@typeの特徴や評判を大公開!
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転職を考える人が利用できるチャネルは「転職サイト」や「転職エージェント」などさまざまありますが、どれも同じではなく、それぞれに得意・不得意や特徴があります。
@typeは自ら仕事を探せるとともに、登録するだけで企業からのスカウトやAI(人工知能)機能によるお仕事提案などが受けられる転職サイトです。
次の転職先を自分の目で確かめながら探したい、マイペースで転職活動したい人におすすめです。当記事では筆者が実際に利用して感じた@typeの特徴や評判、メリット・デメリットをお伝えしていきます。
↓↓@typeはこちらから登録・利用できます。
総合求人サイトの@type
@typeはさまざまな職種を取り扱う総合求人サイトです。具体的には以下の表にある職種から選択でき、転職先をみつけられます。
▼職種一覧 | |
IT・通信・Webエンジニア | システムエンジニア(SE)/アプリケーション開発エンジニア/プログラマー(PG)/データベース・サーバ・ネットワークエンジニア/通信インフラ系エンジニア/テクニカルサポート・カスタマーサポート/社内SE、テスター、その他…など |
プロジェクトマネージャー・ITコンサル | プロジェクトマネージャー(PM)・リーダー(PL)/ITコンサルタント・プリセールス…など |
電子・電気技術・メカトロ技術者 | 回路・システム設計、メカトロニクス関連技術者/半導体エンジニア/光学技術エンジニア/機械・機構設計、金型設計/生産技術、品質・生産管理/ セールス・サービスエンジニア/基礎・応用研究、工業デザイナー、その他…など |
営業系 | 営業・企画営業/コールセンタースタッフ・カスタマーサポート…など |
販売員・サービススタッフ系 | 販売員・サービススタッフ/インストラクター・ドライバー・メカニック・その他…など |
事務・管理部門系 | 管理部門系/事務系…など |
企画・マーケティング系 | 企画・マーケティング系(マーケティング、営業企画/Webマーケティング/リサーチャー・データサイエンティスト/商品開発・商品企画/バイヤー・マーチャンダイザー/広報・IR…など) |
クリエイティブ系 | Web・インターネット関連/その他クリエイティブ関連…など |
土木設計、建築・設備設計 | 土木設計、建築・設備設計(建築・設備設計、プラント設計、施工管理/土木設計・施工管理/CADオペレーター、その他技術関連職) |
化学・バイオ関連職 | 化学・バイオ関連職(化学・素材系研究開発/化学・素材系製品開発/その他素材・化学関連技術者/バイオ・食品・医薬系研究開発/バイオ・食品・医薬系製造開発/その他医薬・バイオ・食品関連職) |
ビジネスコンサルタント・専門職 | ビジネスコンサルタント(戦略・経営コンサルタント/財務・会計コンサルタント/組織・人事コンサルタント/生産・物流コンサルタント/営業・マーケティングコンサルタント)、専門職(金融アナリスト、トレーダー、商品開発/ファイナンシャルプランナー、資産運用/その他金融関連専門職/不動産関連専門職/物流関連職/税理士、公認会計士、弁護士/特許調査・特許技術者/テクニカルライター/その他 コンサルタント・専門職/) |
2019年の5月時点で、2,505件の求人から選べるようです。その中でも特に多いのはIT・通信・Webエンジニア系。求人の3分の2以上を占めているため、総合求人サイトといっても職種による求人の多さにはバラつきがあるようです。
豊富なアプローチ
@typeは自ら求人を探す以外に、以下の3つの方法で企業やAIからお仕事提案のメッセージが届きます。
スカウト | 企業からあなたに直接メッセージが届く。選考通過の確率が高い。 |
応募歓迎 | あなたが興味をもった企業に経歴やスキルを公開。閲覧してあなたのことを気に入った企業から「応募してもらいたい」との意思表示が届く。 |
仕事探しコンシェル | AIによるお仕事提案。 |
登録する際や、登録後のマイページで現在の就業状況や希望職種、スキルなどを入力しておくと、あなたに興味をもった企業から「スカウト」や「応募歓迎」のアプローチが届きます。
「仕事探しコンシェル」は@typeが独自開発したAI機能搭載の「キャリボ」によるお仕事提案です。求人数が多くて絞り込めない人や、どの職種があっているのか見当がつかない人におすすめです。
@typeは知られたくない個人情報を守れる
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「スカウト」や「応募歓迎」のメールを受けたい人は、経歴やスキルを記入しておく必要があります。しかし、気になるのは、今の職場に転職活動が知られる点ではないでしょうか?
そんな転職者の心配事にも@typeはしっかり配慮!個人情報は守りつつ、「匿名レジュメ」によってあなたの情報を企業側にお知らせしてくれます。
「匿名レジュメ」によって公開されない情報は以下のとおりです。
・生年月日
・都道府県以外の住所
・自宅電話番号
・携帯電話番号
・メールアドレス
・携帯メールアドレス
・職務経歴内の勤務先企業
氏名や都道府県以外の住所のほか、電話番号やメールアドレスも非公開です。登録すると「スカウト」や「応募歓迎」による企業からのオファーもありますが、@typeを経由して連絡がくる仕組みとなっています。メールアドレスや電話番号など、デリケートな個人情報が知られずに転職活動したい人にはぴったりなサイトといえます。
また、今の職場や得意先などからオファーを受けたくない場合は「匿名レジュメ」自体を閲覧させないよう、アクセスを拒否する機能も備わっています。
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@typeのメリット・デメリット
@typeの特徴がわかったところで、ここからはメリット・デメリットにフォーカスしてお伝えします。筆者が利用して感じた使い心地も加味しているので、@typeを利用する際の参考にしてください。
メリット
@typeを利用して得られるメリットは大きく分けて4つあると感じました。
①面談がないから気軽に転職活動できる
転職サイトである@typeは、転職エージェントのようにアドバイザーと面談する必要はありません。転職サイトでは自分のペースで求人をみつけ、応募するのが基本のスタンス。アドバイザーとのやりとりは緊張しそうだから気が引ける、面倒だと感じる人は、気軽に転職活動がすすめられる転職サイトが向いています。
②サポートが充実
@typeは転職者に対するサポートの充実もメリットとして挙げられます。具体的には先ほどご紹介した「スカウト」や「応募歓迎」、「仕事探しコンシェル」の機能です。
経歴やスキルなどをアピールすると、あなたにマッチした企業と効率よく出会える可能性が高くなります。
「仕事探しコンシェル」機能はAI機能搭載の”キャリボ”からの質問に選択式で答えます。
質問に答え終わると、毎日、あなたに合った求人をお知らせしてくれます。なぜおすすめしたのか理由も書かれているため、今後の職種選びの参考にもなります。転職サイトで気軽に活動したいけど、たまには誰かの意見も聞いてみたい人におすすめの機能です。
③細かな条件で求人を絞り込める
@typeは求人を自ら探す際、細かな条件を選択できます。基本的な探し方でいえば、以下のように「職種」「勤務地」「年収」で絞り込むパターンです。
そのほかにも、新着や大手求人など、知りたい情報のみを選択できるよう工夫されています。
あなたの行動履歴から提案されるおすすめ求人や、今週の特集からも絞り込めます。
サイトの最下部にもカテゴリ別で条件を絞り込めるようになっています。
「こだわりの条件から探す」には、雇用形態はもちろん、給与や休日などの待遇面、一緒に働く社員の年齢層、女性社員の数など、細かな条件によって仕事が探せます。
④転職ノウハウも丸わかり
@typeは初めての転職活動で不安な人に対して、「転職ノウハウ」を公式サイトで公開しています。
転職前の準備から、履歴書・職務経歴書の書き方、面接の準備などが小分けにされて紹介されています。どのページも漫画や図解を使用しているので、分かりやすく読みごたえもあります。また、転職を成功させる前段階として自分磨きの役にたつコンテンツ(動画や転職力診断テスト)も充実しています。
「転職力診断テスト」は、いくつかの質問に答えたのちに、あなたの転職力を数値化。年収も予想してくれるので、現在の給与と見比べて、本来の市場価値はどれくらいなのか理解できます。また、自分の強み・弱みも分析できるため、転職活動にいかすことが可能です。
「転職力診断テスト」は、10分ほどの時間があればできてしまいます。13万人のデータから導き出される結果もすぐに確認できる点はうれしいところ。気になる人は転職力や市場価値をチェックしてみてください!
デメリット
メリットが多い@typeですが、利用してみて「使いづらいな…」とデメリットに感じた点もありました。@typeを有効利用するにはこれからお伝えするデメリットにも目を通してください。
①サイトが使いづらいと感じる場合も
@typeは豊富なコンテンツやサポート機能が充実しているため、その点はメリットに値しますが、一方で、内容が盛りだくさん過ぎて「サイトが使いづらい…」と率直に感じました。
転職サイトの使い方に慣れている人や、自分のやりたい職種が決まっている人は迷わずに使えるかと思いますが、転職活動を初めて行う人や、やりたい仕事が決まってない人は情報が多すぎるため、自ら判断して取捨選択しないと迷子になってしまう可能性も捨てきれません。
②職種によっては求人件数が少ないと感じる
公式サイトで公開されている@typeの求人数は2019年の5月時点で2,505件と多くありません。
そこから希望の職種などを細かく選択すると、さらに求人の数は少なくなります。IT・通信・Webエンジニアの求人は比較的多いですが、転職を望む職種によって、求人が1件のものもあります。
③たくさん届く案件を精査しないといけない
@typeでは、あなたに興味がある企業からスカウトが届くため、その点はいいかなと感じますが、すべてが気に入る条件ではなく、いい・悪いの両方が混在しているため、精査する必要がでてきます。
筆者も@typeに登録した2日後には企業からのスカウトメールが送られてきました。その後も、定期的にスカウトのメールが届いており、「仕事探しコンシェル」も利用していたので、求人を自らみつけなくても十分なほどの案件が確保できます。しかし、一つひとつの案件に目を通して選別しなければいけないため、それを手間に感じる人も多いかもしれません。
@type利用者の口コミ・評価
@typeの特徴やメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、実際に利用した人の口コミや評判もやはり気になると思います。@typeの口コミを一部抜粋して掲載しますので、利用する際の判断材料にしてください。
いい評価の口コミ
登録してからは企業からスカウトのメールを頂くようになったり、転職力診断テストというものがあって問題に回答をするだけで今の自分の現状や年収などを知ることができるので自分はどのあたりにいるのかということを見極めることができました。
自分のことをまっすぐ見極めるということはなかなかできないでいたので、このサービスを受けられてよかったなと思いました。
引用元:Best Work
リクナビ・マイナビなど大手サイトも見てたんですが、意外にtypeにしか乗ってない大手・有名企業もあるんですね。IT系が強い印象です。
引用元:Best Work
スカウトメールについても都内であれば、登録したスキルシート、職務経歴書をみて実際の人事担当者から直接スカウトメールが来ることが多くサイト上でやりとりができるため非常に良かったと思います。
引用元:Best Work
悪い評価の口コミ
私は30代後半の年齢のとき法務職の管理職ポジションへの転職を目指し、さまざまな転職サイトに登録したり、転職エージェントに登録をしました。そのなかでも、@typeは良くない転職サイトであったと判断できます。
具体的な理由は、法務職の求人案件数が常に10件未満しかなかったためです。
引用元:Best Work
@typeを利用したときにいちばん困ったのは、とにかく求人情報を案内するメールが多すぎるということです。
引用元:Best Work
さすがに届くメールの量が多すぎます。一日に何通も届くので、自分に必要なメールなのかどうかが判断できなくなります。私はパソコン用のメールアドレスで登録しているのでまだマシですが、もしスマホのメールアドレスで登録したら、かなり邪魔に感じてしまうと思います。最初はメールをチェックしていましたが、内容が似たり寄ったりに見えてきて、チェックするのを止めてしまいました。届くメールの量の割には収穫がないです。
引用元:Jobmark
口コミからわかったこと
@typeを利用した人の口コミを見ると、いい・悪いの評価は半々でした。
いい口コミの中には、@typeの特徴にもなっている「転職力診断テスト」や「スカウト」機能の評価が高く、他社にはない案件が掲載されていたとの情報もありました。
一方で、悪い口コミは、職種によっては求人の数が少ない、スカウトなど求人情報のメールが多すぎて見るのに苦労する点を挙げている人も多かったです。
筆者も口コミには同意見で、求人のメールがたくさん届くので、目を通すのは時間がかかる印象をもちました。しかし、仕事探しコンシェルや転職力診断テストなどの独自コンテンツはかなり使えると感じています。自分の適職が知りたい、今の自分の市場価値をテストで数値化したい人は、@typeに登録して仕事探しコンシェルや転職力診断テストを利用してみるだけでも十分価値があると思います。
【追記】いらない求人情報メールはマイページから配信停止できる!
口コミでの意見や利用した筆者と同様に、たくさんの求人メールが届くのは面倒な人に朗報です。実はマイページから受け取る情報は操作可能です。マイページの「サービス利用設定」から「停止する」にチェックをいれると、いらない求人は制限でき、欲しい情報のみを受け取れます。
たくさんの案件が届きすぎるのは筆者もデメリットに感じていましたが、このサービスを利用すれば、多くの求人に目をとおす手間もなくなります。
@typeはどんな転職者におすすめ?
いい口コミもあれば悪い口コミもある@typeですが、どんな転職者におすすめなのでしょう。これまでの話をもとに3つの項目に分けてご紹介します。
①細かく条件を指定して求人を探したい人
@typeはメリットでも述べた通り、細かく条件を指定して求人を探せます。そのため、転職したい業界や職種が決まっている人にとっては使えるサイトで、キャリアアップやキャリアチェンジしたい人にも向いています。年収も200万円以上~1,500万円以上の幅のなかで選択できるため、給与アップを目的とした転職も可能です!
②企業からのスカウトを受けたい人
@typeでは、自ら求人を探すのではなく、企業からスカウトを受けたいと考える人にもおすすめです。あなたが提示する経歴やスキルに企業が興味をもった場合、@typeを経由して、スカウト形式でメールが届きます。スカウトの場合、選考通過の可能性も高くなります!
③仕事探しコンシェルや転職力診断テストが利用したい人
今すぐにではないけど、転職を考えている人にも@typeはおすすめです。特に「仕事探しコンシェル」や「転職力診断テスト」を体験すれば、適した職種の傾向や、転職するうえでの強み・弱みが把握できます。転職活動前に自己分析をしっかり行いたい人は@typeを利用しましょう!
@typeを上手に使うには?
求人サイト@typeを運営する株式会社キャリアデザインセンターは、type転職エージェントや、女の転職@typeも運営しています。
@typeで気軽に求人を探したいけど、希望する求人件数が少なかったり、メールで送られてくる求人が多すぎて精査できないなど、お困りごとがある場合は、転職エージェントのtype転職エージェントでアドバイザーに相談したり、女性向けの求人が探せる女の転職@typeを併用してもいいでしょう。
@typeの登録の流れ
最後に@typeの登録の流れを確認しておきましょう。
登録する際は就業状況や転職回数、希望職種など全部で10の質問に答えます。登録が完了したのちに、英語力やスキルの有無が質問されます。さらに任意で現在の勤務先を記入する項目を経て終了となります。
登録完了のお知らせメールが届いたのち、@typeの公式サイトにログインすれば、求人の閲覧など、豊富なサービスが使用可能です。
気軽さとこだわりを求めるなら@type
@typeは転職サイトなのでアドバイザーから仕事の提案を受けるエージェントとは違い、自分のペースで職を探せる気軽さがあります。
「職種✖勤務地✖年収」による求人検索とともに、完全週休二日や年間休日120日以上などの休日重視の働き方を求める人も、検索する際に条件を指定するとワークライフバランスのとれた職を選択可能です。
求人メールがたくさん届きすぎたり、職種によって案件が少ないなどのデメリットもありますが、気軽に転職活動がしたい、こだわりの条件で転職先を探したい人は、@typeを利用すると求めている求人に出会える可能性が高まります。
「仕事探しコンシェル」や「転職力診断テスト」など、@typeの独自コンテンツも試して、円滑に転職活動をすすめてください!