高学歴だからといって、必ずしも希望通りの仕事に就けるとは限りません。
学歴以外の、人柄や教養、問題解決能力、コミュニケーション能力など様々な面が考慮されて、採用・不採用が決まります。
採用担当との相性や景気など自分ではどうしようもないことが原因で不採用になることも。
いろんな理由があって、学歴の割にあまり思い通りの仕事に就けなかったと思っている人も少なくないのではないでしょうか。
社会人歴が長くなると、学歴よりも経歴、役職などが評価されます。
学歴を武器に転職を考えている人は20代、30代で決めましょう。今回は高学歴向けの転職エージェント『Liiga リーガ』をご紹介していきます。
リーガのメリット
リーガは高学歴向けの転職エージェント。一概にはいえませんが、旧帝大、早慶以上の大学の卒業生を対象にしているようです。
扱う求人は国内外のトップ企業。登録するとエージェントからの紹介や企業からのスカウトでこれらの求人に応募することができるようになります。
大手やグローバル、外資系企業に転職したい人、確実にキャリアアップしたい人が満足できる求人が揃っています。
扱う職種の割合は、金融 24%、IT・Web 20%、コンサルティング 18%、メーカー15%
、商社6%。
一部公開されている求人を見ると、年収1,000万円以上の人、役職付きなど好条件の求人が多数見られました。
リーガをおすすめしたい人
リーガをおすすめしたいのは高学歴を武器にキャリアアップしたい人。また以下の条件に当てはまる人にもおすすめです。
学びながら転職活動したい
リーガのサイトには転職活動に役立つ情報が多数掲載。「キャリア戦略を学ぶコラム」やケーススタディ(事例研究)は興味深いテーマが揃っています。特に、実際にある問題や課題の解決策を考えるケーススタディ「コロッセオ」はビジネススキルを磨くのに最適。
一例を紹介します。
・30字でオリンピックスタジアムを満員にせよ!
・新規事業アプリの開発
・スタバ、最後にいつ行きましたか?
これらのお題について制限時間60分間で回答。提出すると採点され点数で他の回答者と競うことができます。ゲーム感覚で面接での答弁や入社後の問題解決に役立てることが可能。
リーガをおすすめしない人
リーガは条件に合う人にとっては素晴らしい転職エージェントですが、以下にあげる条件の人には残念ながらおすすめできません。
審査が通らない
リーガは、審査に合格しなければ利用できません。審査基準は明らかにされていませんが、学歴や職歴などが重要になってくるようです。
ちなみに旧帝大院を中退した筆者も登録時に審査を受け、数日経っても合格の連絡がありませんでした。不合格かと思いきや5日ほど経ってから審査通過のメール。審査期間は人によっては1、2日間の場合もあるようです。
審査に通らないと求人紹介はおろか、一部を除いてコラムやケーススタディなどの情報を閲覧することもできません。審査通過を願って気長に待ちましょう。
リーガの特徴
リーガについてわかってきたところで、その他特筆すべき点をまとめました。
リーガは転職者向けのエージェントですが、運営会社のHow Televisionは学生向けのサービスも行っています。
学生向けサービス『外資就職ドットコム』はその名の通り、外資系企業に特化したエージェント。学生時代にこちらを利用した人が数年経ってリーガを利用することも多いようです。
利用の流れ
リーガを利用する際の流れをまとめました。まずは審査に合格する必要があります。
高学歴を武器に転職
リーガは学歴が重視されるため、少なくとも旧帝大、早慶以上の大学を卒業している必要があります。
審査に通れば、質の高い求人を閲覧&応募することが可能です。条件に見合う人であれば利用して損はないはず。