フリーランスになって、仕事はあるのか?どこで仕事探しをするのが正解?

フリーランス 仕事

時間や場所にとらわれない働き方として、最近より注目を集めている「フリーランス」という働き方。

フリーランスとは…企業に雇用されずに働くので、
・自分のスキルを高値で売る
・したいことを仕事にすることができる
・隙間時間の活用ができる
・収入の底上げのため副業として働ける、などの特徴があります。

メリットが魅力的なため、「フリーランスで働きたい」と感じる方も、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、フリーランスという働き方の「今」を調査して、フリーランスの仕事はあるのかどんな仕事があるのか?これからのフリーランスの仕事とは?という部分をお伝えしていきます。

また、フリーランスの仕事の探し方もお伝えします。「フリーランスの仕事探しって大変そう…」「フリーランスの仕事はどうやって受けるの?」と、疑問に感じている方はぜひ、あわせてチェックしてみてください。

フリーランスという働き方

フリーランス 仕事 1
ここでは、フリーランスの働き方についてご紹介します。

多岐にわたるフリーランスを4つのタイプに分類

「フリーランス化できない仕事はない」といわれているくらい、フリーランスの働き方は多岐に分かれます。その多岐にわたる仕事の仕方を大きく分けるとまず以下の2つに分類されます。

副業系フリーランス 雇用関係を持ちながらフリーランスの仕事をする
独立系フリーランス 雇用関係を持たず、独立してフリーランスの仕事をする

また、さらに細かく分けていくと以下のような「4タイプ」に分かれます。
参考:【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版

さらに分類した4タイプを紹介

2つに分類したものをさらに以下の図のように4タイプに分類しています。

フリーランス タイプ

引用:【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版

副業系フリーランス
・副業系すきまワーカー
454万人、41%(フリーランス全体の構成比率)
常時雇用されているが、副業としてフリーランスの仕事をしている。若年層が増加傾向

・フリーランスでのお仕事状況

平均フリー歴:4.4年
平均労働時間(週):6.4時間
平均年収:74万

・複業系パラレルワーカー
290万人、26%
2社以上の企業と契約ベースで仕事をしている。常時・一時雇用関係あり。男性が増加傾向

・フリーランスでのお仕事状況

平均フリー歴:6.1年
平均労働時間:13.6時間
平均年収:154万

※雇用関係を持つフリーランスの「副業系フリーランス」(①+②)でフリーランス全体の約7割の人口比率になっています。

独立系フリーランス
・自由業系フリーワーカー
53万人、5%
雇用関係無し!独立したプロフェッショナル。個人事業主。

・フリーランスでのお仕事状況

平均フリー歴:8.6年
平均労働時間:15.4時間
平均年収:157万

・自営業系独立オーナー
322万人、29%
個人事業主・法人経営者で1人で経営している。男性のシニアが多い。年齢では50代~60代以上で6割。男女比でいうと男性が8割近く。

・フリーランスでのお仕事状況

平均フリー歴:15.4年
平均労働時間:33.3時間
平均年収:356万

フリーランスの職種

色々なタイプの働き方がありましたが、職種もさまざまあります。フリーランスで多い職種をピックアップしてみました。1例として参考にしてみてください。

クリエイティブフリーランス
デザイナー(WEBデザイナーや、ファッションデザイナー、グラフィックデザイナー、ゲームグラフィックデザイナー、インダストリアルデザイナー、イラストレーターなど)、編集者、映像ディレクター、コピーライター、フォトグラファー、アーティスト、エンジニアなど。フリーランスが多い職種。

ビジネスフリーランス
エンジニアやライター(ルポライター、ブックライター、WEBライターなど)、コンサルタント、広報や人事・財務などのスペシャリストなど。急速な増加傾向にあるフリーランス職種。

職人フリーランス
スタイリスト、美容師、フードコーディネーター、ハンドメイド作家、ハウスキーパー、スポーツトレーナー、講師など、特定の技能を提供する職種。最近では女性に人気の自宅で講師業を営む「サロネーゼ」やプチ起業などもここに含まれます。弁護士、司法書士、行政書士、税理士、弁理士、公認会計士、社労士などの士業は法人化せずにフリーランスとして働く場合も。

参考:フリーランス協会プロフェッショナルな働き方・フリーランス白書

フリーランスを取り巻く状況

2018年現在、フリーランスという働き方はどのような状況になっているのか、以下にまとめてみました。

・年金支給開始年齢の引き上げ(68歳からになるかも)
・政府が人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインに係る検討
定年後も働ける働き方が模索されている

・専門性の高い仕事で、スキルや経験を活かして働きたい
・初心者でも手軽に始められる副業で家計の助けがしたい
(副業としてフリーランスを始めたい人は就業人口の約7割とも)
→政府の「新しい働き方改革」による副業解禁の流れや、クラウドソーシングサービスの一般化により需要も供給も増えてきている

・仕事を発注する側にも、「人材不足の解消」「時代の流れに合わせるためのスピード向上」などのメリットがある

このことから、フリーランスはこれからの時代に求められている働き方といっても過言ではないのではないでしょうか?

フリーランス人口の推移

フリーランス 人口推移フリーランスの人口は2015年から比較すると、913万人から1,119万人へと22.6%増になっています。

労働力人口比率では17%となっていて増加傾向にあります。

ちなみにフリーランス先進国のアメリカではフリーランス労働比率が、2020年には「50%」になるのではともいわれています。日本もすぐとは言いませんが、労働比率が増えていく傾向にあることは間違いなさそうです。

また副業フリーランスの推移についてみてみると、2015年533万人だった副業フリーランス人口が2018年744万人に増加しました。さらにこの数字は今後も増加が見込まれています。副業 人口推移

 

データ引用:【ランサーズ】フリーランス実態調査2018年版

これからのフリーランス

これからのフリーランスについて要点を先にまとめておくと以下のようになります。

・フリーランス人口は増えていく予想、副業フリーランスはより増加する
・課題も多い

今後も確実にフリーランスという働き方は増えていきます。その根拠としては以下のようなものが挙げられます。

・独立や副業が以前よりも断然楽にできるようになった
ネット環境さえあれば、地方に住んでいてもビデオチャットでやり取りをしたり、クラウドストレージなどを活用して簡単にデータなどを共有するなど、誰でも手軽に事務所、その他の設備などを確保しなくても独立や副業がしやすい状況になってきました。

・定年後のシニア世代の働き方として注目されている
65歳に定年した後、それまでの仕事のキャリアやスキルを活かして独立開業する働き方のフリーランスも増え続けている(士業や技術系が多い)

・副業としてのフリーランスの需要はさらに多い
同じく「フリーランスを取り巻く状況」でも説明しましたが、「副業解禁」の流れができているためさらに労働人口は増える見込み

社員の兼業・副業について、推進している企業は0.3%、容認している企業は22.6%
(2017年2月リクルート調べ

・フリーランスを今後利用したいとしている企業は33.5%
現在の企業でフリーランス人材を活用している企業は18.9%です。そして今後利用したい企業はなんと33.5%もあるため、これからの需要増も期待できます。
参考:経済産業省「雇用関係によらない働き方に関する研究会報告書」2017

課題も多い
企業の「フリーランス人材活用リテラシー」が不十分だということが課題として挙げられます。企業側がフリーランスの扱い方がわかっていない・慣れていないため、案件ごとの発注に不慣れで(納期、作業範囲、その他条件)などをあいまいなまま発注してしまったり、支払い方法なども企業ごとにまちまちなのでトラブルになってしまうなどのケースも多くあります。

また、フリーランスの最大の障壁となっている「不安定さ」も課題として挙げられます。個人で行うことが多いフリーランス。もし体調を崩してしまって長期入院することになったら…などのための保証制度の整備がなされていないのが現状です。個人が判断して、フリーランスのための保険に入るなどのリスク回避をしなければいけないようになってしまっています。このような補償制度については、今後の政府の動きに期待したいところです。

フリーランスの仕事の探し方を紹介

フリーランス 仕事 2
ここでは、フリーランスの仕事の探し方をご紹介します。

顧客からの紹介

先に紹介した「クリエイティブフリーランス」の仕事獲得方法で特に多いのが「紹介」です。

発注内容プラスαのクオリティの高い仕事をしていれば、クライアントの案件に対する満足度が高くなります。満足度が上がることで信頼を得ることになり、紹介という形で仕事が広がっていくパターンは結構あります。

1度仕事をして終了となってしまうと都度、仕事探しの時間を持たなくてはいけないため効率が下がってしまいます。逆に、紹介が集まりすぎてパンクしてしまうという場合もあるので、上手な「仕事の断り方」もマスターしておきましょう。

前職から仕事をもらう

フリーランスになる前に勤めていた会社から外注という形式で仕事をもらうこともあります。前職での仕事の仕方や交渉の仕方で仕事がもらえるか変わってくるので、もらえたらラッキーという感じで良いでしょう。この部分のみに頼っていると、フリーランスになった意味もあまり感じらないので、あまり重きを置かない方がいいでしょう。

知人からの紹介

フリーランスをしていると、研修会に参加したり、同職種のフリーランス同士での交流などもあります。SNSなどでつながり知人が増える場合もありますよね。基本的に1人での仕事であるフリーランスなので、このような情報収集は仕事をするうえでもプラスになります。

そして同業種や近い業種の人と知り合っておくことも結構プラスになります。「私はこんな仕事ができるよ」と知人に知ってもらっておくことで、知人づてで「こんな仕事ができる人を探している人がいるよ」と教えてもらえることもあります。

必ず関係づくりをした方がいいというわけではありませんが、知人が営業をしてくれるのでありがたいことには変わりありません。逆にクライアントに自分が専門外の仕事でも、いい仕事ができる知人を紹介できるということも。

営業をかける

営業と聞くと、難しそう・やりたくないという方が大半ではないでしょうか?しかし、フリーランスは自分で仕事を取りにいかなければ仕事が降ってくることは(ほとんど)ありません。まずは自分を分析(差別化できる強みや自分ができることの明確化など)をし、関係づくりができる場に出かけることです。

名刺を持っていくこと、身なりを整えておくことなどに注意してセミナーや交流会などのコミュニティに参加して関係づくりをきっかけに営業をかけていくのがおすすめです。企業に目星をつけて、提案書を持参するといった方法などもありますが、難易度は高くなります。

SNS、ブログ、WEBサイトを活用して営業

「フリーランス 職種」などでSNS内を検索するとフリーランスで働いている人のさまざまな情報がヒットします。コミュニティやセミナーなどの情報も得られるので、ぜひチェックしてみてください。

また自分の職種に特化したブログ、WEBサイトを運営することが、大きな営業活動になる場合もあります。このブログやWEBサイトが作れる人に頼めばこれくらいの仕事をしてくれるということがわかるようにしておくことで、問い合わせが増えるというケースも多くあります。

フリーランス向け求人サイトを利用する

求人サイトは身近なものですよね。アルバイトの検索などでも使ったことがある方も多いのではないでしょうか?その求人サイトのフリーランス向けサイトというものもあるんです。「エージェント ライター」や「求人 エンジニア」などで検索すると適したサイトが見つかります。

ITエンジニアは専用の求人サイトも

近年、需要の高い職種としてIT関連のエンジニアが挙げられます。案件単価も比較的高く、また仕事の発注件数も多いためこれからフリーランスをと考えている方にはおすすめとなっています。ITエンジニア向けの専用サイトとしては、業界最大の案件数のレバテックがおすすめ。
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クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングとは、インターネットに接続できる環境さえあれば、全国どこにいても仕事ができるサービスのことです。クラウドソーシングサイトでは数多くの発注案件から受注者が仕事を受けて納品するまでをサイト内で行うことができるようになっています。

仕事内容によっては、単価の低いものも多く存在していますが、無料で簡単に登録でき始められるので敷居が低く初心者でも始めやすいので実績をとりあえず作りたい!という方にはおすすめの方法です。隙間時間を活かした副業などにもピッタリです。クラウドソーシングサイトの中では、初心者でも使いやすい!クラウドソーシングサービス業界、最多200万件超えの依頼実績のランサーズがおすすめです。
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また、システム開発や翻訳が気になる方は、ユーザー数・案件数がクラウドソーシングサービス業界トップクラスのクラウドワークスもおすすめ。
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お仕事専用のマッチングアプリも

完全審査制でAIが希望に合った仕事や経営者とマッチングをしてくれるアプリもあります。プロフィールを登録して、マッチングをしてもらい興味があれば実際に会ってみることもできます。オフラインでのイベントがあるなどつながりを作るためにもいいでしょう。お仕事マッチングアプリとしては毎日10人をAIが自動でマッチングしてくれるyentaがおすすめです。
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また、そのほかのマッチングアプリとしては「利用制限地域無し」で経営者と会えるLinkerもおすすめ。
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【注意】複数を使い分けて仕事探しをしてみよう

先にも簡単に紹介しましたが、仕事探しの方法は複数を使い分けるようにしてください。リスク分散や同職種の仕事の需要などを広い視野で把握しておくためにも、さまざまな方法で情報収集しておくようにしましょう。

フリーランスの仕事探しはあなた次第で楽になる

お仕事探しももちろん重要ですが、同じ顧客からの仕事でこなせる仕事の内容を増やして仕事増を図るという方法もあります。

仕事は、自分で探さなくてはいけないのがフリーランスです。そのため「敷居も高いのでは?」と感じがちですが、仕事探しの方法はさまざまなものがありますし、1度できたつながりを強くしていくことで仕事探しに使う時間は限りなく少なくすることができます。

業種・職種によって方法は異なりますので、あなたのできる方法を探してみてくださいね。