれ試験があります。Offeceアプリケーションは、バージョンによって機能が若干異なることから、試験も認定もバージョン別に行われています。

さらにWordとExcelについては、スペシャリストとエキスパートの2種類のレベルがあります。現在受験できる課目は下表の通りです。

バージョン
スペシャリストエキスパート
WordWord 2016/2013/2010Word 2016 エキスパート/2013 エキスパート Part1,Part2/2010エキスパート
ExcelExcel 2016/2013/2010Excel 2016エキスパート/2013 エキスパート Part1,Part2/2010エキスパート
PowerPointPowerPoint2016/2013/2010
AccessAccess 2016/2013/2010
OutlookOutlook 2016/2013/2010

※エキスパート2013は、Part1,Part2があり、両方に合格する必要があります。 
※2010の試験は2020年3月で終了します。 

スペシャリスト(一般)とエキスパート(上級)の違い

スペシャリストとエキスパートでは、求められる操作スキルのレベルが異なります

スペシャリストの試験では、利用頻度が高く、ごく基本的な機能について出題されます。一方、エキスパートは、文書管理やデータ分析など、効率性に着目した高度な機能のスキルが問われます。

スペシャリストは、初心者でもチャレンジが可能。エキスパートは難易度が上がるため、より高いスキルが必要です。

具体的な出題内容は?

課目別の具体的な出題例は下表の通りです。レベル感の把握にお役立てください。

WordExcel
スペシャリスト
  • 文字サイズ・フォントの変更
  • 表作成・ 編集
  • 文書の印刷 など
  • 数式・基本的な関数の作成
  • セルの書式設定
  • 基本的なグラフ作成 など
  • エキスパート
  • スタイル機能
  • 目次・索引作成などの長文機能
  • 他のアプリケーションからのデータ取り込み など
  • データ分析
  • 条件付き書式・入力規則の設定
  • マクロの作成・編集 など
  • MOSの公式ページで、バージョンごとの出題範囲がよりくわしく紹介されていますので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
    参考 試験概要MOS公式サイト

    MOSはスペシャリスト・エキスパートどちらを受けるべき?

    新人

    先輩に鍛えられてるおかげで、僕のPCスキル、相当上がってるんですよ!いきなりエキスパートでもイケるんじゃないかな。

    MOSは一般レベルから受験すべきなのでしょうか?スキルに自信があれば、いきなりエキスパートを受けても大丈夫?ここでは受験課目の選び方のポイントを解説します。

    受験課目は利用環境・スキルに応じて選ぶ

    MOSを受験する際は、あらかじめ出題範囲を確認し、ご自身のスキルに合った課目を選ぶとよいでしょう。可能であれば、より新しいバージョンの試験がおすすめですが、利用環境が異なるなら、無理をする必要はありません。

    PC操作に慣れている人でも、Officeのすべての機能を使いこなせているとは限りません。スキルに自信がある人も、模擬試験などで事前に腕試しをしておくとより安心です。

    スペシャリストとエキスパートは出題内容が重複しない

    MOS公式では、スペシャリストとエキスパート、どちらも取得することを推奨しています。それぞれ出題内容が異なるため、証明できるスキルも別物だというのがその理由です。

    要は、スペシャリスト・エキスパート両方そろうことが、Word・Excelをフル活用できるスキルの証明になるという考え方です。

    もちろん、一方だけ受けるか両方受けるかの判断は、受験者次第。スペシャリスト→エキスパートと順にステップを踏む必要もありません。ご自身の必要とスキルに応じて選べばよいでしょう。

    MOSエキスパートはスペシャリストより就職に有利?

    MOSはオフィスワーカーにとって欠かせないPC操作スキルの証明になることから、就職・転職活動で好感される可能性が高いです。もちろん、難易度の高いエキスパートの方が、より高く評価されるのは間違いありません。

    とはいえ、どの程度のアピールになるかは、職種や環境次第。PCスキルは今や必須スキルあり、希少性が高いとはいい難いのが実情です。

    普段の業務にも役立つ MOSにチャレンジしてみよう!

    MOSは、普段からPC操作に慣れている人なら、練習問題や模擬試験を繰り返すことで、充分合格を狙える資格です。自己流で使っていたアプリケーションの意外な機能を確認できたというケースも。自己研鑽のための勉強が、業務効率にもつながるなんて、いいことづくめだと思いませんか?

    興味がわいた方は、チャレンジしてみてはいかがでしょう。