BTOとは?意味やメリットって?BTOパソコンのおすすめメーカーもご紹介

BTOとは「受注生産」という意味

新人

お客さんが、BTOっていってたんですが、どんな意味なんでしょうか?僕もどこかで聞いた覚えがあるんですけど…。
BTOは「受注生産」という意味だよ。以前、CTOについて教えたんだけど覚えているかい?その中でBTOも取り上げたよ。

上司

新人

なるほど。教えてもらったことのある言葉だったんですね。残念ながら、まったく記憶にありませんでしたが。

BTOは「受注生産」という意味の略語。製造業で多く使われるワードです。

アルファベットをみると身構えてしまうかもしれませんが、皆さんの身の回りにもBTOの製品があるかもしれませんよ。意外と身近なBTOについて勉強してみましょう。

ちなみに、CTOは複数の意味をもつ略語。その中のひとつの意味が、BTOに関係しています。くわしくは、下記の記事で確認してください。

CTOとは何の略語?CEOとの違いは?製造業や医療の意味も確認

BTOはどんなビジネスモデル?

BTOは、パソコン業界などではすっかり定着したビジネスモデルです。どのようなメリットがあり広まったのでしょうか?デメリットがあるなら、それも知っておかないと困った事態になるかも。

そもそもBTOとは

BTOは「build-to-order」という英語の略語です。「build-to-order」は「受注生産の」という意味。

「受注生産」とは、発注者が製品の仕様を指定して注文し、メーカーがその注文を受けてから製造する生産方法です。

注文を受けてから製造するので「受注生産」といいます。これを略して表記するとBTOになるわけです。

BTOで製造するメリット

BTO方式をとるメーカーは、半完成品や部品の状態で在庫をキープ。注文が入ると、それらを組み立てて出荷します。完成品在庫はもちません。

それにより、企業には次のようなメリットが生じます。

・お客様のニーズに細かく対応できる
・半完成品や部品の状態で在庫をキープしており、ほかの製品にも使いまわしできる
・完成品が売れ残る心配がない

特に、在庫を抱えるリスクが減ることは、メーカーにとって大きな利点ですね。

BTOで製造するデメリット

完成在庫を抱えないBTOは、メーカにとって在庫リスクが減るというメリットがあります。しかし、いいことばかりではありません。デメリットも正しく理解して、最適な方法を選べるようになりましょう。

・発注者に希望する仕様を決めてもらうため、注文方法がややこしい
・顧客によって仕様が変わるため、大量生産したい製品には向かない
・受注してから組み立て始めるため、納品までに時間がかかる

注文方法のややこしさや納期が長くなってしまう点は、BTOならある程度は仕方ないこと。しかし、何の対策もしなければ、お客様にサービスのよくない企業だと判断されてしまいかねません。

シンプルな注文手順を構築する、製造工程を見直すなど、デメリットをなるべく減らす企業努力で、短所を自社の魅力に変えていきましょう!

BTOが採用されやすい商品

BTOといえばパソコンが身近ですが、そのほかにも次のような製品で採用されています。

・住宅
・自転車
・自動車
・オートバイ
・スキー
・スノーボード
・建設機械 など

大量生産されているものとは違う、自分だけの商品がほしいときには、BTOに対応しているショップがないか調べてみるといいかもしれませんね。

BTOが採用される商品の代表格はパソコン

インターネットでBTOと検索すると、パソコン関係のホームページが大量にヒットします。BTO対応ショップがみつけやすいこともあり、パソコンを購入するときにBTOパソコンを選ぶ人は、それほど珍しくありません。

BTOパソコンには、どのようなメリットがあるのでしょうか?大手メーカーのパソコンとの違いも気になりますね。

BTOパソコンのメリットは?

BTOパソコンには、大手パソコンメーカーの製品と比較して、次のようなメリットがあります。

・大手では製造しない高性能なパソコンを手に入れられる

・不要な機能を省いて安く購入できる
・大手パソコンよりも修理や購入後のカスタマイズがしやすい
・同じ性能で比べると、大手より安くなるケースが大半

BTOパソコンでは、大手メーカーのパソコンにはまず搭載されない高性能なパーツも組み込めます。逆に、要らないパーツを省いた安いパソコンを作ってもらうことも可能。

BTOは、単純に注文者が必要とする機能のパーツを組み合わせて製品を完成させる製造・販売形態です。

デザインなどにはそれほどコストを使っていないので、無骨かもしれませんがコスパのいいパソコンを購入できます。

薄型・軽量ノートパソコンなら大手メーカーを

BTOパソコンは、デザインだけでなく、薄型・軽量化にもコストをかけていません。そのため、薄型・軽量化は、BTOパソコンの守備範囲外です。

大手メーカーのように多くの種類から選ぶのは難しいかもしれませんが、BTOにも薄型・軽量パソコンはあります。

LG gramは、カスタマイズ可能なコンパクトボディのノートパソコンです。もしよければ、購入候補に入れてみてください。

BTOパソコンおすすめメーカー

BTOパソコンメーカーは、いろいろなところがあります。「親切丁寧なサポート」や「玄人向け」など、それぞれ特徴があり、ショップ選びを間違えると素人さんにはちんぷんかんぷんなんて場合も。

おすすめのお店をいくつか紹介するので、注文先を選ぶときの参考にしてください。

①:ドスパラ

ドスパラは、パソコン初心者にも手が出しやすい、メーカーサポート付きのショップ。

購入後サポートは、9時~21時(土日祝:18時まで)が受付時間です。

自然故障の場合、無料で修理対応してくれるパソコンの無償保証は1年間。延長保証(2年間・3年間)も選択可能です。

②:パソコン工房

パソコン工房は、最安値製品を多く取り扱うショップ。

旧世代のパーツを活用した製品もあるようですが、エントリークラスも、ハイエンドクラスも安いです。びっくりするような激安商品がみつかる場合も。

24時間365日受付の電話サポート付きです。

③:G-TUNE

G-TUNEは、BTOゲーミングPCブランド。

ゲーミングPC専門店というわけではなく、クリエイターの要望に応えられる高性能なBTOパソコンも安く売られていています。特に、ノートパソコンの品ぞろえが充実したショップです。

24時間365日受付の電話サポートとLINEのチャットサポート付き。いざというときに問い合わせしやすいので安心ですね。

④:SEVEN

SEVENは、カスタマイズ性が高い玄人向けのショップ。

日替わりセールやウィークリーセール、不定期のセールなど、セールが頻繁に実施されるお店です。パソコン購入を検討しているなら毎日チェックしてみましょう。

ホームページの商品カテゴリーには詳細情報が書かれているので玄人には便利です。

反面、ある程度の知識がない人にとっては、わかりにくいという印象を与える場合があります。購入後のサポートは、平日の10時~17時のみの受付であり、他のショップよりは少し短いです。

おまけ:BTOSの「BTOセルフメイドキーボードキット」

BTOSの「BTOセルフメイドキーボードキット」は、オリジナルキーボードが作成できる商品です。別売りされているスイッチやキートップなどから好きなものを選んできて、自分好みの配列でキーボードを作っていきます。

BTOセルフメイドキーボードキットという商品名ではあるけれど、組み立て工作をするのは購入者。電子工作と電子回路に関する一般知識が必要になります。

BTOの使い方・例文

「BTOといえば、パソコン!」と連想する方は少なくないですよね。

しかし、BTOはパソコン業界の専門用語ではありません。BTOはそのほかの業界でのビジネス会話にも登場する場合があります。BTOをどのように使うのか、例文でイメージしましょう。

例文1

上司

デスクトップパソコンを買い替えたいんだけど、おすすめの機種を教えてくれないかい?
BTOデスクトップPCがおすすめです!カスタマイズで内蔵HDDの増設をしておけば、容量不足もそうそう起こらなくなりますよ。

新人

上司

僕はパソコンにくわしくないから、新人君がBTOオプションの選択をしてくれると助かるなぁ。昼食をおごるから、注文のお手伝い頼むよ。
例文2

上司

今度発表する新型自動車は、フラッグシップモデルをBTOに対応した商品にしようと計画しているんだ。
なるほど。BTOサービスで選ぶ贅沢を提供するわけですね。

先輩

【番外編】BTOがつく言葉

BTOは、趣味や娯楽の分野でも登場します。今回ご紹介したBTOの意味とはあまり関係がありませんが、あなたの興味を引くBTOがないか探してみましょう!

アニメ化もした「BTOOOM!」

「BTOOOM!」は、日本のバトルロイヤル漫画です。作者は井上淳哉さん。アニメ化されて、2012年10月にテレビ放送されていました。

メンバーが魅力的な「BTOB」

「BTOB」は、2012年3月にデビューした韓国・アメリカ出身の男性アイドルグループ。作詞・作曲ができるメンバーが多い、魅力的な実力派集団です。

品ぞろえと安さが魅力「BTO SPORTS」

「BTO SPORTS」は、オフロードバイク用品を取り扱っているアメリカのオンライン小売業者。品ぞろえが豊富で、セール品は、日本で購入するよりもかなり安く手に入れられます。

製造業に従事するならBTOの意味を知っておこう!

BTOは、パソコンや自動車など、製造業でよく用いられるワードです。

消費者にとって、大量生産品とは一味違う自分のほしいに応えてくれる製品を手に入れられるメリットがあります。企業にとっては、在庫リスクを減らせる利点がありましたね。

その反面、注文方法が面倒になる・納期が長くなるなどのデメリットも。

製造業に従事するならBTOの意味や特徴を理解し、ひとつのビジネスモデルとして頭に入れておきましょう。