プレイングマネージャーとは?その意味や役割、管理職との違いも解説

プレイングマネージャーとは『プレイヤーとマネージメントの役割を兼務するポジション』

新人

プレイングマネージャーってよく聞く言葉だけど、どういう意味ですか?
教えてあげるわ!プレイングマネージャーとは、その名の通り「プレイヤー」と「マネージャー」の2つの役割を求められるポジションのことよ。

先輩

プレイングマネージャーとは『プレイヤーとマネージメントの役割を兼務するポジション』のことです。個人目標を達成する力と、チームを目標に向かわせ部下を動かす力を兼ね備えたプレイングマネージャーは、多くの組織で必要とされる人材です。

この記事では、プレイングマネージャーの意味についてくわしく解説するとともに、その役割やスキル、管理職との違いなどについて紹介します。

プレイングマネージャーの意味をチェック

プレイングマネージャーとは、『プレイヤーとマネージメントの役割を兼務するポジション』を意味します。個人目標とチーム目標、どちらも確実に達成させることを必要とされるポジションです。

ここからはプレイングマネージャーの組織内での役割や求められるスキル、必要とされるようになった背景について解説します。

組織内でのプレイングマネージャーの役割

プレイングマネージャーは組織内において、下記のような役割を果たします

一人のプレイヤーとして、自分に課せられている目標を達成する
メンバーそれぞれの強み、弱みを理解しながら、組織として高い成果を残す
組織の目標を明確にし、組織の生産性向上や生産高上昇へ導く
人材育成を行い、組織全体の拡大を図る

プレイングマネージャーに求められるスキル

プレイングマネージャーの多くは、組織内での統制をとるために、個人で高い業績を残した方が任せられる場合が多いです。そのため、管理能力だけではなく、個人としての能力も高め続ける必要があります

特に求められるスキルは下記の4つです。

高いコミュニケーション能力
仕事をさばく能力
組織への正しい理解能力
部下の人材育成能力

これらのようにプレイヤーとマネージャーのどちらもスキルも求められます。今後、プレイングマネージャーを目指す方は参考にしてみてください。

プレイングマネージャーが必要になった背景

プレイングマネージャーという言葉が生まれた背景には、バブル崩壊後の大幅なリストラによって、管理職のポストが激減したことが理由の一つとして挙げられます。

それにより、プレーヤーとして第一線に立ちながら、管理職としてマネジメントも求められるプレイングマネジャーというポジションが必要となったのです。

プレイングマネージャーの英語は『Playing manager』

プレイングマネージャーを英語表記すると『Playing manager』となります。日本語で使われるプレイングマネージャーは和製英語であり、これに代わる英語表現はありません。

英語でいうプレイングマネージャーとは、スポーツにおいて選手と監督を兼任するポジションのこと。英語で伝える場合は、「実務担当とマネジメント業務を兼ねる課長」のような表現が適切です。次の文章を参考にしてください。

例文
It may be difficult for him to fulfil his mission as a playing manager.
彼にはプレイングマネージャーとしての職務を全うするのは難しいかもしれない

プレイングマネージャーと管理職の違い

プレイングマネージャーと管理職との違いは、目標を達成するために実務的に関わっているかどうかです。プレイングマネージャーの場合、自分自身も動きながらチームの成果を挙げます。

自身も実務に携わることで、業績アップにつながりやすい、部下の性格を理解し育成ができる、チームワークをよくすることで社員の士気を上げられるなどのメリットがあります。

しかし、その反対に実務に割く時間が必然と多くなり、マネジメントが追いつかないというデメリットがあることも理解しておきましょう。

管理職は部署やチームの目標達成のみに注力し、自らは動かず成果をつくります。部下の育成やチームの統率、戦略立てに注力できるので、大規模な人数をまとめることが可能です。

組織によって、プレイングマネージャーと管理職のどちらを据えるべきかを決めなければいけません。

プレイングマネージャーの使い方・例文

プレイングマネージャーという言葉の意味はわかりましたね。それではここで、どのように使うのかを例文で紹介します。

例文1

上司

現場とそこにいるメンバーの特性を熟知した君しかプレイングマネージャーは務まらないよ!ぜひよろしく頼むよ!
ありがとうございます!高い成果を残せるようしっかり頑張ります!

新人

例文2

先輩

プレイングマネージャーは「自分ひとりでどうにかしなくては!」と考えてはダメよ!

[おまけ]プレイングマネージャーの養成に必要な研修

限られた人数で成果を挙げるため、プレイングマネージャーはマネジメントだけでなく、プレーヤーとしても成果を出すことが求められます。優秀なプレイングマネージャーを養成するには、実務だけではなく、研修等のOff-JTが必要です。

代表的な研修内容は下記の通りとなります。

タイムマネジメント
リスクマネジメント
コーチングやティーチング

プレイングマネージャーの概念、役割を正しく理解しよう

ここまでプレイングマネージャーの意味や役割、スキル、管理職との違いについて紹介しました。プレイングマネージャーという言葉は定義づけしにくい言葉です。

それゆえに、プレイングマネージャーという役割を意識しすぎると、本来考えるべき自身やチームの目指すべき方向がわからなくなる可能性もあります。

プレイングマネージャーの概念、役割についての理解を深めながら、型や定義にとらわれすぎず、目指したい将来像へ向かうことに注力しましょう。