アルゴリズムとは?今さら聞けない意味を具体例からわかりやすく解説!

「アルゴリズム」とは

耳にする機会が増えた「アルゴリズム」という言葉。意味がわかりそうでわからないという方も多いのではないでしょうか?

アルゴリズムとは、簡単にいうと「答えを出すための効率的な方法」のことです。微妙な意味合いや使い方については、この記事を読んで確認していきましょう!

「アルゴリズム」の意味は?

アルゴリズムは英語で「algorithm」と書き、直訳すると「算法」や「演算法」という意味になります。

もともとプログラムを作るときに使われていた言葉であり、問題を解決したり、目標を達成したりするための計算方法という意味合いで用いられてきました。

しかし、現在では少し広い意味でとらえられるようになっています。プログラムに関してだけでなく、「問題を解決するための効率的な方法や手段」という意味合いで用いられているのです。

アルゴリズムの意味
・問題解決のための算法
・問題解決のための効率的な方法

アルゴリズムの意味は、主にこの2つであると解釈しておけばOKです!

例文:「会社の業績がふるわないのは、アルゴリズムが欠落しているからじゃないですか?」

アルゴリズムの考え方

アルゴリズムとは何なのか、より具体的なイメージを持っていただくために、身近な例から考えていきましょう。

例:にんじんのみじん切りを効率よく行いたい!

にんじんをみじん切りするという目標を達成するには、いろいろな方法が考えられます。ここでは、次の2つのパターンを考えてみます。

方法①:薄く輪切りにしてから、1枚ずつ縦・横に切る。
方法②:薄く輪切りにしてから、数枚を重ねて縦・横に切る。

輪切りにするまでは同じだとして、そのあとに1枚ずつ切るのか、何枚か重ねて切るのか…。この場合だと②の方が効率的な方法になりますよね?

「にんじんをみじん切りにする」という問題解決のために効率的な方法は②ということになります。

この例にあるように、ある問題解決のための効率的な方法=アルゴリズムといえます。

「アルゴリズム」の例

アルゴリズムという言葉はプログラミングをはじめ、さまざまな分野で使われるようになってきているので、例を確認していきましょう。

IT・プログラミングにおける「アルゴリズム」

アルゴリズムという言葉は、コンピュータのプログラミングにおいて用いられてきました。アルゴリズムの種類はたくさんあるのですが、ここでは有名な「ソートアルゴリズム」について、バブルソートというアルゴリズムを例にご紹介します。

「ソート」とはデータを規則に沿って整列させることで、エクセルなどにも機能が備わっています。バブルソートでは、データの末尾から順に比較と入れ替えを行うアルゴリズムです。

例:{10, 5, 4, 1}を昇順にソートしたい。

{10, 5, 4, 1}
→{10, 5, 1, 4}(1と4を入れ替え)
→{10, 1, 5, 4} (1と5を入れ替え)
→{1, 10, 5, 4} (1と10を入れ替え、先頭が確定)
→{1, 10, 4, 5}(4を5を入れ替え)
→{1, 4, 10, 5}(4を10と入れ替え、2番目が確定)
→{1, 4, 5, 10}(5と10を入れ替え、すべて確定)

このように、末尾にきた数字を前の数字と順番に比較しながら、必要に応じて交換していきます。

これも数字を順番に整列させるという問題解決のためのやり方という意味で、アルゴリズムに該当します。

ファッション業界における「アルゴリズム」

人工知能や画像認識の技術が発展してきた今、ファッション業界でもアルゴリズムを活用する流れにシフトしてきています。

例えば、アメリカでファッションアイテムのレンタルサービスを提供するLe Toteでは、バイヤーが6名しかいません。

実際に消費者がオンライン上でどんなアイテムをお気に入りに登録しているのかなどを分析することで、買い付けるアイテムの選定をサポートしてくれるのだそうです!

このように、買い付けるアイテムを選ぶための「効率的な手段」を実現するために、ファッション業界でもアルゴリズムが活用されてきているのです。

「アルゴリズム体操」はアルゴリズム?

NHK教育のピタゴラスイッチという番組でも、芸人の「いつもここから」がアルゴリズム体操というパフォーマンスをしていましたね。「アルゴリズム行進」というものも人気がありました。

ここでいうアルゴリズムは、本来の「アルゴリズム」の意味に当てはまるのでしょうか?その答えはNOです。

アルゴリズム体操では、1人では意味のない動きでも、2人並んで動くと意味のある動きになるのだそう。しかし、ここに「問題解決のための効率的な方法」という側面はありません。

アルゴリズムという名前はついていますが、単なる体操と同じ位置付けということになります。

「アルゴリズム」で効率化

私生活やビジネスシーンにおいて、「問題解決」が求められる場合は多々あります。それらを解決するために、もっとも効率的な方法(=アルゴリズム)を考えるように心がけたいところです。アルゴリズムで他社やライバルと差をつけましょう!