転職時期は何月がベスト?タイミングの見極め方

転職時期

転職するなら有利な時期を選んで進めたいし、円満退職もしたい・・・。そんな良いタイミングでの転職を狙っている人に、転職時期の選び方、見極め方を紹介します。さまざまな観点からタイミングを見計らって、よりスムーズで無理のない転職活動と退職準備を進めましょう。

転職時期の選び方

転職時期を選ぶポイントは3つあります。それは自分の都合と今いる会社の都合、そして求人数の移り変わりです。自分の市場価値が高く、有利に進められるタイミングを選ぶのは当然ですが、お世話になった会社の都合も考慮するのが社会人として常識となります。また、求人はいつでも一定量あるというわけではないため、求人数の変化に合わせて有利な時期を選ぶことも大切です。

自分に都合の良い時期を選ぶ

自分に都合の良い時期とは、自分を欲しいと思ってくれる企業が多い時期です。入社年数や経験、スキルの構築が十分であれば、良いタイミングと言えるでしょう。また、ボーナスの時期が近くなっているならば、ボーナス支給を待って退職することで損せずに転職できます。

また、人間関係のトラブルやストレスを抱えており、心身に負担が大きくなった場合も転職のタイミングと言えそうです。

現在の職場に都合の良い時期を選ぶ

現在いる会社は、転職したいと考えるだけの不満もありますが、今日まで自分を育ててくれた場所です。お世話になった同僚や先輩、上司などに迷惑をかけないためにも、人間関係を壊さないためにも現在の職場にも配慮して時期を選ぶことが必要となります。

基本的には、繁忙期やボーナス後すぐは避けて退職します。忙しい時期に辞めたら他の人に迷惑をかけますし、ボーナスをもらってすぐに辞めるのはマナー違反です。さらに引き継ぎ期間はたっぷり取って、後継の人が安心して業務につけるようにします。

業界や社会的に都合の良い時期を選ぶ

求人数は会社組織内の動きに合わせて、年間通して変化しています。社会全体で求人が増えるのは、決算時期や新規プロジェクト立ち上げに合わせた2~3月や9月~10月です。また、業界ごとに求人が増える時期もあります。業界ごとの繁忙期の前あたりは、その業界内で求人が増加する傾向があります。

3つのタイミングを鑑みてベターな時期を選んで

転職時期を選ぶなら、総合的に自分にも会社にも良いタイミングを選ぶことが大切になります。自分を優先しすぎて、遺恨を残さないようにしたいものです。同じ業種ならもちろん、他業種に転職する場合でも、いつどこで以前の職場の人と関わるか分かりません。以前の同僚や上司と新たにビジネスで関わる場合、悪印象では目も当てられません。円満退職をすることは、会社のためだけでなく将来の自分のためでもあるのです。

自分の都合で転職時期を選んでみよう

スケジュール帳

自分の市場価値など、自分のことを考えた損のない転職時期を選ぶことは、将来的にも後悔せずに働くために大切になります。自分のキャリアの形成状況によってチャレンジできる仕事も違ってくるため、慎重にタイミングを見たいものです。

キャリアで選ぶ転職時期

キャリアや年代ごとに求められるものは違います。自分が就きたいポストややりたい仕事があるなら、それに合わせたタイミングで転職を決めたいものです。ただし、時期によってはチャレンジが難しいものもあります。

入社3年目はポテンシャル入社にちょうど良い時期

入社3年目くらいの若手と呼ばれる時期はまだまだ経験は足りませんが、ポテンシャル入社が可能です。異業種、異職種にもチャレンジできるので、未経験転職を考える時期としては最適です。

入社5年目からなら即戦力としても可

入社5年目以降、30代くらいまでのタイミングでは、即戦力として求人が多くなります。経験も積み、転職市場で価値が高いと言われる時期です。20代後半くらいまでなら未経験も無理ではありませんが、どちらかと言えば同職種で転職しやすいタイミングとなります。

40代なら管理職のポストも狙える

40代からの転職は、実践力プラスマネジメント力が期待される管理職求人も目指せます。ただし、これまでのキャリアがしっかりと積み重ねられていない人や未経験転職を目指す人には厳しい時期でもあります。プレーヤーとしての求人も減ってくる年代です。

ボーナス時期を上手に回避して転職

ボーナスをどうするかということも、転職を決めるには大きな問題です。ボーナス時期が近い場合には、「もらってから退職したい」と思うのが当たり前でしょう。ボーナスをもらってから退職するならば、ボーナスの査定前には転職の意思を伝えないことが大切です。退職の意を伝えてしまうとボーナスの査定に響き、減額の恐れがあります。

自分の準備状況に合わせて転職

転職前には十分に準備をしておきたいものです。準備が不十分だと、転職活動で思うような成果が得られないことがあります。取得しておきたい資格を既に持っているか、経験を十分に積み、転職先でアピールしたり実践で活用したりできる段階になっているか、考えてみましょう。

準備が満たない場合には、現在の職場で働きながら、資格取得の学習をするなり、自分に必要な経験やスキルが得られる仕事に励むなり、必要なアクションを取る必要があります。

家庭の事情やメンタル面の問題でやむを得ないことも

病気や家族の介護、どうしても仕事や会社の人間関係が耐えられなくなることもあります。心身に負担がかかり、つらい場合には無理をしないことがもっとも大切です。できれば、しかるべき部署や上司などに相談してみることも必要ですが、対策がない場合には早急に転職や退職準備を進めましょう。

我慢できるなら不満や不安の解決も目指してみよう

不安や不満を抱えている時期は負のオーラが出て転職がうまく行かないこともあります。やむを得ず早急に退職の必要がある場合はともかく、我慢できる範囲であれば解決を目指してみるのも良いかも知れません。

「仕事がつまらない」「上司が分かってくれない」などの不満や不安は、自分で仕事を取りに行ったり、腹を割って話し合ったりすることで解決できることもあります。そうやって一つの山を越えた人は強く、プラスのオーラに包まれて採用担当者からも魅力ある人材に見えるものです。

お世話になった会社から円満退社しよう

花束贈呈

今は不満があるにせよ、成長を支えてもらったこともあるでしょうし、新しい仕事で顔を合わせないとも限らないので、これまで培った関係を壊すのは得策ではありません。必要な手順を踏んで迷惑をかけないで退職することは最低限のマナーです。

ボーナスをもらった後すぐはNG

ボーナスをもらってすぐに退社する行為は上司や同僚などに不快感を与え、やる気を損なわせる恐れがあります。他の社員の心象を悪くしないように、ボーナスをもらって退社したい場合には1~2週間ほど時期をずらして退職意思を伝えましょう。さらにその後1か月程度の引継ぎ期間を経ると、もらい逃げの印象が薄くなります。

繁忙期は避ける

繁忙期に欠員を出すのは企業に大きな損失となります。急に人手不足となり、一緒に働いてきた同僚や上司にしわ寄せが行ってしまうことで人間関係にもひびが入りかねません。関わっているプロジェクトが完了していないのに辞めるのも迷惑になります。

また、同業への転職の場合、同時期に繁忙期となり、人事関係の対応が遅くなり採用事務手続きが遅くなる可能性も高いものです。自分のためにも繁忙期は避けて入社時期を設定した方が良いでしょう。

退社予定の1か月前には意思を伝える

民法では退職届は退職日の14日前までに出すことになっていますが、1ヶ月程度余裕を見て提出するのが一般的です。また、就業規則で何日前と決められている場合もあります。その間に引継ぎや退職手続きを行ないますが、退職日までに間に合わないということのないように調整が必要です。計画を立てて引継ぎを進め、必要であれば書面で残します。

・調整は転職エージェントの利用が便利

入退社の調整は難しいものです。現職では引きとめにあったり引き継ぎが上手く進まなかったりすることもありますし、採用した企業は早めに来て欲しいと願うことが多くなります。この2つの会社の思惑の間で調整する自信がない人は、入社日の調整などの橋渡し役となってくれる転職エージェントの利用をおすすめします。

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転職に良いシーズンを狙おう

求人は社会全体、もしくは業界的に増える時期、減る時期があります。一般的には増える時期に合わせた方がよいと考えられますが、減る時期にもメリットはあるので自分の仕事選びに向いているタイミングで行なうことが必要です。

求人が増える2月と8~9月

求人が全体的に増える時期は、数が多い中から選べて、チャンスも多くなります。ただし、同じ事を考えて転職活動を始める人も多いため、ライバルも増えがちです。また、暑さや寒さなど、気候的にも厳しくなります。

ニッチなねらい目の4月~7月

新卒採用が終わってから夏前までは企業の採用活動も落ち着きを見せます。ただし、求人がなくなるわけではなく、中には穴場求人や掘り出し物の求人が出る可能性もある時期です。

求人数も少ないけれどライバルも少ないので、魅力的な仕事や大手企業などの求人でも採用されるチャンスとなります。また、この時期の求人は採用側も急いでいたり必然に迫られていたりすることが多いため、応募から採用決定までスムーズに行きやすい傾向があります。

・転職サイトでこまめに情報収集を

転職時期を選ぶなら、転職サイトを小まめに覗いて常に新しい情報をチェックすることも大切です。季節や社会情勢に関わらず、自分にピッタリの優良求人に出会える可能性もありますし、求人数の変化を肌で感じて転職時期を選べます。DODAは求人数が多く、転職市場のチェックに向いています。

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冬は寒さ対策・夏は汗対策に注意を

求人が多い2月は寒く、8月は暑く、それぞれの気候が転職活動の妨げとなります。この時期に活動を控えている場合には、気候に合わせた対策が必要です。いずれの季節もいつも以上に体調管理を怠らず、風邪や熱中症などに注意しましょう。また汗やにおいの出やすい夏の面接には清潔感を損なわない工夫が必要です。

総合的に良い時期を見つけて転職を

カレンダー

転職時期は、さまざまな観点から総合的に見極めることが必要です。自分のタイミングで選ぶだけでなく、現在の職場の都合も考えなければいけません。自分にも都合がよく、関係各所に迷惑をかけないような良いタイミングで選びましょう。また、転職市場の動向のチェックも大切になります。