日商簿記1級に独学でチャレンジ!勉強法やおすすめテキストを紹介

新人

日商簿記1級、独学で頑張ってみたいんですが、無理でしょうか?
無理とは言わないけど…難しいのは確かだよね。

先輩

日商簿記1級は国家資格並みの難易度。合格率は10%前後のいわゆる「狭き門」です。独学でのチャレンジは不可能ではないものの、決して楽ではありません。

今回は日商簿記1級独学合格のための勉強法やおすすめのテキストをご紹介します。

日商簿記1級はなぜ難しい?

先輩

日商簿記1級はテクニックが通用しない試験。そのつもりで勉強しないと、合格は難しいよ!

日商簿記1級はなぜ難易度が高いのでしょうか?ここでは試験の特徴や学習時間から、その理由を解説します。

学習量が増える&バランスも重要

日商簿記1級の出題範囲は4科目。2級の商業簿記・工業簿記に加え、会計学、原価計算がプラスされます。必要な学習量が増えるのは明らか。

また、合格基準にも2級までとは違いがあります。1級も合格ラインは得点7割以上ですが、合計点だけでなく、科目ごとの最低基準が設けられています。1科目でも4割を切ると、合計点が合格ラインに達していても不合格となる仕組み。つまり、苦手科目を作らず、バランスよく勉強する必要があるということです。

必要な学習時間は最低でも800時間

独学で日商簿記1級に取り組む場合、少なくとも800時間以上は学習時間が必要とされています。スクールの場合は600時間前後が目安。比較すると疑問点を自己解決しなければいけない独学の場合、相応の時間がかかることがわかります。

これだけの学習量をこなすには、自己管理能力や計画性、モチベーションの維持が必要。誰でも簡単にできることではありません。

日商簿記1級 独学のコツは?

新人

2級より相当ハードル高いのがわかります。勉強の方法も変えた方がいいのかなぁ…

基本的に知識をテキストでインプットし、問題を解いてアウトプットするという反復にかわりはありません。

ただし、すべての論点を理解しようとすると、時間がいくらあっても足りません。出題頻度の高い問題に的を絞り、解法を身につけることに重点を置きましょう。

いったん独学で取り組んでみて難しいと感じた場合は、早めにスクールの利用に切り替えることをおすすめします。時間も貴重な資源。どこまで独学で取り組むかは、金銭面だけでなく時間からも判断した方が良いでしょう。
簿記1級はなぜ難しい?2級との違いや勉強方法、おすすめの講座を大公開!

それでも独学にチャレンジしたい!おすすめのテキスト2選

新人

僕、ハードルが高い方がむしろ燃えます!とりあえず独学で頑張ってみます。

ここからはおすすめテキストを2種ご紹介します。今回は、いずれも出版元が提供する講座に転用できる教材を選びました。独学に躓いたら、各講座の利用を検討してみてください。

難易度順で読みやすい「とおる簿記」シリーズ(ネットスクール出版)

テキスト:全6冊/問題集:全6冊

WEB講座のネットスクールの公式教材。独学用テキストとしても、すぐれた内容です。

スタンダードな日商簿記の教材とは異なり、難易度順に解説が進むユニークな構成が特徴。講義を受けなくても、理解しやすいよう工夫がなされています。試験範囲をくまなく網羅しているためボリュームは多いですが、読みやすく、独学でも挫折しにくい教材といえます。

テキストの構成が簡単→難易度が上がるようになっているので、無理なく理解しながら続けられます。そのため、働きながらですが、勉強しなきゃと気負わず、毎日続けられています。
なかなか良いテキストに出会えないと思っている方にはオススメできます。 Amazonカスタマーレビュー

本シリーズは分厚く、デカい変わりに「なぜこのような処理をするのか?」というところに多くの分量が割かれており、大変分かりやすい。誰も教えてくれるような環境がない場合は、本書がかなり役立つことと思う。Amazonカスタマーレビュー

もうモヤモヤしない!「みんなが欲しかった!」シリーズ(TAC出版)

テキスト:全6冊/問題集:全6冊

資格スクール大手TACによる人気シリーズ。簿記学習者がモヤモヤしがちなポイントをわかりやすくまとめています。「なぜそうなる?」を徹底解説。独学でも教室講義のように理解が進みます。

こちらはWeb講義や模試を追加できるTACの「独学道場」で使用されている公式テキストです。通常の簿記講座より低コストで受講できるので、独学に行き詰まった場合は利用をおすすめします。

このシリーズが分かりやすく気に入っています。おすすめします。楽天みんなのレビュー

日商簿記1級はチャレンジする価値がある資格!

日商簿記1級はキャリアアップに活かせる価値ある資格です。独学でもスクール利用でも、合格するのは簡単ではありませんが、ぜひチャレンジをおすすめします!