公務員から民間企業への転職は難しい?メリットと向いている人を紹介

最近では、役所の仕事が退屈~。民間企業に転職したいなぁ。

わかります!公務員より民間企業のビジネスマンに憧れたりして…。公務員から民間企業へ転職するのって難しいのかな?

二人とも公務員を辞めて民間企業に転職したいの? それなら、まずはいろいろ調べてから冷静に判断しようね。

公務員から民間企業への転職は後悔する?

公務員は、安定した収入と地位があり、人気の職業ですが、公務員から民間企業への転職を考える人もいます。しかし、実際に公務員から民間企業へ転職しようと思ったとき、これまでの安定を失うことへの不安を感じそうです。

公務員から民間企業への転職で、後悔することはないのでしょうか。公務員から民間企業への転職について、さまざまな意見を集めてみました。

公務員を辞めたい人の声

公務員を辞めたい、民間へ転職したいという声をTwitterから集めました。

まずは、地方公務員の肩書をもつ方のツイートから。これから転職活動を控えているようです。

公務員から転職を考えているのですが、周りからは反対されているようです。安定とモチベーションを天秤にかけて悩んでいる様子がみて取れます。

公務員を続けてきて、自分の成長に限界を感じた方もいます。

公務員から民間へ転職した人の声

実際に公務員から民間企業へ転職した人のツイッターもチェックしてみましょう。ポジティブな意見からネガティブな意見までありました。

「公務員から民間へ転職するなんて信じられない」というのが世間の印象なのでしょう。公務員を辞めたがっていた人まで公務員からの転職を決めた投稿者を訝る始末です。

公務員を退職し、自分のやりたいことを選んで成功を収めた人のツイートです。上司も応援してくれたということなので、きっと職場には恵まれていたのでしょう。やりたいことを選んだ前向きな例です。

民間から公務員になりたい人もいる

公務員を辞めたい人がいる一方で、公務員になりたい人も多くいます。民間企業の大変さが身に染みて、公務員転職を考えるようです。

営業を辞めて公務員転職したいようです。計画的に学習して、試験に合格することを祈ります。

接客業から公務員への希望者です。公務員でも職種によっては窓口での対応があるのですが、大丈夫でしょうか?

公務員転職についてもっと知りたい人は「公務員転職」の記事もチェック!公務員の収入や職種などを詳しく紹介しています。

公務員へ転職したい!民間企業から中途採用されるには

公務員から民間企業への転職は厳しい?デメリットを紹介

 

公務員から民間企業への転職は、安易に実行に移すと大変な思いをすることもあります。公務員から民間企業の社員になりたい人は、まずはデメリットを知って、冷静に状況を見定めましょう。転職するまでに大変なことと転職してから大変なことを紹介します。

公務員のイメージが悪いことがある

公務員から民間企業へ転職する際には、転職活動で困ることがあります。それは、公務員への一般的な偏見。企業への求人応募の際に、公務員への偏見からあまりいい印象を残せない可能性があります。また、入社してからも、最初は偏見をもってみられるかもしれません。

単なる偏見とは”はた迷惑”な話ですが、企業によってはイメージだけでマイナススタートになる可能性を念頭に置いておきましょう。

■ 「お役所仕事でやる気がなさそう」

公務員といったら、まず「お役所仕事」のイメージがあります。「やる気なさそう」「覇気がなさそう」「柔軟性なさそう」など、型にはまっており、自主性をもって仕事に取り組んでいない印象があるようです。

■ 「スピードや効率についていけなさそう」

公務員は、営利目的の働き方ではないため、民間企業での経営活動、営業活動についていけるかどうか心配されることもあります。顧客のニーズをいち早く受け止め、サービスや商品に反映するスピード、時間もコストも無駄を省く利益追求の姿勢など、民間企業の在り方を理解できないと思われているようです。

収入の安定性を失うかもしれない

民間企業への転職では、収入や地位、雇用形態が公務員のときよりも不安定になる可能性があります。年功序列で給料が上がったり、よほどのことがない限り解雇されないのは公務員ならではです。給料の高さについては、公務員も民間も職種に左右されますが、公務員のような安定性は民間にはありません。

転職先が合わないと転職を繰り返すリスクがある

公務員から民間への転職で注意したいのは、民間企業にはいろいろな方針や社風の会社がある点です。民間企業は、会社ごとに方針や社風などが違っています。そのため、十把ひとからげで「民間企業に転職したい」と実行してしまうのはマッチングミスを起こし転職を繰り返す原因になりそうです。

転職するなら、あくまでも「こんな会社で働きたい」や「こんな仕事がしたい」のような目標を持ち、目標に合った企業を探さなければいけません。公務員が嫌だからといって「民間企業なら桃源郷」というわけではないのです。

公務員から民間への転職に成功した人も多数!メリットを紹介

公務員から民間企業への転職では悪い面もありましたが、よい面もあります。成功している人のツイートのように、多くの人が民間企業へ転職した後で公務員よりも充実した生活を送っているようです。

仕事に刺激がある

民間企業が公務員と違うのは、個々の裁量権が多く、仕事の内容も社会情勢やトレンドなどによって変化が大きい点です。そのため、仕事をしていても日々何らかの刺激があり、スピード感があります。個々の裁量権が多いことから責任感も育ち、仕事で成長を実感することも多くなります。

自分の力で収入アップできる

公務員とは違い、民間企業では成果によって給料が変わる昇給制度やインセンティブなどを導入していることがあります。こうした給料システムは、社員のやる気を引き起こし、頑張った分だけ反映するため自分の力を認められた実感が得られます。

キャリアの選択肢が増える

民間企業では、公務員よりも活躍のチャンスも自分でつかみにいけますし、自ら新しい仕事を提案することもできます。また、特にベンチャーや中小企業では異動希望や新規事業の立ち上げもしやすくなります。キャリアの積み方も方向性も、自由度が高く、自分のやりたいことを目指しやすい環境です。

公務員から民間企業への転職に向いている人

公務員から民間企業への転職はよい面も悪い面もあります。よい面を最大限に生かし、悪い面があっても乗り切れる、民間に向いている人はどんなタイプでしょうか?

安定よりも成長を目指す人

公務員から民間企業への転職に向いているのは、安定よりも成長を目指す向上心盛んなタイプです。安定性はやや欠けることもありますが、それ以上に成長のチャンスを手に入れたいと思える人に民間企業は向いています。

変化に柔軟に対応できる人

公務員から民間企業へ転職するなら、変化に柔軟に対応できることは大切です。まず第一に、公務員と民間企業の違いの大きさに対応できなければいけませんし、さらに民間企業のスピーディで柔軟な動きに付いていけないと仕事になりません。付いていくどころか、むしろ「自分が変化を起こしていく!」くらいの気持ちがある方がよさそうです。

専門職経験がある・有資格者

公務員の中でも、民間企業への転職で歓迎されやすいのは、民間でも使える専門職の知識や経験、資格のある人です。知識や経験、資格があれば、その分野では即戦力として活躍できます。公的機関のノウハウや公務員時代の人脈なども当てにされることがあります。

公務員から民間企業への転職に向いていない人

公務員から民間企業への転職は、中には向いていない人もいます。誤って転職してしまうと、後悔することもあるため慎重に判断しましょう。

安定を望む人

公務員に与えられた安定した収入と地位、将来性は大きな魅力です。安定した暮らしを望むなら、民間企業へ転職するのはおすすめできません。特に家計を支える人や子育て中でお金がかかる人などは収入や地位の安定を捨ててまで新天地を求めてよいか慎重に選択しましょう。

家族や知り合いからの評価が気になる人

公務員の地位は、世間的にも高い評価を得られます。そのため、反対に公務員を辞めて民間企業へ転職することを家族や周囲の人から歓迎されないこともあります。家族や知り合いからの評価や批判が気になる人は、無理して公務員を辞めるのはおすすめできません。ましてや応援してもらえないのに転職することで、人間関係にひびが入ることもあります。

公務員を辞めたい理由があいまいな人

あいまいな理由で転職を考えている人は、転職理由や目的、自分のやりたいことなどをもう一度冷静に考え直してみましょう。公務員がなんとなく嫌、自分にはほかに向いていることがあるのでは?といったフワッとした理由で辞めると、後悔しやすくなります。

覚悟のある人は多少の困難は乗り越えられますが、覚悟のない人はちょっとした壁で「こんなはずではなかった」と挫折します。公務員も民間企業の社員も、決して楽しいばかりではありません。

また、辞めたい理由次第では、辞める以外で解決策があるかも知れません。転職を考えてもいいですが、並行して現在の上司に相談する、異動を申し出るなど、対処方法の模索もしてみましょう。

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公務員から民間企業へ転職するには

公務員から民間企業へ転職するなら、退職する前に転職活動を始めましょう。退職してから転職活動をすると、地位が一気に不安定になるため、気持ちが焦ります。退職前なら、転職活動がとん挫しても公務員の地位を失いません。公務員からの民間転職は、大きな変化を伴うので、慎重に進めることが大切です。

公務員時代のキャリアとスキルの棚卸

どのような転職活動でも大切なのが、キャリアとスキルの棚卸です。自分のこれまでのキャリアと持っているスキル、資格を洗いざらい書き出し、民間企業でも使えること、今後の仕事で伸ばしたい、生かしたいことを探します

転職活動では、特に数字で実績を示せるキャリアやスキルが役立ちます。事務職や接客業務でも、一定時間内で捌ける量などでスキルをアピールしましょう。根気やコミュニケーションスキルなど、数で測れないスキルばかりでも、立派なアピールになるので心配は要りません。これまでの自分の仕事ぶりを振り返り、自分の魅力をみつけましょう。

自分の転職目的を明確にする

棚卸スキルも大切ですが、スキルの有無に関係なく自分がどんな仕事に就きたいか、なぜ転職するか考えることも大切です。自分の希望や目的は、転職活動の軸となり、ブレずに進めることで満足度の高い転職が叶います。

また、面接で公務員を辞める理由も聞かれるため、解答例としても考えておくと安心です。ただし、ただ単に「公務員は退屈だったから」といった理由はNGです。「退屈だった」ならば、どんな働き方なら退屈ではないのか、そこまで考えましょう。

毎日ルーティンではない仕事なら退屈じゃないわ!自分の裁量権もほしいかな。

ボクは、営業成績を評価されたいんだ、ノルマがあると燃えるタイプなんだ。
二人とも、その希望を自分のキャリアの方向性の参考にしてみよう。

転職エージェントに相談してみる

仕事をしながらの転職活動は、やることも多くて心身ともに負担が大きいものです。そんなとき、書類作成のアドバイスや自分に合う求人の提案をしてくれる転職エージェントが役立ちます。転職エージェントでは、一人ひとりにキャリアコンサルタントが付き、キャリア相談しながら二人三脚で転職活動を進められます。

忙しい利用者に代わって面接や入社日の交渉も行い、サービスによっては入社後のアフターケアとして相談に乗ってもらうことも可能です。

転職エージェントを探すなら、下の記事もチェックしてみよう!

転職エージェントはどこがおすすめ?第二新卒や20代、30〜50代に強いサービスを徹底ガイド

民間企業への転職で注意したいポイント

公務員から民間企業への転職では、慎重に進めることが大切です。公務員は一度辞めると簡単に戻れません。そのため、パッと転職を決めるのではなく、あらかじめ民間企業での働き方を理解しておくことが大切です。

収入が減る可能性も理解しておく

公務員から民間企業へ転職したら、入社1年目の新人からスタートです。これまでの経験を認められて入社しても、一時的に収入が減るリスクは否めません。そのため、公務員として長く働いていた人は、転職前と同じような収入が得られず不満に思うこともあります。また、民間では経営の悪化で収入ダウンのリスクも考えておいた方がよいでしょう。

不満が民間企業で解消されるか考える

公務員を辞めて民間企業に転職する意味が本当にあるのか、明らかにする前に転職活動に熱を入れたり退職してはいけません。なぜならば、公務員も民間企業も100%楽しいだけの仕事はないからです。もしかしたら、公務員を辞めたい原因となる不満は、民間企業にもあることかも知れません。

本当にその不満は、公務員で解消できず、民間企業であれば解消できるのでしょうか?頭の中でシミュレーションしてみたり、口コミを調べたりしてみましょう。

役所の仕事は、なかなか自分の意見が通らないし、融通が利かないし、民間に転職したいな…。
理由はそれだけ?民間企業でも、若手の意見が通りにくい会社もあるし、お堅い雰囲気の職場もあるよ。もう少し転職理由を深く考えた方がいいんじゃない?

自分が民間企業でやっていけるか考える

公務員から民間企業へ転職で心配なのは、スピードやノルマ、常に変化のある企業の経営活動についていけるかどうかです。これまでノルマや競争社会と無縁の生活だった人が、急にその波に乗って活躍するのは難しいこと。自分が本当に生き馬の目を抜くような民間企業でやっていけるか考えてみましょう。

なんだか厳しそうだなぁ。
一度辞めたら戻るのは大変だから、ちょっと厳しく言わせてわせてもらうよ。怖がる必要はないけど、かなり慎重になってね。

公務員から民間企業への転職は慎重に

公務員から民間企業への転職は、安定を求める人には向きませんが、メリットもあります。自分の実力で高収入を勝ち取りたい、成長を感じたい人には活躍の場をみつけるビッグチャンスとなるでしょう。

公務員として働いている人が民間企業で働きたいと思ったら、いきなり退職するのではなく、まずは慎重に転職準備を進めましょう。公務員をしながら、キャリアを振り返ったり自分の希望を掘り下げたりします。仕事に悩みがある人も、転職することだけが解決策ではないかも知れません。慎重に自分の働き方を見つめ直し、次の一手を探しましょう。