アプライとはどんな意味のビジネス用語?使い方・英語・関連用語をチェック

アプライとは「申し込むこと」

上司

社内の英会話講習の受付期限明日までだけど、アプライ済ませたか?
えっと…アプライとは…何をすればいいのでしょうか?

新人

上司

「申し込みは済ませたか?」ってことだ。しっかり英語の勉強してくれよ。

この会話のように、何かに申し込みをするときに、よく『アプライ』という言葉が使われます。しかし、実はアプライはいろんな分野で登場し、それぞれで意味する事柄が違っています

どんなシーンでアプライが登場してもきちんと会話が理解できるよう解説していますので、しっかり学んでいってください。

アプライの意味をチェック

『アプライ』は、英語でも日本語(カタカナ語)でも意味は一つではありません。そのため、単語だけで判断することはできません。そこでまずは、英語ではどんな意味があるのか?日本語ではどういう意味を指すのかについて明確にしておきましょう。

日本語のアプライには意味が2つ!

日本語として使われるアプライには2つの意味合いがあり、前後の文脈でどちらの意味なのかを判断する必要があります

①:申し込む・志願する・応募する

主に使われるのは、申し込む』『志願する』『応募するという意味です。就職活動や資格試験に携わる時にあなたも見聞きしたことがあるのではないでしょうか。

②:〜を当てる

アプライは『~を当てる』の意味合いでも使われます。その際は、『何を』当てるのかによって用語の意味が違ってきます。

たとえば、何かに意識を当てることは『専念する』、ある技術を何かに引き当てる場合には『応用する』といった意味合いになります。

アプライの英語

アプライのスペルは『apply』で、このような意味をもっています。

■申し込む
■応募する
■適合する
■(~に)適用する
■用いる
■当てる/(~に)当てる
■塗る
■注ぐ など

このように、たくさんの意味があるため、熟語や英文でもいろいろな表現がされます。参考までに、以下にわかりりやすい例をいくつかあげてみました。

■to apply make-up(化粧をする)
■apply lipstick(口紅を塗る)
■please apply(申請してください)
■apply oneself to~(~に専念する)
■apply for a clerical position(事務職に応募する)
■apply for a credit card(クレジットカードを申し込む) など

[ビジネス版]アプライの使い方・例文

アプライはたくさんの意味を持つので、きちんと意味を理解していなければ正しい使い方ができません。ここではビジネスシーンでどのように使うのか、例をいくつかあげてみました。

例文1
パソコンに入っているこれはとても便利な機能だと思うので、ぜひスマホ用にアプライしてもらいたい。
「パソコンで使っている機能をスマホ用に応用してほしい」ということを言っています。

例文2
これまでの実績が実を結んで管理職につくことができました。これまで以上に業績を上げられるよう職務にアプライする所存です。
「新たについた役職での職務に専念する」ということを言っています。

例文3
もう10社以上の企業にアプライしているけど、まだ内定をもらうことができていない。
例文4
気になる企業が見つかったら、とにかくアプライシートを提出してみよう。行動しなければ始まらないよ。

この例文では、「申請する」「応募する」という意味でアプライが使われていますね。

今はインターネットでも求人が多数あり、規定フォーマットの応募用紙も用意されています。まずは応募用紙を見て選考をするという企業も多いので、「気になる企業があれば、積極的に提出しましょう」ということを言っています。

先輩

前後の文章で『アプライ』の意味は変わってくるので、文脈から判断することが大切よっ。

アプライの類語・関連用語

カタカナ語の中にはアプライの意味と混同しがちな言葉がいくつかあります。正しく『アプライ』を使えるようにするためにも、次に紹介する言葉との違いをしっかり把握しておきましょう

アプライアンス

アプライアンスはIT用語として広く使われており、ある特定の用途で使うために最適化された専用機器のことを指しています。たとえば、特定の用途用にプログラムされたサーバのことを『アプライアンスサーバ』といい、医療機器であれば、『メディカルアプライアンスといいます。

英語では『appliance』と表記し、『装置』『設備』『電気製品』という意味をもっています。

アプライト

一般的には、有色鉱物をほとんど含んでいない細粒の火成岩のことを指しています。御影石として広く知られている花崗岩(かこうがん)と組成が似ていることから、半花崗岩(はんかこうがん)とも呼ばれています。

そのほか、プレス機器のフレームの側柱部分のことも『アプライト』といいます。どちらのことを言っているのかは文脈で判断しましょう。

アプライド

アプライドの英語のスペルは『applied』で、『適用された』『応用の』などの意味をもっています

この『アプライド』という言葉は、社名としても利用されており、パソコン量販店チェーンストアを運営する企業である『アプライド株式会社』、半導体チップやディスプレイの製造に携わる『アプライドマテリアルズ』などがあります。
参考 APPLIED(アプライド)トップページ 参考 APPLIED MATERIALS(アプライドマテリアルズ)トップページ

[番外編]いろいろな分野で登場するアプライ

ここで学んでいるアプライとは少し意味合いが違ってきますが、いろいろな分野でアプライが登場します。参考までにいくつか紹介しておきますね。

占星術で「接近」を意味するアプライ

占い好きの人なら知っているかもしれませんが、占星術用語の中にも『アプライ』があります。ここでは、動きの速い天体が、その天体よりも遅い天体に近づくことを指しています。

生物学や実験で「注入」を意味するアプライ

荷電粒子や分子が電場の中を移動する現象のことを『電気泳動』といい、主に分子生物学や生化学でタンパク質を分離する方法です。このときに、電場の中にたんぱく質のサンプルを注入することを『アプライする』といいます。

応募や申し込みの際は「アプライ」を使いこなそう

社会人になっても応募や申し込みをする場面に遭遇することはあります。また、今後転職を考え、実際に活動する際にはもっと『アプライ』という言葉を目にすることでしょう

会話の中でアプライを正しく使いこなすためにも、この機会にしっかりと覚えておいてくださいね!