新人
先輩
就職・転職活動で履歴書や職務経歴書作成の際に、必要になるのが保有資格の記入。うっかり書き漏れたり、誤った書き方をしていませんか?今回は証券外務員資格を含め、資格やスキルの記入例やアピールのポイントを解説します。
そもそも履歴書に書くべき資格とは?
新人
資格は就職や転職でアピールできる一要素。それだけで合否を左右する可能性は低いですが、せっかく持っているなら有効活用したいものです。ここでは証券外務員に限らず、履歴書・職務経歴書に記載する資格一般について、基本的な考え方を解説します。
資格は多ければよいということではない
資格はその人が持つ知見の裏付けとなると同時に、向上心や熱意のアピールにもなります。複数保有資格がある場合は、応募職種と関連のあるものから順に記載しましょう。
ただし、資格が多ければ多いほど評価されるというものでもありません。相互につながりの薄い資格をやみくもに並べると「この人は結局何がしたいのか?」と疑問を持たれかねません。
資格を取得した理由や、希望職種で活かせる点を一貫性をもって説明できるなら記載してOKです。そうでないなら、アピールに有効と思われる資格を選別した上で記載するとよいでしょう。
業務上必要な資格はもれなく記載する
応募職種で必要になる資格は、もれなく記載しましょう。
例えば証券会社等の金融機関在籍の場合、一種外務員資格は誰もが持つ基本資格であり、必須資格でもあります。このため、同業他社へ転職を希望する場合、履歴書への記載を省略する方も少なくありませんが、これはNG。きちんと記載しておきましょう。
履歴書・職務経歴書への記載方法&注意点
先輩
ここでは履歴書・職務経歴書の記載する上での注意点や、採用担当者にアピールするポイントを解説します。
資格の記載は正確に!
資格の記載は正確に行いましょう。資格名称や取得・合格年月日が曖昧な場合は、合格証等を確認したり、主催団体へ照会しておくと確実です。
証券外務員資格については、会員区分や種別(特別会員、一種・二種)など、誤記のないよう注意しましょう。一種・二種両方合格している場合は、一種のみの記載でOKです。一種は二種合格を含むので、併記する必要はありません。
実績やスキルは具体的に
実績やスキルは、応募先の採用担当者がイメージしやすいよう、具体的に記載しましょう。
例えば、扱ってきた商品の詳細、売上実績、金額など、客観的な事実や数値を示すことができると効果的です。PCスキルであれば使用ソフト、語学スキルであれば日常会話レベルやビジネスレベルなど、対応可能な水準を記載しましょう。
長文でだらだらと書き連ねず、読み手にわかりやすいよう簡潔にまとめることも重要です。
志望動機・自己PRは積極的に!
なぜ応募先企業で働きたいか、自分の経験をどのように活かせると考えるか、志望動機や自己PR欄で積極的にアピールしましょう。特に異業種からの転職の場合は、なぜ自分が応募職種にマッチングしていると考えるか、説得力をもって語れると効果的です。
資格やスキル、実績を効果的にアピールしよう!
就職・転職活動を成功させるには、応募先に関心を持ってもらえる履歴書・職務経歴書を作成することが第一歩。資格やスキル、実績を効果的にアピールしましょう。
履歴書・職務経歴を作成することで、自身の特性や経験を振り返り、それを応募先企業でどのように活かせるかイメージできます。面接の下準備としても有効ですので、時間をかけて丁寧に取り組むことをおすすめします。