インターンシップとは?給料や服装は?企業・大学生の目線から考える目的を徹底解説

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インターンシップとは、お仕事体験のこと!

先輩

私は学生のときこの会社のインターンシップに参加したの。就職氷河期で色々しないと不安だったからね…

ええ!そんな昔からインターンシップってあったんですね!?

新人

先輩

失礼な!就職氷河期ってリーマンショック後のだからね!バブル崩壊後とかじゃないからね!

就活の際、職場の雰囲気を知ることは非常に重要です。インターンシップは企業のお仕事体験に参加することで、その会社で働くイメージがより掴みやすくなります。ちなみに「就活」の言葉が生まれたのは、先輩が生まれた頃 バブル崩壊のときだそうですよ。

インターンシップの意味をチェック

インターンシップは、お仕事体験という意味ですが、具体的にはどのようなものかあいまいな人も多いでしょう。1度ここで確認しておきましょう。

インターンシップって何?

インターンシップとは、学生が企業で実際に働くことができる制度。アメリカやドイツなど欧米諸国ではインターンシップが盛んで、大学から単位を与えられたり、就職活動で有利に働いたりと、インターンシップは非常に重要視されます。日本でも、学生への呼び込みの一環としてインターンシップを実施する企業が増えてきました。

インターンシップの種類

就職活動をしたことがある人はご存知の通り、インターンシップにはさまざまな種類があります

1dayインターンシップ

【1日完結型】

期間:1日

内容:業界の説明・会社の業務の説明・ビジネスゲーム

職業体験というよりは、ワークショップや座談会というイベントに近いものが多い1day型。企業説明会をより深掘りしたもので、気軽に参加しやすいということもあり、就活生に一番人気のあるものです。

短期インターンシップ

【短期間のプロジェクト完遂型】

期間:5日~1ヶ月

内容:設定した課題をチームで取り組む

チームワークやコミュニケーション能力、思考力など、参加者の評価を行う短期インターンシップ。この結果が合否に関わる場合もあれば、参加の有無が関わる場合もあります。

短期インターンシップの特徴は、期間を決めた課題にチームで取り組ませるタイプが多いことです。例えば、「新商品のアイディアを立案しなさい」「新規事業の成功可能性を分析し、マーケティングプランを企画しなさい」などの課題が出されます。

長期インターンシップ

【長期お仕事体験型】

期間:3ヶ月~2年

内容:企業の仕事の手伝い、アルバイト

アルバイトという形態で、実際に会社の中で職業体験を積むのが長期インターンシップです。時給や日給、成果に応じたインセンティブが発生することがほとんどです。会社で社員と同様の業務の一部を行うため、スキルやビジネスマナーが身に付き、就職活動に非常に有利となります。

「インターンシップをする」の英語表現

インターンシップは、アメリカを初めとする諸外国で積極的に取り組まれています。欧米の就活は日本の新卒制度とは大きく異なり、在学中に就職活動をして大学を辞めて就職する人もいれば、大学を卒業してから就職先を探す人もいます。

このインターンシップに参加する場合、「do an internship」「start an internship」「go ~ for internship」などの表現を使うと良いでしょう。ただし、欧米のインターンシップは短期間~長期間のものが一般的です。1日だけのイベントでは、以下のように混乱が生じるかもしれません。

太郎「I’m going to do an internship. 」

ジョン「How long?」

太郎「Only one day. 」

ジョン「…???」

企業・大学生の目線で考えるインターンシップ

インターンシップを行うには、企業も学生も莫大な時間を消費します。企業にとっては、多額の費用をかけるところもあるでしょう。なぜ、インターンシップはあるのでしょうか。その意義とメリット、デメリットも見ていきましょう。

企業側

企業側のメリットは、面接よりも学生の性格や職能を見られる機会であり、企業イメージの向上にもつながる点。しかし、企業イメージは上がることもあれば、下がることもあります。また、費用や時間がかかることはメリットとして挙げられます。

メリット

・入社意欲の高い学生を集められる

・学生の職能を見られる

・企業イメージを良くできる

デメリット

・時間がかかる

・費用がかかる

・悪評が広まる可能性がある

大学生側

学生側のメリットは、企業研究や働く人の暮らしがわかる点につきます。不規則になりがちな大学生活の習慣を規則的に正す機会にもなるはずです。

デメリットは、時間がかかることと、交通費などが支給されない場合は費用がかかること。しかし、「こんなはずじゃなかった」と仕事したり転職に時間をかけることを思えば、この時間は無駄にはならないでしょう。

メリット

・会社の雰囲気がわかる

・仕事の内容がわかる

・働く人の生の声が聞ける

・1日の流れがわかる

・志望動機にリアリティが加わる

デメリット

・時間、費用がかかる

企業はより良い学生を集めること、学生はより自分に合った会社か見極めることができるね

先輩

インターンシップに関するよくあるQ&A

インターンシップについて、参加しようか悩んでいたり、疑問が解決しなかったりということはありませんか?ここで、インターンシップに関するよくある質問とその答えをご紹介していきましょう。

いつからインターンシップをする?

インターンシップの時期は人それぞれですが、1日のイベント型インターンシップは新卒採用募集が始まる前の3月に非常に多く開催されます。それ以前にも、夏や冬の学生が休みを取りやすい時期は多くなります。

短期インターンシップも、採用募集前年の夏、冬が多いものです。長期のインターンシップは、非常に早くから応募できます。大学1年生でも長期インターンシップを申し込む学生もいます。

インターンシップで給料は発生する?

インターンシップで気になるのは給料の有無。イベントの一環である1dayインターンシップで企業側から支給があることはほとんどありませんが、短期~長期の場合企業から支給があることもあります。特に長期間のインターンシップの場合、アルバイトのように実際働くことがほとんどで、給料が支給されるケースが多いです。

インターンシップの服装といえば?

インターンシップの種類に問わず、就職活動の一環ですので、スーツ(場合によってはオフィスカジュアル)が一般的です

ただし、一部の外資系ではジーンズなども社内で認められていることもあるため、その企業のカラーに合わせてもいいでしょう。だいたいはインターンシップ生の募集時に記載されています。外資系のカラーの会社で記載がない場合は担当者に問い合わせるのもいいですね。

[番外編]英語力が役立つ!アメリカでのインターンシップ

アメリカなどの欧米諸国では、インターンシップから実際に仕事に就くという話も珍しくはありません。アメリカでのインターンシップはどのようなものでしょうか。

アメリカのインターンシップ事情

実力主義のアメリカでは、インターンシップ生であっても実績を上げればそのまま雇用されることもあります。正社員としてビザサポートも受けられます。国際的に活躍するチャンスですので、英語に自信がある人は挑戦してみましょう!

J1ビザ取得で有給のインターンシップも!

J1インターンシップとは、アメリカの国務省より認可を受けたインターンシップ・プログラム。J-1ビザを取得し、最長18ヶ月アメリカ国内の企業でインターンシップ生として働くことになります。報酬は月平均1,000~1,500ドル(約10~15万円)。英語での実務経験のチャンスを得ることができます。

語学力・生活面における注意点

アメリカのインターンシップの場合も、有給のものと無給のものがあります。有給の場合、多くは高い語学力が求められます。しかし、有給のインターンシップは、日本のインターンシップより給料が低いことがほとんど。留学と同じようにある程度の貯蓄が必要です。

また、アメリカ企業が住居を用意をしてくれるケースは稀なので、住居や生活費についても考慮しておく必要があります。また、「日本の常識は世界の非常識」といわれるように、欧米文化は日本と異なるので、その地の文化やマナーを知っておかなければいけません。

インターンシップの関連語

インターンシップにはいろいろな種類がありますが、言い方もその手法もさまざまです。インターンシップの関連語も見ておきましょう

インターン制度

インターン制度とは、インターンシップ生を受け入れる・申し込む制度。または、医師や弁護士などが資格的技能を身に付けるために経る課程のことです。

COOP教育

COOP教育とは、Cooperative Educationのことで、学校側と事業・産業連携による実践的なキャリア教育のこと。インターンシップと趣旨は似ていますが、インターンシップが企業側にイニシアチブがあるのに対し、コープ教育は大学などの教育機関が企業と連携して運営されます。

GIFUSHO

GIFUSHOとは、岐阜県立岐阜商業高等学校の生徒が株主となり、インターンシップの形で事業に取り組む株式会社。実際に会社経営を行い株式会社の仕組みを学習することを目的とした企業です。事業内容は、同学校関係のグッズや他企業と共同開発の商品販売です。

名ばかりインターンシップにならないように要注意!

インターンシップは、2000年ごろから就職活動の一環として見なされ、「意識高い系」だけのものではなくなってきました。しかし、ただ参加するだけ、アルバイトのように労働して給料をもらうだけではもったいない!

まだまだ日本の企業体制は世界で見れば「働きすぎ」「ライフワークバランスが保てていない」とされています。いわゆるブラック企業もあれば、社風としてあなたに合わないところもあります。自分の未来のための投資として、企業研究をしっかり行いましょう