ブラック企業を辞めたいときの対処方法は?冷静に正しく行動して円満退職

自分の会社がブラック企業だと気づいて「会社を辞めたい」と思ったら、まず何をしたらよいでしょうか?辞めたい気持ちに従って素直に動くことも大切ですが、無謀に突っ走るのはおすすめできません。まずは冷静に自分の状況を分析し、やるべきことをはっきりさせましょう。

うちの会社って絶対にブラック企業だよな!なんとか早く退職したいなぁ。

なんだか深刻そうだけど、辞める前にやっておいた方がいいこともあるから、まずは冷静になりましょう。

ブラック企業を辞めたいと思ったら

つらそうな女性
ブラック企業は人使いも荒く、働き続けていると心身ともに疲れます。そんなふうに辛さを感じて辞めたいと思ったら、まずは以下のことから始めましょう。

ブラック企業を辞めたいと相談しよう

自分の会社がブラック企業で、辛くて辞めたいと思ったら、そのことを誰かに相談しましょう。他人に話すことで、真実や解決策がみえることもあります。第三者が客観的にみた意見をもらうことで、自分も冷静になりやすいものです。

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■本当にブラック企業かどうか判断してもらう

誰かに相談することで、本当に自分の会社がブラック企業かどうかを判断するための意見がもらえます。自分の会社を自分で判断するのは意外と難しいものです。

特に新卒の場合には、自社と他社を比べることができないため判断が狂うことがあります。自分が未熟だから辛いだけで社会では当たり前のこともありますし、反対にブラック企業から当たり前だと思い込まされている場合もあります。ただし、その人の意見も絶対ではないため、最終的には複数の意見を総合的に見たり自分でも判断することが必要です。

■辛さの原因を客観的に見てもらう

会社がブラック企業だから辛いのか、それ以外に原因があって辛いのか、他人に話を聞いてもらうことで客観的に見極めてもらえます。また、他人に話すことで頭の中の考えをまとめて自己分析できることもあるでしょう。

突き詰めてみたら、会社が悪いのではなく上司が嫌なだけだったり仕事が合わないだけだったりすることもあります。その場合には、上司の上司に相談する、転属願を出すなどで解決できるかも知れません。

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辞める準備を始めよう

やはりブラック企業であることは間違いない、退職しないと解決しないときは、退職準備を始めましょう。特にブラック企業を退職する際は、スムーズに進めるためにやっておきたいことがあります。準備万端にしておくことで、辞める際のトラブルを回避しやすくなるでしょう。

■辞めると決めたら躊躇しない

ブラック企業では、上司や会社側が退職の妨害をすることもあります。特に弱腰でいると妨害に負けやすくなるため、確固とした意志を持って躊躇せずに辞めたいことを伝えましょう。ブラック企業では不当解雇もありますが、定着率の悪さから人手不足になり、退職を妨害することも多いのです。

■できれば誰にも知られないように

ブラック企業では、辞める妨害や嫌がらせをされる可能性もあるため、辞めることはギリギリまで同僚や上司などにいわないようにしましょう。辞める準備が整ってから上司に伝え、就業規則に則って必要な日数の経過後、退職します。

焦って見切り発車しなくてよかった~!では、どんな準備をしておいたらいいんですか~?

ブラック企業を辞めたいときの対処方法

ブラック企業を辞めるときも、基本は普通の会社の退職と同じ手順を踏みます。ただし、ブラック企業では賃金や残業代などの未払い、パワハラやセクハラなどに対抗するために特別な対策が必要となることもあります。

給料未払いなどの証拠集め

ブラック企業の退職を決めたら、退職前に給料未払いなどの証拠集めをやっておきましょう。未払いの給料や残業代などはタイムカード、パソコンのログが証拠に、また、パワハラの証明には病院での診断書などが証拠になります。

パワハラ・セクハラに関しては、実際にされているときに録音するのも有効です。ただし、証拠集めは自分の身に危険がない範囲で行いましょう。

退職願・退職届を書く

いつでも出せるように、退職願・退職届を書いておきましょう。退職願と退職届では、退職願の方が柔らかい印象ですが、ブラック企業では退職願を受理されないこともあります。それを避けたいなら、真剣味を伝える意味で退職届にするとよいでしょう。

■ブラック企業を辞めたい理由は建前で

たとえ不満や怒りを感じるブラック企業であったとしても、退職理由は建前で書きましょう。社会人のマナーとして穏便に話を進めるためにも、本音は心に秘めておきます。基本的には「一身上の都合」と書けばOKです。

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引継ぎ資料を作成する

ブラック企業を辞める際には、こちらに一つも落ち度を作らないように、準備は万全にしておきます。引き継ぎ資料もしっかりとまとめておき、退職後に自分がいなくても作業できる状態にするのが理想です。やるべきことを終えておくことで、会社側も慰留や文句がいえません。

■就業規則に則って手続きする

手続きの手順もこちらには落ち度がないように就業規則にしたがって進めます。法的なルールでいえば2週間前までに退職の意を示せばよいのですが、一般的な規則では1か月前になっていることが多いものです。スムーズに辞めるためにも、遺恨を残さないためにも、多少長くなっても就業規則に従いましょう

転職の準備も始めておく

ブラック企業は一日でも早く辞めたいと思いますが、次の仕事が決まらない、準備を何一つしていないのでは将来に不安も感じます。そのため、退職準備と並行して転職準備も進めておくとよいでしょう。

まずは、求人情報をチェックするために転職サイトに登録することから始めるのがおすすめです。登録しておくだけで企業からオファーを受けられるサイトもあります。

そうか、確かに次の仕事が決まってないのに辞めるのは不安だな。

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ブラック企業を辞めたいときに考えるべきリスクと対策

ブラック企業では、当たり前に辞める手続きを進めようとしても、妨害に合うこともあります。とはいえ、ほとんどのブラック企業の言い分は違法です。何かあったら理論武装と強気で冷静な行動で対処をしましょう。

退職を認めてくれない

ブラック企業では人手不足が慢性化しており、上司や人事が退職を認めないこともあります。しかし、労働者には会社を辞める権利があり、会社が退職を認めないことは違法です。基本的には2週間前までの申し出で退職できることになっています。

認めてくれない場合には、郵送で退職届を送って退職の意を貫くことも可能です。その場合には送った書類を無視できないように内容証明を使いましょう。

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離職票を出してくれないといわれる

離職票を出さないことも、法的(雇用保険法の7条)に問題があります。離職票を出さないと脅かされる、退職後に送ってこないなどのケースでは、ハローワークに相談しましょう。離職票を出さないのは全面的に会社側に非があるため、ハローワークから会社に指導、請求してもらえます。

給料を払わない・損賠賠償を求められる

給料を払わない、損害賠償をするなどというのも労働基準法違反です。もし本当に払わない場合には労働基準監督署へ相談しましょう。また損害賠償についても、ブラック企業がよくいい出すことですが、こちらが正しい手順を踏んで退職した場合には無効です。

損害賠償を請求するには、会社が「どんな理由で」「いくら」損害を被ったか証明する必要があります。正しい方法で退職しただけであれば損害を証明することは不可能です。

そもそも怖くていい出せない

ブラック企業では上司が威圧的なことも多く、そのせいで退職をいい出せないこともあります。面と向かっていえなかったら、郵送で退職届を提出するか、退職代行サービスに依頼してもよいでしょう。退職代行サービスなら、次の日から会社に行かずに退職することも可能です。

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ブラック企業は辞めたいときにサッと辞める

笑顔で働く女性
会社を辞めたいと思って決断したら、速やかに行動を始めましょう。ブラック企業では、辞めたい人に対して引きとめや妨害を行うこともありますが、それを恐れる必要はありません。ブラック企業を辞めたいなら、妨害に屈することなく強い意志を持って退職を進めましょう。